2013年06月14日(金)
2012年11月18日(日)
2012年11月09日(金)
全映協フォーラム2012へ行ってきた。目的はCANONのC500を見るため。
なかなかいい感じ。価格も今使用しているHDCAMの半額ほど。でも使用頻度を考えるとこれはレンタルで十分。
これは14.5〜60mmのズームレンズ。通常の撮影なら十分。それほど高倍率ではないけれど描写はさすが。ただしフォーカスをさわると画角が若干変るのは残念。
これはC300で、このシリーズの最初のモデル。懇意にしていただいているレンタル会社の部長が来られていて「導入決めました」とのこと。
気になたtのはCシリーズ全てで操作部がカメラマン側に付いていること。せっかく新しく開発したカメラなんだからカメラマン側の操作パネルは着脱可能で延長ケーブルで延ばせるようにして欲しかった。また、カメラマンの反対側に付け替えられるなどの工夫があってもよかったのではないだろうか。
無線LANに対応した、ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E6Bを使えば、EOS C300のリモートコントロールが可能。EFレンズ装着時なら、フォーカスや絞り値のコントロールも行えます。また、スマートフォンやタブレットPCなどの汎用機材でも簡易的にリモート制御できます。とのことだが、現場にいつもiPadがあるわけではないし、モニタリングできるフレームレートが遅すぎる。
このクラスのカメラだとパラメーターの操作はカメラマンではなくVEや撮影助手さんの仕事になるわけだから・・・
これはもっとも安価なC100。安いのだがメカニカル式のNDフィルターは搭載されていた。またC100はアマチュアも視野に入れたらしく、価格だけではなくAF機能も備えている。
色々とおもしろい物が出てきてはいるが、現在気になるのはマルチカムの収録システム。4カメを光カメラケーブルで組みたいと望むこの頃。新しいカメラを触ってストレス発散が出来た。
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2012年09月12日(水)
2012年08月16日(木)
先日購入したリングライトを持って公園の林へ行ってきた。街中にあってカブトムシやクワガタなどが見られる貴重な公園である。年々少なくなってきたカブトムシだが、林の中は微かだがカブトムシの匂いが感じられた。
※クリックすると大きなサイズが表示されます。
クヌギの木の根元付近にカブト虫が集まって争っていた。カブトムシの中では強いとされる年々少なくなってきたカブトムシだが、林の中は微かだがカブトムシの匂いが感じられた。カブトムシの中では強いとされる赤カブである。
リングライトはストロボではなくLED式のもので常時点灯だ。モデリングランプも不要であり、オートフォーカスもよくあってくれる。そしてリングライトを付けたカメラを首にぶら下げていると足元灯として懐中電灯よりも明るい。
どうしたのか、体に樹液をつけているメスのカブトムシ。体毛が綺麗だ。
いきなり雄のカブトが襲いかかる。危うし雌カブト。
襲いかかったのではなかった。そう、そうなのだ。いや、やっぱり襲いかかったのである。
こちらはヒラタクワガタの雄。この日はコクワの亜種とされるスジクワガタも見ることが出来た。
夜の公園では色々な昆虫たちと出会える。これはアブラゼミ。極普通のセミだが最近はクマゼミに圧倒されている。
ゴミムシダマシの一種キマワリ。カブトムシの仲間だそうだ。
とても長い名前ワキグロサツマノミダマシという蜘蛛だそうだ。美しい蜘蛛である。
陸貝も見ることが出来た。キセルガイの一種だが詳細はわからない。
LEDを好まなかった私だが、最近のものは演色性もよくなってきた。そして初期のものに比べて非常に安くもなった。そして消費電力が少ないことで機材の軽量化が出来る。
撮影にはNEX-5NにSONY Eマウント専用マクロレンズ E 30mm F3.5 Macro SEL30M35のみを使用した。
LEDのおかげで夜の一層楽しくなった。
使用したLEDライトは以下のもの。価格は日々変化するようだが、私は送料無料を選んだ。
他にも色々出ていてけっこう迷う。注意点はアダプターリングが豊富に付属しているものを選ぶことである。
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2012年06月29日(金)
