« どうでもいいこと | トップ | アフィリエイト »
2013年05月23日(木)
大阪空撮サンプル
AeroRIGを用いた手持ち動画のサンプル。 ヘリはロビンソンR44を使用。
2013年5月23日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 技術系・ハイテク系 / 周辺機材 |

2012年09月09日(日)
この秋新製品が目白押し・・・だけど
色んな機材が続々と登場してきた。気になりつつも、利益を犠牲にしての機材導入には踏み切れない。物欲と経営観の葛藤である。

巷で色々と噂されているNEX-EA50。パワーズームも発表されてブライダル市場からは大きな期待が寄せられているようだ。

もう一つ気になるのはキヤノンのEOS C100だ。すでに発売されているC300の上位機種としてC500、そしてプロのみならずアマチュアもターゲットにC100が発表された。ボリューのフィルムカメラのようなデザインが気に入ってしまった。

これは新製品ではないがNEX-FS100の上位機種としてすでに発売されているNEX-FS700だ。このカメラが優れているのはやはりNDフィルターが内蔵されていることだと思う。プリズムの入っていない単板式のカメラの場合、レンズ交換時に塵が混入して撮像素子のすぐ前にあるローパスフィルターに付着すれば致命的だ。あとでゴミ処理に泣かされることになる。その点NDフィルターは光量調整のみならず、防塵の役目も担うことになる。デジタル一眼を使っている方なら塵が付着した場合にどういう状態になるかご存知だろうし、絞り込めはよりハッキリと塵が写るのとになる。

今大判撮像素子を使ったムービーがもてはやされるのはブライダル市場で“映画のような”映像が気に入られているということが根拠にあるようだ。シャローフォーカスと豊かな快調、そして24Pのフレームレート。
私の会社ではブライダルを撮っていないのでその業界については門外漢ということになるが、こういった大判ムービーカメラで“映画のような”映像が撮れるのだろうか。やはりズームレンズよりはレールドリーを使ったトラックインが必要だろうし、クレーン、ステディー、イージーリグなどの周辺機材も必要だろうし、なにより照明部は絶対必要だろう。でもそういったものを結婚式場に持ち込むことは、結婚式場のプロモーションビデオでも作らない限り無理ではないかと思う。もしくは結婚式場がそういった機材を常設してくれるしかないだろう。
私が大判撮像素子のカメラを使う理由は被写界深度も重要だが、それよりもシフトレンズの使用である。PCニッコール以外のレンズもシフト付きマウント変換アダプターを用いることでシフトレンズになる。APS-Cやスーパー35mmの撮像素子に写真用35mmフルサイズのレンズ、たとえばニッコール15mmF3.5や17-35mmF2.8などを使用すればイメージサークルが大きいのでシフト量が大きく取れてパースペクティブの補正が容易に行える。もちろんチルトアダプターを用いればフォーカス面のコントロールも自由に行える。
そしてプリズムやミラーボックスを持たないEマウントカメラの場合は蛇腹や顕微鏡用RMSマウントレンズ、引き伸ばしレンズなどを使ったマクロ撮影が有利に行える。

他にもPMWシリーズの新機種がリリースされた。



PMW-160PMW-200だ。
友人がFecabookで「HDVの次はXDCAMEXですか」と聞いてきたが、
「HDVの次はHDVだね」と返した。HVR-Z5JやHVR-Z7J、それにHVR-Z1Jもまだ現役で頑張れるし、番組では今もHDVテープ指定が多い。特にHVR-Z1Jは感度こそ低いが、3CCDの画は捨てがたい。それに同じく3CCDのHMC-155も発色のよさが気に入っている。


そして今年になってから番組以外での使用頻度が高くなったのはHDCAMのHDW-750だ。テープだけではなく、HDW-750のHDSDI信号をAVCHDでメモリーに記録するPOVCAMの存在。HDWと同時に回してGタリーを点灯させられるので便利がよいし、1440x1080のHDCAMテープより1920x1080のAVCHD記録のほうが解像度も高いということになる。


