2008年06月19日(木)
赤外線 ビデオ 撮影
 「赤外線 ビデオ 撮影」で検索されていた。さて、どこにそんなキーワードが有ったのかと思ったら「和太鼓ビデオ収録」だった。赤外線リモートを使ってVTRを同時スタートさせているという記述だ。
 検索していた人は、おそらくHα線を使った天体の撮影か、はたまたイベント譲の赤外撮影を探していたのかもしれない。Hα線を使った天体撮影は都会の夜間照明による影響や大気中の水蒸気や塵による影響を受けにくく、クリアーな天体写真に70年台に実用化されたように記憶する。私も学生時代にR-64フィルターを特注して赤外域による星野写真や天体写真を楽しんでいた。
 ところが赤外域による水着撮影はもっと歴史が古く、情報によると私が生まれる前からイカガワシイ業界では専門のマニアが居て、いわゆるブルーフィルムなどと同様にイカガワシイ市場で取引されていたようだ。この赤外線撮影が再燃したのがソニーのハンディーカムに搭載されたナイトショットだ。8mmビデオに搭載され、問題になってからは日中の赤外撮影が出来ないように改造されたが、初期モデルは闇の市場でプレミアム取引が行われていたらしい。しかしマニアの中でも電子技術に長けた人は自分で改造したり、改造品を闇の市場で入手し、それで赤外撮影を行っているらしい。
 私たちのイベント現場、特にレースクイーンや大勢のコンパニオンが居るイベント会場には必ずといっていいくらい、黒いフィルターを装着したオヤジや小僧が出没する。狙いは薄着のコンパニオンやレースクイーンの股間だ。当然「迷惑防止条例」に触れ、手が後ろに回る。しかし、彼らには「迷惑防止条例」など全く関係ないらしく、イベントの撮影タイムでは赤外は例外としても、至近距離から望遠撮影を行っている人がけっこう多い。Fetishismに没頭しているのだろう。しかしこれも状況で「迷惑防止条例」によって処罰されることになる。こういう撮影機材に最適な呼び名を思いついた!SukebeCAM:スケベーカムはいかがだろうか。
 
 昨日までCMロケで志摩スペイン村へ行っていた。その近くのファミリーマートの写真だ。さすがにリゾート&レジャーの伊勢志摩だ。
 店内にはカラフルな浮き輪だけではなく、ゴーグルや水着なども数多く陳列されていた。
 そろそろ水着の季節だ。水着だけではなく、薄着の時も、黒いフィルターを装着したデジタルカメラやビデオキャメラには気を付けよう。薄い生地1枚程度は赤外線撮影ではシースルーに等しい。
 参考までに、デサントでは赤外線透過撮影を防止する「ビデオプルーフ」という素材を使った水着を商品化している。

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| 映像制作・撮影技術 / 技術系・ハイテク系 |
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