今月は撮影と編集と企画でほぼ全日が詰まり、夜もろくに眠る時間が取れないほどで月末になってしまった。
ブログの更新は一ヵ月半ぶりになってしまった。
多忙ではあるが、現場で必要なものは作らねばならない。
これはベルボンの小型自由雲台で、キタムラへ行けば何時でも売っている語句普通の製品。しかし実際には全く普通のものではない改造を施してある。
本来1/4のメスネジになっているところがこいつはオス1/4ネジになっている。もちrん販売はしていない。使い道は次の写真のとおり。
HDW−750のハンドルに前後2箇所開いているメス1/4ネジに取り付くように作った。目的はTVLogicの小型HDSDIモニターを取り付けるためである。
以前は写真用品のメーカーから便利なものが色々出たいたが、最近は売れるものしか作らないようだ。仕方が無いので自分で加工することになるが、思いつきの神様は一瞬で過ぎ去ってしまう。幸い今回はうまく神様を掴むことができた。ものの数分でできてしまう簡単な角田が、思いつくまでにどのくらいかかっただろうか。
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2012年05月05日(土)
ちびサドルを修正した。昨日アップしたものの不具合を修正した。
大して変っていないようだが、実はかなりの縫い直しを行っている。
サンドバッグの底を袋縫いしたマチの部分を大幅に広げて前後の安定性を高めてみた。結果は良好でどんな場所でも安定して自立するようになった。
ただ裏面にゴムコートが施されたSETSHOPのサンドバッグを手縫いするのは大変だった。一針一針ラジオペンチで抜きながらの作業だった。縫い終わって指に肉刺が出来ていた。外科医が縫合に使う縫合針と縫合鉗子が欲しいと思った。
最終的には本家のシネサドル並みのものと自己満足に浸っている。というわけでオリジナルを模倣して【ちびサドル】のロゴマークを作ってやった。早速テプラのアイロンテープに出力して貼ってやると・・・
パッチステッカーが良く似合うちびサドルの出来上がり。
ちびサドルに乗ったCINEX-5Nを動画にしてみた。
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2012年05月04日(金)
CINEX-5N MarkUを作ったので、手軽さを活かすために三脚無しでも安定した映像が撮影できるシネサドル、ではなく【ちびサドル】を作った。
シネサドルはこんな風に使用される。
実はこれ【ちびサドル】はシネサドルとは全く関係ない照明部用のサンドバッグの流用である。10年ほど前に購入した弊社の備品だったが、何箇所も穴があいて詰めの物がポロポロとこぼれるようになってしまっていたもの。破れていたところを縫い直し、穴には内側からパッチを当てた。さらに底を袋縫いにして安定して自立できるようにした。
内部には本物のシネサドルと同じ発泡ビーンズを詰めている。
こちらは本物のシネサドルの中身
サンドバッグが良く出来ているところが2気室のそれぞれにファスナーが付いていて、さらにファスナーが二重についている所。ビーンズがファスナー部からこぼれ出す心配もないし、詰め替えや量の増減も簡単に行える。
今回作った【ちびサドル】をHDW-750を乗せたCinekinetic社製のシネサドルと並べて撮ってみた。
【ちびサドル】はベルトも含めてわずか360グラム。CINEX-5N MarkUが益々可愛く感じるGWの中日になった。
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2012年03月07日(水)
2012年03月06日(火)
最近シャローフォーカスを望まれることが多い。
シャローフォーカス(Shallow focus)のshallowとは浅いということでつまり被写界深度が浅い=フォーカスが合う範囲(深さ)が浅いこと。逆に全体にフォーカスが来た状態をパンフォーカスやディープフォーカスということになる。
シャローフォーカスはもともと映画で使われていた言葉のようだが、写真でも最近は料理やインテリアでも深度の浅い写真がをよく目にする。また、フォーカスが深くガチガチにピントが来た写真を昔風と言う人もいるくらいだ。しかし何でもかんでもシャローフォーカスというのはいかがなものかと考える。要は適宜選択ということである。