HDW-750をイージーリグで吊って微妙な揺れを残した画作りを狙った。三脚やステディーでは表現できない“ゆらぎ”が演出できる。“映画のような”というより“海外テレビドラマシリーズ風”を狙ってみた。



ビデオ制作的には三脚でPANというところだが、カメラが移動することでGCとは違う実写の面白さをレールで表現させた。

物撮りもVE(ビデオエンジニア)がトーン、色合い、ディティールをリモートで調整している。もちろん明かりは照明部が演出を考えて作りこんでいる。
“映画のような”といわれても、まさかこういったものを結婚式、披露宴の会場へ持ち込むことは不可能だと思う。

千里ビデオサービスとは全く関係はないのだが、たまたま同じSVSなのでブックマークしている。イギリスでブライダルビデオを撮影されているSVS Wedding Videosさん。サンプルの動画がとても楽しそうだ。“映画のような”も良いけれど、やはり結婚式は“HAPPY”が何よりだと思う。
2012年9月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 周辺機材 |

2012年08月27日(月)
老眼にはきついミニコネクター加工作業
HDW-750のファインダー付け根部分のDタップはマトリクスライトML-80のREC連動電源として使用し、TVLogicのVFM-056WPの電源はカマーのバッテリーに付いたDタップからとっていた。ただしカマーのバッテリーはレンタル品であり、常時あるのはDタップが無いタイプ。レンタルをしないときにはIDXのバッテリーケースから引き出したケーブルを使っていたが不便なのでHDW-750の後部にあるDCコネクターから電源を取れるケーブルを作った。
ヒロセのHR10A7P4Pという小さな端子の半田付け。それにVFM-056WPの4Pミニキャノン。
あ〜もうやりたくない。
オーバーヘッドルーペを被って極細の半田ゴテでの作業。

HR10A7P4PをHDCAMに挿してテスターで出力ピンと極性を確認して赤と黒でマーキングする。極性を間違えるとHDCAMを壊す恐れもあるので細心の注意が必要。

ケーブルに熱収縮チューブを被せて絶縁と補強を行う。そしてコネクターのパーツは事前に通しておく。忘れると大変である。

半田付けはクリップとルーペが付いた作業台を使って行う。
太洋電機産業 ST-93 ヘルパー/ミニバイス ST93 という製品を使用しているが、同じ製品が何とCSIマイアミに登場していたので驚いた。

出来上がったケーブルは二種類。左はVFM-056WPの汎用DCジャックに差し込むタイプ。右は同じく056WPの4Pミニキャノン端子に繋ぐタイプ。ミニキャノンは信頼性が高いが作業はHR10A7P4P以上に細かく大変だったので1本は汎用端子用にした。まあズボラをしたということである。

ケンコー・トキナー ケンコー アルミケースDG アタッシュケース型 [Sサイズ] にLEDライトのML-80とVFM-056WP、そしてケーブル、雲台、ディフューザー、バーンドアなどが一式入ったENGキットの完成。

DタップケーブルはF&V バッテリデストリビューター Vマウント→DTap(DC5V8V12V) に附属していたものを流用している。純正のDタップケーブル1本の価格でVマウントインバーターや様々なものが附属してくる。NEX-VG20でもこのアダプターのお世話になっている。

でもHDW-750の後部にあるDC出力から電源を取るとバッテリーのDタップと違って電源は750のパワースイッチに連動する。モニターの電源を切り忘れる心配もなくバッテリーを無駄に減らすこともなくなる。

しかし小さなコネクターの半田付けはもうやりたくない。撮影している方がよほど気楽だ。
でも出来上がると嬉しい。それに純正の圧着より信頼できると信じている。
2012年8月27日 | 記事へ | コメント(2) |
| CEO・映像技術職人 / 周辺機材 / 備忘録・メモ書き |

