2006年07月20日(木)
HDV撮影
 HDV撮影で検索されていた。
 HDVXDCAMHDのハイビジョンキャメラが色々と発売され、家庭用も手のひらサイズのハイビジョンが一般化してきた。そして放送用のHDCAMはより高画質なHDCAM-SRにも発展した。
 我々のような映像職人にとってこの加速度的な技術の進歩は大歓迎だ。今までスチル写真でしか表現し得なかった高精細な画像が毎秒30枚、あるいは60枚も記録できるのだ。一瞬ではなく、時の流れとしてである。そしてHDVを使用することで遥かに安いコストでそれが実現出来、さらに従来の予算で特機使用の撮影が可能になる。
 先日美容専門学校の学校案内を撮影したがやはりHDV+特機を用い、さらに高価なHMI照明も使用した。それでいて予算は従来のベーターカム特機なし程度である。HDVの真価を発揮した作品はクライアント、代理店からも高い評価をいただき、改めてHVR-Z1jのポテンシャルの高さを痛感した。この作品は携帯サイトで配信されているが、AUの小さな液晶でも高精細な動画を見ることが出来た。
 HDV撮影によって機材費は大幅に下げることが出来た。ただし人件費はそうは行かない。人件費とはテクニック、センス、労働への対価である。そして個々の生活の糧である。この点はクライアントに深く理解していただく必要がある。ちなみにキャメラマンの人件費は35.000/日である。

2006年7月20日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
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