NEX-5Nはあの小さなボディーで60P/60i/24Pが撮影できるようになったことで、560Vと同様に仕事で使うための仕様が必要になる。 収録時の音声モニターだ。NEX-5Nの外部マイクを装着したときにHDMIの小型モニターCLM-V55を経由することで音声のモニターができることに気づいた。HDMIのデジタル信号がアナログ音声に変換され、音量はCLM-V55で行える。内臓スピーカーではハウリングを起こしてしまうので、再生時とはちがってヘッドフォンやイヤフォンでのモニターになる。 NEX-5Nにはアクセサリーシューが付いていないのでL型ブラケットなどを使用する必要があったが、ちょうど手元に豆カムHDの照明セット用に作って縦型ブラケットがあったのでそれを流用した。その際にマンフロットのクイックプレートが取り付けやすいように1/4吋タップを使って数箇所ネ穴を増設した。 ニコンF用のマイクロニッコール55mmF3.5を装着したスタイルはなかなかのものだと思う。 音声はHDMIからアナログに変換されるので若干ディレーを生じるが、直接音と区別がしやすいので苦になることはないようだ。 CLM-V55はNEXやHDVなどのモニターとしても重宝するが、一眼レフのHDMIでも使用できる。便利な機能としてピーキングやピクセル等倍の表示も可能だ。また信号は60Pにも対応しているのでNEXなどにはもってこいだ。撮影のために遮光フードは外しているが、とても便利な遮光フードが付属する。
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