冬も終わって桜が咲き始めたのでファミリアRSをスタッドレスから夏タイヤに交換した。デリカD:5はまだ積雪のあるところへ行くので、もうしばらくはスタッドレスのまま。 ファミリアRSも今年で10年ということで、今日はこれまでのRE01Rから新しいタイヤにした。RE01Rよりずっと大人しいファルケン【ZIEX ZE912】だ。ファルケンは住友ゴム工業(旧オーツタイヤ)ダンロップファルケンブランドということになるらしい。元々は大阪の泉大津の会社であり、全身の大日本航空機タイヤ株式会社では航空機タイヤを生産していた。 同社はスタッドレスタイヤの先駆者で、私が北海道に居た時に最初に履いたスパイクレススノー(スタッドレス)もオーツタイヤだった。この仕事を始めてからオートメッセでもファルケンブースの中継をさせていただいたりで、何かとご縁のある会社だ。 ちなみにオンボードカメラのGoProHDの購入を決めたのもGoProが搭載されたチーム・ファルケンの動画を見たからだった。 そしてホイールはRAYS製のスーパーエコを選んだ。RAYSは東大阪の長田にある。以前リベロで履いていたPOTENZA SUPER R・A・Pも軽かったが、このワンピース鍛造のスーパーエコは5.5J15吋で3.9kgとさらに軽い。デザインはSUPER R・A・Pと同様に少し古臭いようだが、よく言えば完成された形ということになるだろう。 これまでのホイールに比べると1本当たり3kg以上は軽くなったようで、205/60サイズのタイヤRE01Rと190/55との差を加えると5kg以上軽くなった。最近はエンジンのトルクが大きくなって、ホイールも重量よりはデザインが重要視されるようだが、やはりバネ下荷重を軽減した効果は大きかった。10年選手のファミリアRSだが、まるで別の車に乗り換えたように生き生きとした印象。バネ下荷重を1kg軽減は車両重量15kgに匹敵すると言われるが、実際にその効果を体感することが出来たのは大きな収穫だった。 ただしメーカーのRAYSも最近の傾向としてECOを看板に燃費向上を売りにしている。しかしこんな旧車用のホイールを本気で作っているところを見ると、狙いはやはりバネ下荷重の軽減が本当の目的だったのではないだろうか?と勘ぐってしまうのは私だけではないと思う・・・・
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