「HVR-V1J」である。HVR-V1Jは昨年システムファイブに予約したが、未だに迷っている。というのも今現在Z1Jで仕事は回っていて、かつ3CMOSの演色性や低照度時の画質について導入に踏み切れない部分がある。そして水中ブリンプが未だ発売されていないことも要因だ。そして先日システムファイブからグライドカム4000PROとスムースシューター、センチュリーのワイドコンバーターを購入したことがV1J先送りの最大要因である。さらにV1JがZ1Jほどに稼いでくれるだろうかという不安も残る。
しかし確実にV1JがZ1Jよりも優れている点が一つある。それはLCDモニターの純正フードだ。Z1Jには純正品が無く、納得できるものが市場に出回っていない。そういった状況だが、先日急遽LCDフードが必要になりZ1J用にヨドバシでV1Jの純正LCDフードを購入した。一応は装着できたが、やはり専用ではないため一部分をヤスリで削って取り付けた。もちろんZ1Jではなく、4200円で購入したフードの方をを削った。
今回それを少し改良したので紹介しよう。出来上がりはおそらく市場に出回っているサードパーティー製のZ1J用LCDフードより優れていると自負している。下の写真が改造したHVR-V1J(HDR-FX7兼用)用のLCDフードだ。
フードの下部にグライドカムを運用する場合に便利なようにシンワの水準器を取り付けた。実際にZ1Jに付けた常態はまさに純正品という仕上がり、というよりも水準器が付いている分、より高性能である。
改造前はLCDフードのスプリング付きの爪でZ1JのLCDを挟んで取り付け、パーマセルテープで外れないようにしていたが、今回ベルクロテープを取り付けることで簡単に脱着出来るようにした。千里ビデオサービスオリジナルのZ1J用LCDフードだが、市販しても良いくらいの出来栄えだと思っている。制作費は本体4,200円(ヨドバシ)とシンワ製水準器840円(コーナン)、ベルクロテープ(適当な余り物)で合計5,040円となった。安く出来たことを自慢したがる大阪人の私は大満足している。
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