2012年08月16日(木)
リングライトでカブトムシなどを
先日購入したリングライトを持って公園の林へ行ってきた。街中にあってカブトムシやクワガタなどが見られる貴重な公園である。年々少なくなってきたカブトムシだが、林の中は微かだがカブトムシの匂いが感じられた。

※クリックすると大きなサイズが表示されます。
クヌギの木の根元付近にカブト虫が集まって争っていた。カブトムシの中では強いとされる年々少なくなってきたカブトムシだが、林の中は微かだがカブトムシの匂いが感じられた。カブトムシの中では強いとされる赤カブである。

リングライトはストロボではなくLED式のもので常時点灯だ。モデリングランプも不要であり、オートフォーカスもよくあってくれる。そしてリングライトを付けたカメラを首にぶら下げていると足元灯として懐中電灯よりも明るい。

どうしたのか、体に樹液をつけているメスのカブトムシ。体毛が綺麗だ。

いきなり雄のカブトが襲いかかる。危うし雌カブト。

襲いかかったのではなかった。そう、そうなのだ。いや、やっぱり襲いかかったのである。

こちらはヒラタクワガタの雄。この日はコクワの亜種とされるスジクワガタも見ることが出来た。

夜の公園では色々な昆虫たちと出会える。これはアブラゼミ。極普通のセミだが最近はクマゼミに圧倒されている。

ゴミムシダマシの一種キマワリ。カブトムシの仲間だそうだ。

とても長い名前ワキグロサツマノミダマシという蜘蛛だそうだ。美しい蜘蛛である。

陸貝も見ることが出来た。キセルガイの一種だが詳細はわからない。

LEDを好まなかった私だが、最近のものは演色性もよくなってきた。そして初期のものに比べて非常に安くもなった。そして消費電力が少ないことで機材の軽量化が出来る。
撮影にはNEX-5NにSONY Eマウント専用マクロレンズ E 30mm F3.5 Macro SEL30M35のみを使用した。 LEDのおかげで夜の一層楽しくなった。

使用したLEDライトは以下のもの。価格は日々変化するようだが、私は送料無料を選んだ。


他にも色々出ていてけっこう迷う。注意点はアダプターリングが豊富に付属しているものを選ぶことである。
2012年8月16日 | 記事へ | コメント(0) |
| 写真撮影・カメラ機材 / 自然環境・自然科学 / 周辺機材 |

2012年08月11日(土)
ここ最近の購入
先月からLED関係のものを色々買った。ハロゲンやHMIに比べて演色性が気に入らなかったLEDだが、徐々に納得できるものになってきたようだ。特にマトリクスライトは絶賛しても良いと思っている。ただし価格が高い。しかし高いものばかりがいいというわけではない。格安といわれる物もであっても色々なアイデアが入っていて、みなそれぞれに一生懸命作っている人たちがいる。
自宅の近くにカブトムシやクワガタが見られる場所がある。そういった昆虫を撮影するために買ったものがLED式のマクロリングライト。動画撮影や写真撮影で便利な小物だ。メディカルニッコールとは違い、LEDの常時点灯なので動画では必需品だ。また写真でもマクロでは明るさもあり、フラッシュ式のリングライトと違ってフォーカスを合わせ易い。

次に買ったものは160球LEDによるカメラライト。色温度可変のものとは違い、5600K一定だが全球FULLでの点灯が可能で明るい。そしてバーンドアやディフューザー、色温度変換フィルターなどが使用できて安い。そして電源にソニーのリチウムイオンバッテリーだけではなく、パナソニックのバッテリーや単三アルカリ電池や充電式のニッケル水素電池(エネループ等)も使用できる。さらにソニーのFVシリーズのバッテリーも使用可能だ。