ただ、動画の世界や写真でシャローフォーカスが流行であることは確かで、その理由の一つに大口径の明るいレンズが比較的入手しやすくなったことと、動画撮影が出来るデジタル一眼カメラの撮像部の面積が映画用カメラと同等もしくはそれ以上になり被写界深度の浅い撮影が出来るようになったことだと思う。EOSやNEXなど、コンシューマーモデルが動画撮影に使われることも肯けるわけである。
TV放送を見ていてカメラが狙った被写体の背景がシャープすぎるよう感じる。相撲中継でそれほど広角で無いにもかかわらず砂被りの観客の表情までがはっきり見える。それはそれで良いのだが、インタビューなどでもカメラの撮像素子が小さいことと、カメラの感度が高くなって露出オーバーにならないように小絞り(F値が大きい)まで絞り込まれることも被写界深度の深い映像になる。それがハイビジョンであることで背景の情報が増えすぎるように思う。
以前のSD(640x480)解像度時代ならフォーカスが来ていても小さな部分ははっきり見えずにすんだが、HD(1920x1080)ではまさに“見えすぎちゃって困るの”ということになる。
面白いYouTubeがあったので見ていただきたい。
Studio Chamberlinさんの動画“Canon XF105 vs Sony NEX VG20 - Noise Management”
もともとCANON XF105とSONY NEX-VG20の感度とノイズを比較したものだが、XF105(1/3吋)とNEX-VG20(APS-C:インチで言うと4.9インチ?)同絞りでも深度の違いが良くわかる。
Studio Chamberlinさんはフランスの方でディレクター・カメラマン ・プロデューサー・ミュージシャンということである。他にも色々面白い比較動画をアップされている。
他所様の動画ばかりだが、私のところも間もなく新兵器?のサンプル動画をアップさせていただく。
歴史的な街道、建築物などのドリー撮影で数十〜数百メートルを可能にするために開発したドリー「無限ドリー」である。アングルも目高だけではなく、超ローアングルから3mのハイアングルドリーショットを可能にする夢のドリーだ。もちろんスタビライズも万全である。夢のようなドリーだが、開発は悪夢のようなものであったことは確かだ。悪魔のドリーといった方が良いかもしれない・・・・
今回の特機は極めて重要な企業秘密を含むゆえに撮影サンプルのみの“乞うご期待”とさせていただく。
無限ドリーまもなく公開:乞うご期待!
発見は常識を覆すところに見つかる。発明は非常識を常識に転換させること。そして非常識は熟成すると常識になる。(千里)
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2012年02月19日(日)
私はロケで17日から伊勢志摩へ行っていたが、ジュニアが17日に開催されたニコンの新型フルサイズデジタル一眼レフNIKON D4とD800の内覧会とセミナーに参加してきた。東京では2月7日と8日の二日間の開催だったが大阪では一日だけとちょっと寂しい。
会場にはモデル2名と専門の説明員5名などを配したブースを用意したそうだ。売れ筋のD700後継機というだけあって力が入っているようだ。
これまで上からしか読めなかったモードスイッチはD7000のように背面からも読むことが出来るようになり、使い勝手がよくなったという。そして光学ファインダーの視野率はこれまでのD700とは違い、100%表示になった。一応は誤差を考慮して約100%ということだが、ジュニアの話ではファインダーと液晶の表示範囲は完全に一致してしているいうことだった。
またD800/D800EもSDカードとCFカードではあるがデュアル記録が可能になって安心度が高まった。まぁ、マスターとスレーブ?の区別がしやすい点では異種のカードでよいとは思う。そして高解像化したD800EはノーマルのD800とフランジバックを一致させるために光学ローパスフィルターを無くしたわけではなく、効きを抑えた光学ローパスフィルターを採用しているらしい。
しかし実際のところノーマルのD800を購入するか、偽色が出ても解像度の高いD800Eを購入するかは大変迷うところではある。動画のことを考えれば若干ノーマルの方が良いとは思うが、いずれにしてもHDの必要画素数の10倍ほどの画素数を持った撮像素子ではモアレや偽色については大差は無いだろう。やはりこれは写真用のカメラというところが妥当ではないだろうか。
