2006年05月17日(水)
DV HDVに変換
DV HDVに変換」だ。かなり奥深いところからアクセスしていただいた。
 ソニーがHDV方式の超小型キャメラを発売して以来、大型テレビとの連携からHDVユーザーが増えている。MPEG-TSとはいえ、1080iの映像を記録できることは素晴らしいことだ。液晶にHDが適している理由はブラウン管テレビに比べて、液晶テレビでは従来のSDの画質が甚だしく悪いことによるのではないだろうか。
 「ハイビジョンを観るとはきれいなのに、地上波アナログはものすごく汚いのはどうして」と聞かれることがよくある。そんなときはいつも「ブラウン管テレビで見るときれいに見える」と答えている。液晶が一般化し、ブラウン管の美しい画質を知らない世代が増えてきたのかもしれない。はじめから画素数が決まっている液晶と、電子線を蛍光対に照射して水平走査線を描くブラウン管の差だ。たとえばパソコンに液晶ディスプレーを使う場合に最適解像度以下の解像度(1280×1024の液晶に1024×768を表示させた場合など)では文字が甘くなりボヤっと見えるのと同じことである。やはりハイビジョン対応の液晶ディスプレーにはハイビジョンが適している。DVをSD映像として液晶ディスプレーで観るよりは、DVをHDにアップコンバートしてから見たほうがきれいだ。
 検索の「DV HDVに変換」だが、現状では限られた機種のみがリアルタイムに変換できるようだが、いずれアップコンバーター内臓のディスプレーなども出てくるだろう。そうなるとSD画質の放送やビデオもかなり高画質になる。HD作品を作る場合に従来の映像資産を混合して編集しなければならない。そのために必ずアップコンバートの必要がある。私の会社では「DV HDVに変換」をCanopusのハードウエアとソフトウエアを使って行っている。いずれはリアルタイムに変換でき、高性能かつ低価格なものが出てくるだろう。

2006年5月17日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
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