いまだにLED自体は照明の光源としては好きになれないのだが、熱が発生しにくく被写体にダメージを与えにくいことなどを考えるとLEDを選ばざるを得ないと考える。
ある映像演出の方が私に「LED嫌っていたのに・・・LED教ですね」と仰った。決してそのつもりは無いが、客観的にみるとそういう風に見えても仕方ないかも。ただし気に入っているからといってLED一辺倒ではない。
教のプロモーションムービーの撮影ではメイン、演出光ともハロゲンのパルサーやクォーツライト、フレネル付きのQスポットなど使用した。しかしHDCAMにマトリクスライトを乗せてフロントからのキャッチライト&暗部起こしに使用した。
要は適材適所ということである。
2012年8月11日 | 記事へ | コメント(0) |
| アフィリエイト / 映像制作・撮影技術 / 周辺機材 |

2012年08月07日(火)
LEDライトが可愛くてガゼットバッグを改良
色温度可変のLEDビデオライトがとても気に入っている。演色性の問題もカラーコレクションによってさほど問題にはならない。それどころかオフィスや店舗の照明などにLEDが使われだしたことでハロゲンライトやHMIライト、キネフロ(蛍光灯ライト)を使うよりも合わせやすい。

LED-144やLED-312に付属してきた専用ケースだが、バッグの縫製はしっかりしているものの、器具を固定するゴムバンドがあまりにもチープな感じ。モンローのガーターなら許せるのだが、これはまるで昭和中頃のオバハンの靴下止め。すぐに伸びそうなゴムバンドはバッグへの縫い付けもいいかげんですぐに解れてきそう。

手元にあった適当なウレタンフォームをペリカンのように型抜きして接着剤でバッグの底板に固定してみた。カッターナイフと熱したヘラでコチョコチョした作業だ。自作のウインドジャマーなどもそうだが、気に入った機材の手入れはやっていて楽しい。気に入らないところに手を加えてオリジナルよりも使いやすくすることも重要だと思う。

左がLED-312で右がLED-144。

ボールヘッドが付いたLED-312とSONY NP-F750が4本、そしてハンドグリップが収まっている。NP-F750は最近出番がなくなっていたものだがインフォリチウムで容量もまだまだ大丈夫なもの。このライトと第二の人生がスタートする。もちろんNP-F750だけではなく950や970も使用できるしケースにも収まる。

これは小型のLED-144を収めたガゼットバッグ。144に付属してきた2200mAhのリチウムバッテリー1個と312に付属してきた同型のバッテリー2個を入れ、予備としてNP-F950を収めてみた。小型のLED-144には薄型の2200mAhが軽くてバランスがいい。

ウレタンフォームを入れたので収めたライトや付属品もガタガタせずに気持ちがいい。こうなるとやはりケースに名前も入れたくなる。

いつものようにテプラのアイロンシールに収納機材名と会社の電話番号、住所などを打ち出す。真っ黒なケースだから外から見て何が収まっているかがすぐに判らないと困る。またどこかへ置き忘れでもした時には親切な人が連絡してくれることを期待できる。

隣国で作られたチープなライトだと思ってはいたが、実際に使ってみたらそうではなかった。あなどれない製品である。若干の改造などは行ったが、決して格安LEDライトと言うべきものではない。
日本が進んでいると高をくくっていては足元をすくわれる。技術立国日本も今は昔。侮って様々な優れた製品が日毎押し寄せてきている。

などと書きながら、実際はこの可愛いLEDライトが気に入ったので大切に使ってやりたいというだけのこと。いわば機材への愛情ということ。
2012年8月7日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 照明技術・照明機材 / 周辺機材 |

2012年08月02日(木)
色温度・光量連続可変のLEDビデオライトが激安
先般マトリクスライト社の小型LEDライトML-80を購入した。HDCAMのDタップから電源供給でき、マニュアルでのON/OFFと、RECを押すとLEDライトが自動点灯するAUTOモードが選べて便利だ。光量もけっこう強いうえに照射角は 水平方向110°とショートズームをカバーするまでに広い。7月に入ってからはHDCAM ENGの常備品になっている。

