GWも後半にはいったところで雨。今年のGWはどこに出かけるわけでもなく、もっぱら編集と撮影で、あとはホームセンター通いをしてもの作りをたのしんでいる。 ずんごりむっくりのカメラだ。名前は【CINEX-5N MarkU】GW渾身の作品である。18-55mmズームレンズを装着した状態。まるで食玩のような可愛らしさを覚える。 蛇腹フードをテレ端に設定した場合の運用スタイル。写真はフルバージョンとしてキャリングハンドルや5.5インチの液晶モニターを装着しているが、キャリングハンドルやモニターを装着していないベーシックスタイルでの運用も可能で、その時の大きさは掌の乗るほどコンパクトに組めた。 今回のCINEX-5N MarkUは以前ニコノスレンズ専用として作ったCINEX-5NをベースにEマウントレンズ対応にした。改良といってもベースから新たに作り、流用したものは蛇腹フードだけで、旧作のベースは得機種モニターの延長ベース用に切削している。 グリップハンドルはカメラが軽いので#357クイックスライダーの側面にある予備ネジ用の穴を使ってで着脱式にした。アルミダイカスト製の#357の側面ネジ穴部の強度には不安もあるが、CINEX-5N本体重量が軽いので十分耐えられると判断した。 またハンドル部にベルトホルダーを付けてNEX-5Nのストラップで肩に掛けられるようにしている。ハンドルは他のリグなどと同様に木製で材質はヒノキを使用した。これもホームセンターで売っている半円形のものでベースの金属をサンドイッチ式に挟んでビス止めした。 HDMI-MINIのコネクターに挿したケーブルが飛び出すので、ハンドル基部にガードも付けてコネクターの損傷を防いでみた。これでシネサドルでCINEX-5Nを包み込んだ場合もコネクターに負荷がかからないだろう。 偶然だが、蛇腹フードの58mmアダプターの内径がEマウントレンズの外径より2mm弱大きく、Eマウントレンズが光線漏れなく前ぶちを挿入できる。まるで計ったような偶然の一致に嬉しくなった。 蛇腹フードにはEマウント18-55mm、マクロ30mm、16mmなどレンズが適合するが、CANONのLマウント85mmF1.9や135mmF3.5、 もちろんニコノス用の35mmや80mm、一部のFマウントニッコールも適合する。しかしCINEX-5Nほぼプライベート用として18-55mm、マクロ30mmさえ使えれば良いと思ってる。特に18-55mmには真鍮製のパイプで造ったズームレバーを付けてみまた。レバー先端のノブはたしかJ14aかJ15aに付いていたもの。 で、何故にシネカメラ?ということだが、それは24Pが撮れる事。 不思議だが30Pよりフレーム数が少ない24Pの方が60iに乗せたときは滑らかだ。これは2-3プルダウンのおかげ? 映画の世界ではこれまで様々なコマ数が用いられたらしいが、結局24コマに落ち着いたそうだ。ということで24という数字はいわば神の数字らしい。まあ、こんなことはどうでも良いことで、学生時代にニコンで撮っていたスーパーエイトようにCINEX-5NマークUを肩に下げ、マンフロット505を担いで一人でぷら〜っと。(夢) そこに届いた友人からの桜満開の知らせ。 八ヶ岳山麓の標高1000m程度の場所ではGWがお花見シーズン。 山小屋周辺の5/2現在の最低気温は−1℃、最高気温は16℃、積雪が35cmだそうだ。 やっぱりCINEX-5NマークUを肩に下げてぷら〜っといきたいところだが、明日は3カメスイッチングの本番。ぷら〜っとするのはGWが開けてからだろうか。
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