2006年04月07日(金)
Appleネタをもう一つ
 気に入って使っているベージュのPowerMacMT-266のハードディスクが逝ってしまった。リカバリーどころかフォーマットも出来ない。ノートンでも駄目で、DiscFirstAid、DriveSetup、FormaterONEでもフォーマットさえ出来ない。おそらく軸受けが駄目になったのだろう。今年で7年目になるマックで、システムはMacOS-9/Developer英語版+JLKで、それを9.2.2にアップデートしている。OS-7〜9迄のマックは英語版の方が安定しているようだ。当然のことだが私が使用しているOSはデベロッパー向けだけではなく、正規日本語版もライセンスしている。Apple Developer ConnectionのSelect MemberになるとシステムソフトウエアやSDK(Software Development Kit)、WWDCのDVDなどが送られてくる。最愛のMT-266はCPUをG4/733MHzに装換し、ハードディスクはSCSIを含めて4基内蔵している。とにかくよく動いてくれるマックだ。今回壊れたディスクは内蔵していたATA-100の40GBだった。早速手元にあったWindows用のバラクーダ80GBに交換した。OSは別のディスクにあるので動作は問題ないが、デジカメやホームページのデータが消失してしまった。幸いデジカメのデータはサーバーにバックアップしてあったので被害は無かったが、ホームページのデータはWWWサーバーに上がっているものしかなく、Fetchでダウンロードし復元した。ホームページは1,259,599,775bytes、およそ1.18GBの容量があり、ファイル数は5,120にもなっていた。WEBを立ち上げて8年になるが、ずいぶんな量になったものである。WWWサーバーから落とすと改行コードがLF(UNIX)になっているため、CR(Mac)に直さなければならない。けっこう厄介である。
 ハードディスクが死ぬと一つ楽しみがある。ハードディスクの心臓部というか、本体は大変美しいのだ。それはまさに現代の工芸品というべきものだ。

今回は容量が小さいため、ディスクは1枚しかついていない。大きいものは2層、3層になっている。このディスクの下には精巧なダイレクトドライブモーターが付いていてクルクルと良く回る。
 私は壊れたハードディスクを次の写真のようにリサイクルしている。ディスクを取り出せばデータ流出の心配も無い上に、こんなに素晴らしく精巧な回転台になってくれる。

 フィギュアの展示台の他にも様々な利用方法はあると思うが、もしハードディスクが壊れたときは挑戦されるといいだろう。とにかく美しい。
※分解には星型ドライバーが必要。また尖った金属部品も多いので、怪我の無いように注意していただきたい。

2006年4月7日 | 記事へ | コメント(0) |
| コンピュータ・IT系 |
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