HDW-750に取り付けたMatrixLight ML-80 と HDSDI モニターTVLogic VFM-056WP

ただし価格は色温度3種切り替えのML-80 ENGパッケージで79,800円(システムファイブの税込み価格)と値が張る。そして色温度が200Kステップで可変できるML-7のENGパッケージでは\126,000 (税込)だ。さらにML-7のハンドヘルドパッケージだと\150,150 (税込)と非常に高価だ。

これまでLEDの光質や演色性で導入を足踏みしてきたがML-80がきっかけとなり色温度可変式LEDライトの有効性を遅ればせながら認識した。
こうなるとデジ(HDVやAVCCAMなど)ロケ用にもと考えるのは自然の流れというもの。しかし価格が障害になる。4〜50万のカメラに10万のライトは・・・・
そこで見つけたのがネットオークションの激安LEDライトだ。光量はML-80の半分ほどだが色温度、光量がVRで連続可変できる上に、ソニーのリチウムイオンバッテリーNEF-750や950/970などが電源として使用できる。幸い会社にはTRV時代に購入し、容量的にはまだまだ使えるNP-F750や950がゴロゴロしている。もちろん現役のNP-F970も併用できる。

こうなると買わないのはかえってもったいない。バッテリーが余っているならLEDライトを買おう!
届いたライトは金属筐体で冷却ファンが入ったマトリクスライトとは違って樹脂性の筐体で冷却も自然冷却とチープなもの。しかし加工精度もよく、分解して内部を検証したが基盤や配線もきれいに行われている。VRの動きも滑らかで精度の高さを感じられる。 ただし電源スイッチが光量調整のVRに抱かれているところはいただけない。電源OFFから実用照度(FULL)まで上げるために毎回ツマミを廻さなければならない。これは不便だし、現場ではイライラしそうだ。新品をバラバラにするのも気がひけるが、やはり手を加えて使いやすくしなければ現場では通用しない。この点はバッテリー取り付け部内部に空間があることとバッテリーの接/断で動作に支障がばいことを確認した。電源SWを増設することで使いやすくなるはずだ。
照射角は60度と狭いが初期のLEDライトよりは格段に広いし附属のディフューザーで角度と光質を和らげることができる。

マトリクスライト1台分のコストで10台ほど買えてしまうこのLEDライト、オークションに多数出ている。
ネットにレビューが無かったのでダメ元で購入したが、思っていたよりはるかにすばらしい製品だたっと思う。
本体にはディフューザーと小型自由雲台、バッテリー、バッテリーチャージャーも附属している。附属の小型自由雲台だが同様のものがヨドバシ梅田で3000円ほどの価格で売られていた。雲台の価格を引けば8000円相当のコストでバッテリー、充電器つきのLEDビデオライトが手に入るわけである。もう数台購入しても良いと思っている。
この話を知り合いの大手TV技術会社の報道部に勤めるHさんに話したら、その会社でもマトリクスライト4台と、この格安の同機を2台購入していたそうだ。つまりこのLEDライトは価格こそ格安だが、放送現場でも使われているということである。
GoProではないが、放送機器の一員として活躍している格安機材だ。
2012年8月2日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 照明技術・照明機材 / 周辺機材 |

2012年06月29日(金)
こんなものが何故無かったのか?
今月は撮影と編集と企画でほぼ全日が詰まり、夜もろくに眠る時間が取れないほどで月末になってしまった。
ブログの更新は一ヵ月半ぶりになってしまった。

多忙ではあるが、現場で必要なものは作らねばならない。

これはベルボンの小型自由雲台で、キタムラへ行けば何時でも売っている語句普通の製品。しかし実際には全く普通のものではない改造を施してある。

本来1/4のメスネジになっているところがこいつはオス1/4ネジになっている。もちrん販売はしていない。使い道は次の写真のとおり。

HDW−750のハンドルに前後2箇所開いているメス1/4ネジに取り付くように作った。目的はTVLogicの小型HDSDIモニターを取り付けるためである。
以前は写真用品のメーカーから便利なものが色々出たいたが、最近は売れるものしか作らないようだ。仕方が無いので自分で加工することになるが、思いつきの神様は一瞬で過ぎ去ってしまう。幸い今回はうまく神様を掴むことができた。ものの数分でできてしまう簡単な角田が、思いつくまでにどのくらいかかっただろうか。
2012年6月29日 | 記事へ | コメント(2) |
| NEX・HDV・HDCAM / 周辺機材 / 写真撮影・カメラ機材 |

