2006年10月20日(金)
PentiumD 限界
 「PentiumD 限界」である。コンピューターと言うものは欲深いもの、というよりも使い手の人間が欲深いのである。
 Pentium Dを手に入れたときにはMPEG-2のエンコードをリアルタイムの約2倍の速さでで出来るデュアルコアの処理能力に感動したものである。しかしそれに慣れてしまうとまた次を求めてしまう。
 現在Pentium Dは3GHzのものと3.2GHzを使用していて、HDVの編集には3.2GHzを使用して、SDは3GHzのものを割り当てている。しかしSDの編集が忙しくなり、とても3GHzでは追いつかなくなってしまった。といって、新しいマシーンを組んでいる時間もないため、やはりここはクロックアップで対応する。3GHzのものを3.4GHzで駆動するわけだが、結果から言うと問題は無かった。CPU温度も60度弱と落ち着いている。どうやら当たりが良かったようだ。3.4GHzも3.0GHzも基本的には同じ石であり、出来の良いものは高いクロックになり、出来の悪いものは低い周波数で出荷される。これが安定生産の時期になると歩留まりが良くなり、低いものでもかなりクロックアップできるようになる。私が使っていた3.0GHzも昨年購入したもので、おそらく歩留まりが良かったのだろう。3.4GHzになったおかげでMPEG-2エンコードは確実にリアルタイムの倍の速さに上がった。
 今後インテルに求めるものはデュアルコアだけではなく、トライコア、クワッドコアのCPUだ。「三人寄れば文殊の知恵」というが、複雑な作業を高温で動作する高クロックCPUではなく、低クロック、低温度のCPUでより速い並列処理を行ってもらいたいものである。

2006年10月20日 | 記事へ | コメント(0) |
| コンピュータ・IT系 |
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