私はロケで17日から伊勢志摩へ行っていたが、ジュニアが17日に開催されたニコンの新型フルサイズデジタル一眼レフNIKON D4とD800の内覧会とセミナーに参加してきた。東京では2月7日と8日の二日間の開催だったが大阪では一日だけとちょっと寂しい。 会場にはモデル2名と専門の説明員5名などを配したブースを用意したそうだ。売れ筋のD700後継機というだけあって力が入っているようだ。 これまで上からしか読めなかったモードスイッチはD7000のように背面からも読むことが出来るようになり、使い勝手がよくなったという。そして光学ファインダーの視野率はこれまでのD700とは違い、100%表示になった。一応は誤差を考慮して約100%ということだが、ジュニアの話ではファインダーと液晶の表示範囲は完全に一致してしているいうことだった。 またD800/D800EもSDカードとCFカードではあるがデュアル記録が可能になって安心度が高まった。まぁ、マスターとスレーブ?の区別がしやすい点では異種のカードでよいとは思う。そして高解像化したD800EはノーマルのD800とフランジバックを一致させるために光学ローパスフィルターを無くしたわけではなく、効きを抑えた光学ローパスフィルターを採用しているらしい。 しかし実際のところノーマルのD800を購入するか、偽色が出ても解像度の高いD800Eを購入するかは大変迷うところではある。動画のことを考えれば若干ノーマルの方が良いとは思うが、いずれにしてもHDの必要画素数の10倍ほどの画素数を持った撮像素子ではモアレや偽色については大差は無いだろう。やはりこれは写真用のカメラというところが妥当ではないだろうか。 あと大きく改善された点はライブビューでの動作だそうだ。これまでのようにミラーが戻ることなく、デジタル一眼(NEX等)のように使えるそうだ。そして通常の撮影で重要になるフォーカシングスクリーンは新開発のものになり、マニュアルフォーカスでピントのピークが捕らえやすくなったということである。よいこと尽くめでどうやらD800は購入必至という感じだ。 しかし今はキヤノンの動向も気になるところでもある。動画撮影で使用したい私にとってはAFの必要は無く、ボディーがニコンであってもキヤノンであってもニッコールは全て使用できるわけである。 これは会場に展示されていた宇宙へ行ったNIKON F3だそうだ。今も手元にNIKON F3PやNIKON F、F2などがあるが、1959年に発売されたNIKON F以来、最新のD800においてもNIKON Fマウントは基本的には継承されている。NIKON Fマウントは「不変のマウント」と言われるが、ニコン製一眼レフ全てに共通する「普遍のマウント」といえるのではないだろうか。ここが日本光学の素晴らしいところだと思う。
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キヤノンも新製品出ましたね。
キヤノンのHPの5D3で初めて見た記述
他社製のレンズを使用して不具合が生じた場合は、そのレンズメーカーへお問い合せください。
キヤノンも他社製レンズが使われることを公に認めましたね。
勿論私もそのうちの一人です。
今後とも宜しくお願いします。