2012年05月15日(火)
AHEADCAM FOR NEX-VG20
NEX-VG20などをオールハンディーで撮る必要が生じた。肩乗せ用のリグは今年始めに作ったPOODLEがあるが、もっと安定してハンディーで撮れるリグとしてHVR-Z5J用に作ったAHEADCAMというリグがあった。今回はそれをバージンアップしてZ5JクラスやNEX-VG20などでも使えるように加工した。

従来のものとはハンドルの天地が反転していてイージーリグのような形になっている。RECトリガーはLANC用のものをD型に変換して使用する。

カメラはソニーの純正クイックリリースの前部分にマンフロット#357を取り付けてリグからの脱着が敏速に行え、前後の重心調整もスライドで行える。

液晶にルーペを取り付けているのでフォーカスは確認しやすい。また後部に不要になったDXC-637用のショルダーパッドを取り付けて肩に乗せやすいようにしている。もちろん前後の調整も簡単に行える。

これが出来たおかげでVG20などのハンディー撮影の対応が良くなった。

色々なものを作るために良く使うものがマンフロットのクイックスライダー#357と#577だ。今回のリグには裏にソニーのアタッチメントを取り付けている。マンフロットのクイックスライダーはアルミダイキャストが柔らかいので若干強度に不安があるが、加工がしやすい。強度を考えて余裕をもって利用すると非常に便利なアイテムだと思う。
様々なものを作ってきて#357と#577の数はいつの間にか20個に届こうとしている。
2012年5月15日 | 記事へ | コメント(0) |
| NEX・HDV・HDCAM / 映像制作・撮影技術 / 周辺機材 |

2012年05月09日(水)
シェールロイドのミュージックビデオの舞台裏
シェールロイドのミュージックビデオの舞台裏がYouTubeにアップされていた。ステディーカムに乗せられたARRI ALEXAなどなど。

完成したPVはコレ
シェールロイドの可愛らしさを支えるスタッフたちがカッコいいと思う。
2012年5月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 周辺機材 / アーチスト・タレント |

2012年02月25日(土)
完成NEX-VG20用ショルダーリグRev.3
α版からβー版、そして先日現場投入した結果に基づいて改良を加え、ようやく性能評価版のリビジョン3が完成した。

SVSオリジナルVGRIG:NEX-VG20用ショルダーリグ【POODLE】


EOS7DやPMW-F3、NEX-FS100などのショルダーリグは様々なものが開発、発売されている。しかしいずれも両手でフォローする形式がほとんどであり、カメラマン自身がフォーカスやズームを操作するのは難しいようだ。フィルム映画の人たちは慣れていて問題ないらしいが、私は撮影中に、特にハンディー撮影中に横から手が入ってくるのは苦手だ。
そういたことからこのリグは右手と肩でカメラを保持してRECトリガーを押すようにした。そして左手はフォーカスやズームリングなどを操作したり、カメラ保持の補助を行うように考えた。
リビジョン3で何処が大きく変わったかといえば、リグの最後部にウエイトが付いたこと。これで前後バランスが整って長時間のハンディーも苦ではなくなる。
この動画には写っていないが、タムロン18-200mmにはフィルムカメラの水中ブリンプで使っていたフォーカスギアがズームリングにぴったりだったので、それにズームレバーを取り付けてCineTamronとしている。レバー1本のことだが、スローズームにも対応できたのは大きな進歩だと思っている。
この動画の撮影はNIKON D300で行った。もちろんD300Sではないから全て静止画でのコマ撮り。照明は連続発光のハロゲンではなくストロボを使用した。
2012年2月25日 | 記事へ | コメント(4) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 周辺機材 |

