2017年01月01日(日)
2014年12月12日(金)
今更ですが、スカスカズームのZ7Jズームフリクション装置プロトタイプです。
全然知られていないと思いますがZ7JってAF/MFの切り換えはフォーカスリングだけじゃないんですね。実は昨夜色々触っていて発見?したんですが、回転リング前方へ動かして目盛りリングと切り離せばAFになるんですが、実はその状態でメニューからAF/MFが切り替えられます。つまりアサインボタンにFOCUSを割り当てるとリングはグルグル回りですがMFが可能になります。また、アサインボタンにFOCUS MACROを割り当てると瞬時に0.2mまでのマクロ撮影が可能になります。
ここからが本題というか大発見。リングがAFポジションでMFとして使っているとき、目盛りのリングはフォーカスに一切影響しないただのリングなんですね。リングを回した感触は適度な粘りがあって、よく調整されたB4レンズと同じなんです。その回転角度はズームの回転角度より大きいのです。
!!ここで思いついたのがズームリングと目盛りリングの連結。試作なので形状はいまいち不細工ですが、写真のように片方をズームピンで固定して、片方をリングに両面テープで固定しています。
操作した感触はまさに2/3吋B4マウントレンズのそれ!ゆっくりズームもシュっと素早いズームも思い通りに動きます。機械式ズームの良さが気持ちいいです。フリクションが重過ぎないのでパワーズームも問題なく動作します。ただしショットトランジションのズームはやっぱりカックンでした。
一応製品版になりました。
フォーカスリングを引き出したAF状態が不用意にMFに入らないようにストッパーも付けています。AF/MFの切り換えはレンズでは行わず、アサインスイッチで行います。
意外と簡単な方法でZ7Jのスカスカズームは解決しました。
Z7JやS270ユーザーの方、試してみる価値はあると思います。
※本体への加工は行っていないのでオリジナルには戻せます。
HDVはまだまだ番組ロケでHDCAMと並んでオーダーが来ます。
HVR-Z5J、HDW-750と並んでHVR-Z7Jも手動ズームが使いやすくなったために使用頻度は上がるでしょう。画質的にもZ5Jより上田と言う事もまだまだ頑張ってもらいたい要因です。
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2014年07月29日(火)
昨年五箇所だったニコニコ町会議、今年は全ステージを引き受けました。南は宮崎、北は秋田まで10ステージです。
宮崎県西都市での仕込み。
以前から使っていた洗車台ベースの撮影台ですが、今年から10kgのウエイトを4袋追加しました。内容物は4mmの鉄球。東大阪高井田の工場で作っています。合計40kgですが密度が高いので小さくても重いサンドバッグになりました。
今回から追加したダッチヘッド。サクラーのVIDEO 18PlusにミラーのF型を載せてZ軸の回転を可能にしています。
コチラはスイッチャー周り。BMDもタリーインターフェースを追加することでカメラにタリーを点けることが出来ました。
ニコニコ町会議の今後のスケジュールはこちらでご確認ください。
http://info.nicovideo.jp/chokaigitour/
現場の様子はFacebookページに掲載しています。
https://www.facebook.com/SENRIVIDEO
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2014年7月29日
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| 映像制作・撮影技術 |
2013年06月14日(金)
2013年05月23日(木)
AeroRIGを用いた手持ち動画のサンプル。
ヘリはロビンソンR44を使用。
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2013年01月16日(水)
2013年01月15日(火)
仕事始めの現場写真をスライドショーにしてみた。
撮影は3日間。ややこしい撮影も無事に終了。HDCAMが丸々5本とHDVが1本、それに写真撮影が50カット。照明はLED1000とLED500を2灯、それにLED312とパワーLED。全てバッテリー運用。
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2012年11月18日(日)
2012年11月09日(金)
全映協フォーラム2012へ行ってきた。目的はCANONのC500を見るため。
なかなかいい感じ。価格も今使用しているHDCAMの半額ほど。でも使用頻度を考えるとこれはレンタルで十分。