あと大きく改善された点はライブビューでの動作だそうだ。これまでのようにミラーが戻ることなく、デジタル一眼(NEX等)のように使えるそうだ。そして通常の撮影で重要になるフォーカシングスクリーンは新開発のものになり、マニュアルフォーカスでピントのピークが捕らえやすくなったということである。よいこと尽くめでどうやらD800は購入必至という感じだ。
しかし今はキヤノンの動向も気になるところでもある。動画撮影で使用したい私にとってはAFの必要は無く、ボディーがニコンであってもキヤノンであってもニッコールは全て使用できるわけである。
これは会場に展示されていた宇宙へ行ったNIKON F3だそうだ。今も手元にNIKON F3PやNIKON F、F2などがあるが、1959年に発売されたNIKON F以来、最新のD800においてもNIKON Fマウントは基本的には継承されている。NIKON Fマウントは「不変のマウント」と言われるが、ニコン製一眼レフ全てに共通する「普遍のマウント」といえるのではないだろうか。ここが日本光学の素晴らしいところだと思う。
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2012年01月18日(水)
またNEX用の変換マウントを購入した。やはりアダプターはKIPONの製品を選んだ。
ショップはおなじみの「焦点工房」で、担当の陸孜豪(リクシゴウ)さんはいつも丁寧で、電話での対応も安心できる。今一番気になるのはNIKON 1用のB4マウントアダプターだ。理想的には1吋HDカメラ用のレンズだが、2/3吋のレンズでも何とか使えそうだ。レンズによってはイメージサークルがたりないことになるが、エクステンダーを入れればNEXでもカバーできたので、1吋のNIKON 1なら周辺減光程度で雰囲気かもと期待する。
陸さんの話ではこうだった。
KIPON製NIKON 1用のTVレンズB4マウントアダプターはもうちょっと時間かかると思います。 ということだった。また、日本語があまり堪能ではありませんが、「良いものを安く」をモットーに販売を続けており、みなさまから高い評価をいただいております。
ということだが、十分に意思の疎通は出来ている。
以下に焦点工房さんが扱っているKIPON製のNEXマウントアダプターをピックアップしてみた。
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2012年01月10日(火)
昨日の月は満月。2012年の初満月ということになる。
昇ってきた時の色がとても印象的だった。そんなわけで東側のベランダからNEX-5Nで動画と静止画を撮ってみた。
Nikkor*ED 400mm 1:5.6/SONY NEX-5N EDの400mmなのだが、インナーフォーカスではないために冷えるとヘリコイドが重い。
「月読みの光に来ませ
あしひきの山きへなりて遠からなくに」
昨夜放送された『たけしの教科書に載らない日本人の謎』で日本語のかなについて色々と語られていた。
そのせいか、ふとこんな和歌を思ひ出した。昨夜の放送では技術協力に社名だけではなく会社のロゴも入っていた。感謝。
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2011年12月31日(土)
2011年12月29日(木)
互換バッテリーを購入する場合は、いわば人身御供である。
購入にあたってはレビューを読んだり、ショップに問い合わせてみたりするが、やはり実際に装着してみるまでは安心できないのが実際だ。
この互換バッテリーも販売サイトでは2011最新版FW50と出ているものの、対応はNEX-5/NEX-3となっていた。レビューで「NEX-C3で問題なく使えた」とあったので一か八かでの1クリック。
そして届いたバッテリーは・・・・
問題なく使えた。
というわけで紹介させていただく。万一不具合があっても返品対応してくれるので問題はないだろう。それにしても外装も純正とよく似ていて、挙句の果てに製造国の表記も無い。さすがパッチ王国の製品だけある。それでも純正品の1/6ほどの価格だから文句は言わない。使えるだけで丸儲けというものだ。
ちなみに私は3個購入して送料を合わせると4,060円だった。純正1個の2/3の出費で3個買えたことになる。
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