2012年02月14日(火)
NEX-VG20のオリジナルリグ“VGRIG”完成
先日書いたリグが完成した。
このリグの特徴をメーカー風に言うと
1.RECトリガーをNIKONピストルグリップで行える。

2.音声はCH-1/CH-2にそれぞれ別な音を記録できる(ワイヤレスPINとショットガンやミキサーからの音声など。

3.音声レベルをチャンネル毎にそれぞれ調整できる。またイヤフォンでCH-1/CH-2を切り替えてモニターできる。

4.液晶モニターのルーペはスライドインタイプの着脱式で、タッチパネル操作用にルーペを枠ごと跳ね上げられる。

5.ファントム48V電源を搭載し、市販のショットガンマイクを取り付けられる。また過大入力を防ぐための-10dB/-20dBのアッテネーターを内臓。

6.リグのマイクホルダーは方向を自在に調整できるので、カメラの向いた方向とは違った方向の音も狙える。

7.バッテリーライトや小型モニターなどを取り付けられるアクセサリーホルダーを装備。

8.ハンドルには放送用ワイヤレスマイクのレシーバーをワンタッチで取り付けられる台座を装備。

9.三脚への着脱にクイックリリースを採用。

10.HDMI出力端子とXLR音声端子はリグ最後部に配置して現場運用性を考慮。

11.A・V/R端子を装備したHDR-CX560V等の小型カムコーダー(最後の2枚の写真)の搭載も可能で、RECトリガーや外部音声などもNEX-VG20と同様に扱える。
ということになる。POODLEの由来は最後の写真を見ていただきたい。
ようやく出来上がったといった感じだ。明日からこのスタイルでの撮影が始まる。とても楽しみな現場になりそうだ。
2012年2月14日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 周辺機材 |

2012年02月05日(日)
HDR-CX560V/NEX-VG20/10、そしてLUMIX GH2対応のリグ
HDR-CX560Vが続いてしますがお許しいただきたい。実はこの小さなHDカメラで撮影しなければならない案件が出てきた。
求められているのは小さなカメラとしての撮影ではなく、大きなカメラと変わらないカメラワーク。それは無理というもので、いくらアクティブモードの防振機構があってもデジはデジである。
カメラ機材費は民生カメラのレンタル代に合わせて1万円以下としても、人件費は大きなカメラと変わらない金額がいただけるわけで技術会社としてはやはり何とかしてご要望にお応えしなければならない。そこでこんなものを作ってみた。
現在進行中のデジリグはHDR-CX560VやNEX-VG10/20に対応する。
今後の計画としてグリップとハンドル、液晶ルーペ、背面モニターなどを取り付けて完成する。名付けてVGRIGでどうだろうか。
リグ付きショルダースタイル、リグ付き三脚運用、リグ無し単体運用は瞬時に切り替え可能になっている。

Future VGRIG STYLE
今週中には完成する予定で進めている。

2012年2月5日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 周辺機材 |

2012年01月28日(土)
技術会社のハンディーカムHDR-CX560V
ハンディーカムで最初に買ったものは10年ほど前のこと。TRV900という3CCDのカメラで、知り合いの技術会社から譲り受けたのが最初。特にどう使うというわけではなかったが、小さなボディーにしては3CCDということもあって良く撮れた。ロケハン用途がほとんどだったが、小柄なボディーと使える画質からオンボードカメラや簡易な水中撮影などには重宝した。
TRV900は一度ヘッド交換して時折ロケハンに持ち出していたが、さすがに4:3SDということで現在はお蔵入りである。まあよく仕事をしてくれたカメラだった。そして次に買ったハンディーカムは昨年のこと。
スチルの空撮の際に動画も撮れればうれしいという監督の要望に応えるためにアクティブモードの防振が効くHDR-CX560V。結果は大変良かった。静止画で予定していた部分のかなりが動画に変更になった。限られた予算で空撮動画を撮影することが出来た。そのHDR-CX560VのSVSスペシャルが次の写真。


