2007年12月04日(火)
業務用映像機器
 「業務用映像機器」で多数の検索があった。しかしトップではない。100件目までよく見ていただいた。検索されていたページは会社のEquipmentsである。

 業務用映像機器だが、我々が使う映像機器といえば殆どが放送用か業務用に位置づけられるものと思われがちだが、決して全てが業務用ではない。時に家庭用のDVカムコーダーなども使用する。下の写真はトラクターの走行状況を撮影するオンボードキャメラとして使用したキヤノンのiVISである。
 家庭用であっても用途によっては十分仕事用になる。またビデオジャーナリスト達も殆どは家庭用のDVを使用している。そしてハイビジョン中心になった番組でも出先の取材ではVX-2000等をディレクターが使用することがけっこうある。こうなれば家庭用ハイアマチュアクラスのVX-2000であっても放送用ということになる。ただしシステムを組む場合はそうは行かない。やはり業務用以上の機器が必要になる。

 上の写真にあるものは殆ど業務用で構成している。PCはWindows2000かXPで殆どの人が家庭で使用しているものと同じものだ。しいていえばHomeEditionではなくProfessionalになっているくらいだ。現場用の映像ソフトはバンドルされていたStormEditとPremiereである。家庭用にバンドルされているPremiereはすでにPro2.0かCSであり、クライアントに「まだ6なんですか?」と笑われたりする。「現場では機能より軽さと安定性のほうが重要なんです。」と説明するが「新しい方がいいでしょう・・・・?」という感じだ。PCに搭載している石はCore2Duoどころか、PentiumDさえ載せていない。ただのPentium4である。要は仕事に合ったスペックであれば安定性が最優先されるのが現場であり、業務用映像機器ということになる。ただしキャメラのレンズだけはそうは行かない。やはり解像度の高さで放送用がベストだ。ただし予算に合わせて業務用クラスも多用する。つまりリーズナブルな価格を生み出すための手法である。

2007年12月4日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
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