メーカーのサイトに弊社制作のビデオがアップされていた
先月制作したローランドの新製品であるR-44のビデオがアップされていた。
撮影は2月末でデリカに冬タイヤを履いての長野ロケである。この時に同時制作したHD-SDI⇒HDVコンバーターのVC-300HDのビデオもアップされている。
このビデオのナレーション録りの様子はこのブログにもアップしている。
今度また新製品のビデオを作る事が決まったが、ローランドという会社は我々技術屋が望むものを次々に具現化してくれる素晴らしい企業だと思う。VC-300HDはビデオ制作を受注するよりも以前に使用し、その素晴らしさは承知していたが、まさかそのビデオを作らせていただけるとは思いもしなかった。
Field Reportの2007/7/19の記事で紹介している。自分が気に入った製品のプロモーションを作ることが出来たことは技術会社にとって最高の喜びである。
VC-300HDについて補足しておこう。
このコンバーターは単にHD-SDIをHDVに変換するだけではない。左の図(VC-300HD)のように、既存のフォーマットが自由自在に変換出来、さらにアップコンバート、ダウンコンバートの際のスケーリングも可能だ。そしてVer.2になって24p、23.98p、25p、30p、60pなどのフレームレートに対応した。また4点式ガンマ補正機能が追加され、映像の諧調調整も出来る。至れり尽せりのバージョンアップである。
また、このVer.2での追加機能はすでにVC200HD/300HDのVer.1を購入済みのユーザーにも有償ではあるがアップグレードとして提供されている。企業の品質保証にたいする姿勢が嬉しい。内部処理はVer.1もHDCAM-SRと同じ4:4:4で高画質だが、Ver.2ではプロセッシングを強化し、アルゴリズムの最適化によりアップコンバート、ダウンコンバート、クロスコンバートの画質が向上している。
映像機器に限らず、普段使用しているコンピューターもOSやアプリケーションのアップデート、アップグレードによって最新機能が追加されて第一線で活躍できる。ソフトウエアで制御されるデジタル機器ならではのバージョンアップである。
我々人間もデジタル機器のように常にバージョンアップして新しいものに対応していくわけで、昭和29年生まれの私は今年でVer.54である。しかし昭和29年製のCPUの処理能力はどうだろうか。一応複数のタスクを処理する能力と、並列処理にも対応するマルチコアであることは自負しているが、どうも最近メモリーのエラーが出るようだ。ここらでメモリーを・・・・そんなことが出来て嬉しいのは私ではなく、周りのスタッフだろう。最新式のメモリーが欲しいこの頃である。
|
例の件、宜しくお願いします。
>ちょいとリンクがヘン
すみません。修正しました。