2008年08月13日(水)
4CH フィールドミキサー
 「4CH フィールドミキサー」ローランドの4CHフィールドレコーダーが運用可能になった。忙しくて梱包したままになっていた16GBのSDHCカードを開梱してR-44に挿入した。

 16bit/48kHzの非圧縮で694分のステレオ収録が出来る。4CHでも347分の録音が出来る。もちろんビデオと相性のいい48kHzだ。
 今から40年近く前、4CHオーディオが流行った頃があった。ビクターのCD-4やサンスイのSQ4、そしてテレコを使ったディスクリート4CHオーディオ。当時使ったのはSONYのオープンリールテープコーダー(SONYはテープコーダーと言っていたように記憶する)TC-6364という1モーターメカのものだった。2CHのTC-6360Aと並んでアマチュアに人気のあったモデルだ。その当時は及川公生氏(私が所属する日本音響家協会の名誉会長)の雑誌記事などを貪り読んだものだ。
 R-44に話を戻そう。4CHフィールドレコーダーとしてTC-6364と比べることは全く意味の無い話だが、R-44を眺めていると、あの大きな7号リールのテレコを持ち出した苦労がつい昨日のように思い出されるのである。僅か数平方センチのチップに7号リール20本分以上の、それも飛躍的に向上した音データを記録できることが不思議だ。もちろんこのチップに数時間の圧縮したハイビジョンデータも記録できるのである。恐ろしい話だ。

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| 音声・録音・音響 / 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
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