これは14.5〜60mmのズームレンズ。通常の撮影なら十分。それほど高倍率ではないけれど描写はさすが。ただしフォーカスをさわると画角が若干変るのは残念。
これはC300で、このシリーズの最初のモデル。懇意にしていただいているレンタル会社の部長が来られていて「導入決めました」とのこと。
気になたtのはCシリーズ全てで操作部がカメラマン側に付いていること。せっかく新しく開発したカメラなんだからカメラマン側の操作パネルは着脱可能で延長ケーブルで延ばせるようにして欲しかった。また、カメラマンの反対側に付け替えられるなどの工夫があってもよかったのではないだろうか。
無線LANに対応した、ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E6Bを使えば、EOS C300のリモートコントロールが可能。EFレンズ装着時なら、フォーカスや絞り値のコントロールも行えます。また、スマートフォンやタブレットPCなどの汎用機材でも簡易的にリモート制御できます。とのことだが、現場にいつもiPadがあるわけではないし、モニタリングできるフレームレートが遅すぎる。
このクラスのカメラだとパラメーターの操作はカメラマンではなくVEや撮影助手さんの仕事になるわけだから・・・
これはもっとも安価なC100。安いのだがメカニカル式のNDフィルターは搭載されていた。またC100はアマチュアも視野に入れたらしく、価格だけではなくAF機能も備えている。
色々とおもしろい物が出てきてはいるが、現在気になるのはマルチカムの収録システム。4カメを光カメラケーブルで組みたいと望むこの頃。新しいカメラを触ってストレス発散が出来た。
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2012年09月12日(水)
2012年09月09日(日)
色んな機材が続々と登場してきた。気になりつつも、利益を犠牲にしての機材導入には踏み切れない。物欲と経営観の葛藤である。
巷で色々と噂されているNEX-EA50。パワーズームも発表されてブライダル市場からは大きな期待が寄せられているようだ。
もう一つ気になるのはキヤノンのEOS C100だ。すでに発売されているC300の上位機種としてC500、そしてプロのみならずアマチュアもターゲットにC100が発表された。ボリューのフィルムカメラのようなデザインが気に入ってしまった。
これは新製品ではないがNEX-FS100の上位機種としてすでに発売されているNEX-FS700だ。このカメラが優れているのはやはりNDフィルターが内蔵されていることだと思う。プリズムの入っていない単板式のカメラの場合、レンズ交換時に塵が混入して撮像素子のすぐ前にあるローパスフィルターに付着すれば致命的だ。あとでゴミ処理に泣かされることになる。その点NDフィルターは光量調整のみならず、防塵の役目も担うことになる。デジタル一眼を使っている方なら塵が付着した場合にどういう状態になるかご存知だろうし、絞り込めはよりハッキリと塵が写るのとになる。
今大判撮像素子を使ったムービーがもてはやされるのはブライダル市場で“映画のような”映像が気に入られているということが根拠にあるようだ。シャローフォーカスと豊かな快調、そして24Pのフレームレート。
私の会社ではブライダルを撮っていないのでその業界については門外漢ということになるが、こういった大判ムービーカメラで“映画のような”映像が撮れるのだろうか。やはりズームレンズよりはレールドリーを使ったトラックインが必要だろうし、クレーン、ステディー、イージーリグなどの周辺機材も必要だろうし、なにより照明部は絶対必要だろう。でもそういったものを結婚式場に持ち込むことは、結婚式場のプロモーションビデオでも作らない限り無理ではないかと思う。もしくは結婚式場がそういった機材を常設してくれるしかないだろう。
私が大判撮像素子のカメラを使う理由は被写界深度も重要だが、それよりもシフトレンズの使用である。PCニッコール以外のレンズもシフト付きマウント変換アダプターを用いることでシフトレンズになる。APS-Cやスーパー35mmの撮像素子に写真用35mmフルサイズのレンズ、たとえばニッコール15mmF3.5や17-35mmF2.8などを使用すればイメージサークルが大きいのでシフト量が大きく取れてパースペクティブの補正が容易に行える。もちろんチルトアダプターを用いればフォーカス面のコントロールも自由に行える。
そしてプリズムやミラーボックスを持たないEマウントカメラの場合は蛇腹や顕微鏡用RMSマウントレンズ、引き伸ばしレンズなどを使ったマクロ撮影が有利に行える。
他にもPMWシリーズの新機種がリリースされた。
