先月からLED関係のものを色々買った。ハロゲンやHMIに比べて演色性が気に入らなかったLEDだが、徐々に納得できるものになってきたようだ。特にマトリクスライトは絶賛しても良いと思っている。ただし価格が高い。しかし高いものばかりがいいというわけではない。格安といわれる物もであっても色々なアイデアが入っていて、みなそれぞれに一生懸命作っている人たちがいる。 自宅の近くにカブトムシやクワガタが見られる場所がある。そういった昆虫を撮影するために買ったものがLED式のマクロリングライト。動画撮影や写真撮影で便利な小物だ。メディカルニッコールとは違い、LEDの常時点灯なので動画では必需品だ。また写真でもマクロでは明るさもあり、フラッシュ式のリングライトと違ってフォーカスを合わせ易い。 次に買ったものは160球LEDによるカメラライト。色温度可変のものとは違い、5600K一定だが全球FULLでの点灯が可能で明るい。そしてバーンドアやディフューザー、色温度変換フィルターなどが使用できて安い。そして電源にソニーのリチウムイオンバッテリーだけではなく、パナソニックのバッテリーや単三アルカリ電池や充電式のニッケル水素電池(エネループ等)も使用できる。さらにソニーのFVシリーズのバッテリーも使用可能だ。 いまだにLED自体は照明の光源としては好きになれないのだが、熱が発生しにくく被写体にダメージを与えにくいことなどを考えるとLEDを選ばざるを得ないと考える。 ある映像演出の方が私に「LED嫌っていたのに・・・LED教ですね」と仰った。決してそのつもりは無いが、客観的にみるとそういう風に見えても仕方ないかも。ただし気に入っているからといってLED一辺倒ではない。 教のプロモーションムービーの撮影ではメイン、演出光ともハロゲンのパルサーやクォーツライト、フレネル付きのQスポットなど使用した。しかしHDCAMにマトリクスライトを乗せてフロントからのキャッチライト&暗部起こしに使用した。 要は適材適所ということである。
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