2011年05月24日(火)
シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMが活躍している。


現在進行中のプロジェクトではこのレンズが無ければ無理といっても過言ではないと思う。先週に続いて今週もこのレンズは多用する。

35mmフルサイズ換算12-24mmに相当する画角はかつて世界一の最広角を誇ったニッコール13mmF5.6をもしのぐ画角が得られる。現在フルサイズで12mmの広角といえば同社の12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSMとフォクトレンデルブランドのウルトラワイドヘリアー12mmF5.6くらいだ。残念ながらウルトラワイドヘリアーは一眼レフ用ではなく、VM(ライカ互換)であり、ともにNEXに装着した場合は画角は1/1.5になってしまう。つまりNEX-Eマウントで使用出来る最広角レンズではこのシグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMしか選ぶことが出来ない。

このレンズはシグママウント、ソニーαマウント、ニコンFマウント、ペンタックスマウント、キヤノンEFマウントのものが提供されていて、NEXに使用する場合はソニーαマウント用が良さそうだが、シグマはAマウントアダプターはサポートしていないらしく、ソニーのα→Eマウントアダプターでは機能が制限され、AFは不可ということである。
結局私はニコンFマウント用のタイプで、それにNikonF→NEX(Gレンズ対応)アダプターを介してNEX用とした。当然NIKONのDXサイズで使用した場合にはAFや超音波モーター、絞りなどの全ての機能が使用でき、いわば1本で2度美味しいレンズだといえる。
このシグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMの画角をHDCAMで得るにはHJ14しかなく、NEX-VG10や新しく登場したEマウントのスーパー35mmカムコーダー「NEX-FS100J」では現状シグマしかなく、価格はHJ14の1/50で手に入れることが出来る。HJ14の14倍とシグマの2倍を比較することはばかげたことではあるが、最広角レンズということでは二者は共通する。そして超広角レンズとしてみた場合は湾曲などでシグマに軍配が上がると感じている。ただし撮影時に頻繁にレンズ交換を行う必要があることは否めず、NEXでの撮影においてはロケハンとレンズプランを考えなければ撮影をスムーズに行うことは出来ない。
ちなみに現在のプロジェクトではマクロレンズなども含めて約10本のレンズを使用している。
HDCAMのENGでは標準ズームと広角ズーム2本でこと足りるところだが、スチル用レンズを使用するNEXやPMW(もちろんフォーサーズのAF105なども)では多数の単焦点レンズや低倍率ズームレンズを用意しなければならない。
普段TVレンズを使用するカメラマンにしてみれば「とんでもなく使いにくいカメラ」ということになる。

参考にEOS5DMkUで使用できる12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSMライカを扱っているレモン社のアウトレットで安く出ていた。5DMkUユーザー必見である。
シグマ SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM(キ)

シグマ SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM(キ)
価格:66,000円(税込、送料込)


もちろんEOS7DユーザーはAPS-Cのシグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMを選ばなければならない。


2011年5月24日 | 記事へ | コメント(0) |
| NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 / 技術系・ハイテク系 |
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク
 

PHOTOHITOブログパーツ


ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
色々出ます

»くわしく見る

バイオグラフィー