PMW-160とPMW-200だ。
友人がFecabookで「HDVの次はXDCAMEXですか」と聞いてきたが、
「HDVの次はHDVだね」と返した。HVR-Z5JやHVR-Z7J、それにHVR-Z1Jもまだ現役で頑張れるし、番組では今もHDVテープ指定が多い。特にHVR-Z1Jは感度こそ低いが、3CCDの画は捨てがたい。それに同じく3CCDのHMC-155も発色のよさが気に入っている。
そして今年になってから番組以外での使用頻度が高くなったのはHDCAMのHDW-750だ。テープだけではなく、HDW-750のHDSDI信号をAVCHDでメモリーに記録するPOVCAMの存在。HDWと同時に回してGタリーを点灯させられるので便利がよいし、1440x1080のHDCAMテープより1920x1080のAVCHD記録のほうが解像度も高いということになる。
HDW-750をイージーリグで吊って微妙な揺れを残した画作りを狙った。三脚やステディーでは表現できない“ゆらぎ”が演出できる。“映画のような”というより“海外テレビドラマシリーズ風”を狙ってみた。
ビデオ制作的には三脚でPANというところだが、カメラが移動することでGCとは違う実写の面白さをレールで表現させた。
物撮りもVE(ビデオエンジニア)がトーン、色合い、ディティールをリモートで調整している。もちろん明かりは照明部が演出を考えて作りこんでいる。
“映画のような”といわれても、まさかこういったものを結婚式、披露宴の会場へ持ち込むことは不可能だと思う。
千里ビデオサービスとは全く関係はないのだが、たまたま同じSVSなのでブックマークしている。イギリスでブライダルビデオを撮影されているSVS Wedding Videosさん。サンプルの動画がとても楽しそうだ。“映画のような”も良いけれど、やはり結婚式は“HAPPY”が何よりだと思う。
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2012年08月19日(日)
先日「リングライトでカブトムシなどを」として写真をアップしたが、今回は動画でアップした。
撮影は家庭用ハンディーカムのHDR-CX560VとJJCのLEDマクロリングライトを使用した。3;46に出てくるカブトムシの放尿やヤマナメクジの交尾などはお気に入りのシーン。
ここの公園は街中で色々な生き物と出会える素晴らしい公園だと思う。
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2012年08月18日(土)
ソニーが矢継ぎ早に新製品を発表してくる。そんななかで気になるのがNEX-EA50。
発表はしたけれど・・・ND内蔵してないみたい。
http://www.raitank.jp/archives/12295
raitankさん、かなり褒めている。
http://digicame-info.com/2012/08/nex-ea50e-pz18-200mm-f35-63-os.html
デジカメinfoではコメントが多数寄せられている。
英SONYのサイト
http://www.sony.co.uk/pro/press/broadcast-nex-ea50eh-pr?SM=FB1&src=170812_video_nexea50
でも私はND内蔵していないみたいなので購入指数が上がらない。
レンズ交換式の後継機はND内蔵して欲しかった。
FS700のようにND内蔵であれば撮像素子への塵の付着が抑えられるし、たとえNDに塵が付着しても塵による影は無視できるし、絞り込んでいても素子に付着したチリのようにはっきり見えることはない。。それにND内蔵であればそう絞り込むことも無いでだろう。
ということで今のところNEX-EA50はパスです。やっぱり本命はFS700ということだろうか。
それと全体的に思うに、アマチュアと言われる人は
カメラがいいと映像がキレイになる→上手くなったと勘違い
コレ、メーカーの思う壺かと思う。
最近の民生機、業務機の性能を考えると現状4Kに行かない限り機械よりも人だろうと思う。何をどう捕らえるか、どう表現するかではないだろうか。このことについては異論もあろうかと思うので今回は置いておこう。
そこでカメラ以外のハード的なこと。
やはり周辺機器の大切さがあまり認識されていないようだ。
三脚命、照明命。そして移動機材、スタビライザー命ではないだろうか。
余談だが日中にLED当てるとカメラが1ランク上がって見える。周辺機器の威力である。もちろん照明部がレフで起こしてくれればLEDは必要ないが、手軽に映像の品位を上げることが出来る。
もちろんそのことで上位機種を越えることは無い。上位機種は2ランク上がる?