改造こそ行っていないが、何箇所かに工夫を行っている。
まずは三脚のクイックリリースのためのスライドプレート。マンフロット577スライディングプレートアダプターの装着。そのままではHDR-CX560Vのカメラコントロールダイアルの操作に干渉するためにプレートのカメラ取り付けネジの位置を前方に変更している。

オリジナルのウインドジャマーと汎用アクササリーシューの取り付け。風きり音の低減と小型のカメラライトの取り付けでHDR-CX560Vの撮影範囲が広がった。そして最近行った加工というか、改良箇所はカメラコントロールダイアル。

このダイアルを調整することで絞りや去ったースピード、フォーカス、ホワイトバランス、シャッター速度など様々なパートが任意に設定できる。しかしそのダイアルが余りにも軽すぎる。機能を切り替えようとセンターのボタンを押した際に設定値が変わってしまったり、注意しないと撮影中不意に動いてしまったりする。また設定値を変更しようと回したときに思っている以上に回りすぎて+0.2EVのつもりが数EVも変わってしまったり・・・・
これではカメラコントロールダイアルというよりはCamera Runaway Dial(カメラ暴走ダイヤル)だ。
改善を要望しようにも、すでに生産完了モデルということで、現在の機種はカメラコントロールダイアルが割愛されたHDR-CX590Vになってしまった。カメラコントロールダイアルが付いた機種は上位機種の HDR-CX700Vや3月発売のHDR-CX720Vなどになってしまった。
仕方ないのでいつもの調子でDIM(Do it mya self.)でダイアルにフリクション機構を追加した。現在は露出補正で0.2EV、0.5EV、0.7EV、1EVなどの細かな設定が簡単に設定できるようになった。自分で言うのもなんだが、この加工はHDX-XD560Vにとっては画期的だと思う。この機能を追加したことでHDR-CX560Vは安心して使えるようになった。機構の心臓部は黒いパーマセルで覆っているため、外からは見ることは出来ない。いわば企業秘密?なので・・・(笑)
もちろんテープで固定しても良いのだが、それでは撮影中の微調整が出来ないし、音が出るような加工ではマイクが調整音を記録してしまう。こういった問題を全てクリアしたとってもスペシャルなフリクションコントロールである。もし本気でHDR-CX560Vを加工したいという方がいらっしゃればメールでお答えということに。

2012年1月28日 | 記事へ | コメント(0) |
| NEX・HDV・HDCAM / 映像制作・撮影技術 / 周辺機材 |

2012年01月18日(水)
NEX変換マウント
またNEX用の変換マウントを購入した。やはりアダプターはKIPONの製品を選んだ。
ショップはおなじみの「焦点工房」で、担当の陸孜豪(リクシゴウ)さんはいつも丁寧で、電話での対応も安心できる。今一番気になるのはNIKON 1用のB4マウントアダプターだ。理想的には1吋HDカメラ用のレンズだが、2/3吋のレンズでも何とか使えそうだ。レンズによってはイメージサークルがたりないことになるが、エクステンダーを入れればNEXでもカバーできたので、1吋のNIKON 1なら周辺減光程度で雰囲気かもと期待する。
陸さんの話ではこうだった。
KIPON製NIKON 1用のTVレンズB4マウントアダプターはもうちょっと時間かかると思います。
ということだった。また、
日本語があまり堪能ではありませんが、「良いものを安く」をモットーに販売を続けており、みなさまから高い評価をいただいております。
ということだが、十分に意思の疎通は出来ている。
以下に焦点工房さんが扱っているKIPON製のNEXマウントアダプターをピックアップしてみた。
2012年1月18日 | 記事へ | コメント(2) |
| NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 / 周辺機材 |

次へ
 

PHOTOHITOブログパーツ


ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
色々出ます

»くわしく見る

バイオグラフィー