2006年04月03日(月)
HVR-Z1J
 HVR-Z1Jをキーワードにした検索が未だ落ちない。HVR-Z1Jのページも更新しないままなのでYahoo!やGoogleでは11件目で2ページ目になってしまったが、MSNではソニーに次いで2位となっていた。HDVへの関心度が高いためだろう、10件/日を割るのは日曜日くらいだ。
 HVR-Z1Jを導入して2年目になるが、その稼働率は極めて高く、この小さなキャメラが大きな仕事をこなしてくれる。Z1J単独の1年間の売り上げはこのキャメラ十数台分に達している。小さく高性能であることを生かして特機を利用した撮影も多く、実際ミニジブやレールも使いやすい。ただしハンディーで撮影するにはどうも使いづらく、私の会社ではどちらかといえばEFPスタイルでの用途が多い。
 ハンディーではZ1Jのように腕で支えるキャメラよりも肩乗せタイプの方が遥かに安定している。しかし肩乗せのハイビジョンとなるとHDCAMかDVCPRO-HDとなり、コストが大幅に上がる。予算が取れればHDCAMに越したことは無いが、予算あっての仕事である。趣味でキャメラを選ぶわけには行かない。
 実は朗報が入ってきた。HDCAMとHDVの間を埋めるフォーマットとしてHDCAMの約半額でXDCAM-HDが発売されたのだ。XDCAM-HDの普及は局関係の導入状況にかかっている。

 XDCAM-HDはHDVと同じMPEG-2 Long GOPだが、HD記録レートの選択が可能になった。HDVの25Mbpsよりも高画質なHQモード(可変ビットレート、上限値35Mbps)が選べる。XDDisc1枚でオーディオチャンネル数2ch時68分以上の記録が可能だ。
 会社で導入したハイビジョン編集システムはHDV専用ではなく、100Mbpsのハイビジョン対応で、VARICAMやXDCAMに対応したものを選んでいる。ハイビジョンでの撮影オーダーが増えてきたため、現実的にXDCAM-HDの導入を視野に入れなければならない。

2006年4月3日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
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