いやそれほど差は出ない。ただしかし、照明を用いない上位機種の映像よりは照明を用いた業務機、民生機の方が映像はきれいになる。
次から次に新製品が出ても今のところ慌てる必要は無いだろう。現有しているHDW-750とHVR-Z5J、HMC-155、NEX-VG20が主力で大丈夫だ。それに頻度は下がっているがNEX-VG10、HDR-CX560Vや水中セットのHVR-Z1J、それにまめカムHDなども十分使える。
そしてこれ以外にPMW-F3とかFS100/700、POVCAM等はレンタルで十分だと考えている。
適材適所で機材を選び、カメラよりカメラワークが命だと信じている。
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2012年08月11日(土)
先月からLED関係のものを色々買った。ハロゲンやHMIに比べて演色性が気に入らなかったLEDだが、徐々に納得できるものになってきたようだ。特にマトリクスライトは絶賛しても良いと思っている。ただし価格が高い。しかし高いものばかりがいいというわけではない。格安といわれる物もであっても色々なアイデアが入っていて、みなそれぞれに一生懸命作っている人たちがいる。
自宅の近くにカブトムシやクワガタが見られる場所がある。そういった昆虫を撮影するために買ったものがLED式のマクロリングライト。動画撮影や写真撮影で便利な小物だ。メディカルニッコールとは違い、LEDの常時点灯なので動画では必需品だ。また写真でもマクロでは明るさもあり、フラッシュ式のリングライトと違ってフォーカスを合わせ易い。
次に買ったものは160球LEDによるカメラライト。色温度可変のものとは違い、5600K一定だが全球FULLでの点灯が可能で明るい。そしてバーンドアやディフューザー、色温度変換フィルターなどが使用できて安い。そして電源にソニーのリチウムイオンバッテリーだけではなく、パナソニックのバッテリーや単三アルカリ電池や充電式のニッケル水素電池(エネループ等)も使用できる。さらにソニーのFVシリーズのバッテリーも使用可能だ。
いまだにLED自体は照明の光源としては好きになれないのだが、熱が発生しにくく被写体にダメージを与えにくいことなどを考えるとLEDを選ばざるを得ないと考える。
ある映像演出の方が私に「LED嫌っていたのに・・・LED教ですね」と仰った。決してそのつもりは無いが、客観的にみるとそういう風に見えても仕方ないかも。ただし気に入っているからといってLED一辺倒ではない。
教のプロモーションムービーの撮影ではメイン、演出光ともハロゲンのパルサーやクォーツライト、フレネル付きのQスポットなど使用した。しかしHDCAMにマトリクスライトを乗せてフロントからのキャッチライト&暗部起こしに使用した。
要は適材適所ということである。
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2012年08月07日(火)
色温度可変のLEDビデオライトがとても気に入っている。演色性の問題もカラーコレクションによってさほど問題にはならない。それどころかオフィスや店舗の照明などにLEDが使われだしたことでハロゲンライトやHMIライト、キネフロ(蛍光灯ライト)を使うよりも合わせやすい。
LED-144やLED-312に付属してきた専用ケースだが、バッグの縫製はしっかりしているものの、器具を固定するゴムバンドがあまりにもチープな感じ。モンローのガーターなら許せるのだが、これはまるで昭和中頃のオバハンの靴下止め。すぐに伸びそうなゴムバンドはバッグへの縫い付けもいいかげんですぐに解れてきそう。
手元にあった適当なウレタンフォームをペリカンのように型抜きして接着剤でバッグの底板に固定してみた。カッターナイフと熱したヘラでコチョコチョした作業だ。自作のウインドジャマーなどもそうだが、気に入った機材の手入れはやっていて楽しい。気に入らないところに手を加えてオリジナルよりも使いやすくすることも重要だと思う。
左がLED-312で右がLED-144。
ボールヘッドが付いたLED-312とSONY NP-F750が4本、そしてハンドグリップが収まっている。NP-F750は最近出番がなくなっていたものだがインフォリチウムで容量もまだまだ大丈夫なもの。このライトと第二の人生がスタートする。もちろんNP-F750だけではなく950や970も使用できるしケースにも収まる。
これは小型のLED-144を収めたガゼットバッグ。144に付属してきた2200mAhのリチウムバッテリー1個と312に付属してきた同型のバッテリー2個を入れ、予備としてNP-F950を収めてみた。小型のLED-144には薄型の2200mAhが軽くてバランスがいい。
ウレタンフォームを入れたので収めたライトや付属品もガタガタせずに気持ちがいい。こうなるとやはりケースに名前も入れたくなる。
いつものようにテプラのアイロンシールに収納機材名と会社の電話番号、住所などを打ち出す。真っ黒なケースだから外から見て何が収まっているかがすぐに判らないと困る。またどこかへ置き忘れでもした時には親切な人が連絡してくれることを期待できる。
隣国で作られたチープなライトだと思ってはいたが、実際に使ってみたらそうではなかった。あなどれない製品である。若干の改造などは行ったが、決して格安LEDライトと言うべきものではない。
日本が進んでいると高をくくっていては足元をすくわれる。技術立国日本も今は昔。侮って様々な優れた製品が日毎押し寄せてきている。
などと書きながら、実際はこの可愛いLEDライトが気に入ったので大切に使ってやりたいというだけのこと。いわば機材への愛情ということ。
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