HDV Z1J
「HDV Z1J」での検索だ。
発売からかなりの期間が経過し、そろそろ生産完了になるのではないだろうかと思うのだが、今なおソニーのサイトで現役だ。
新製品が次々に登場するが、このHDVカムコーダーが優位に立つ点はいくつもある。例えばショットトランジションのソフトスタート、ソフトストップ(スロースタート、スローストップ乃至はイーズアウト、イーズインと言った方がわかり易い)やノーマルで50iのPAL記録再生(HDV/DVCAM/DV各モードで対応)、一回り大きな液晶モニターなどである。やはり初号機だけあって開発者の思い入れが詰まっているのだろう。
私の会社でも稼働率が非常に高い。HVR-Z1J発売後HVR-A1J、HVR-V1Jが発売され、しばらく置いてレンズ交換式のHVR-S270やHVR-Z7Jも発売されたがなかなか導入に踏み切れない。踏み切れないというか、おそらくZ1Jユーザーの多くがそうであるように、Z1Jのショットトランジションや、粘りのある手動ズームなどの使い勝手が新機種導入の必然を生じさせないのである。
また、HDCAMのショルダースタイルにない独特の形状が特機類と愛称がよく、HDCAMの現場であってもZ1Jは活躍してくれる。
写真のようにミニジブに付けたミカミ製の小型リモート雲代との相性も抜群だ。また、上で書いた「ノーマルで50iのPAL記録」だが、海外向けVPではネイティブPALでの制作が可能で大変重宝する。
最近になってまた新機種のHVR-Z5Jが発表された。小型カムコーダーの記録メディアがテープからHDDやメモリーに移行する流れに逆らってHDVの新機種を発売するソニーの考え方がイマイチ理解に苦しむところだが、それでもHDVユーザーには有難い話だ。HDVの規格を作ったJVCのサイトが昨年2月以来更新されていない状況を考えればやはり1080iを選択したSONYやCANONは良い選択であったと思う。そして私の選択も正しかったと自負している。何故ならHVR-Z1Jで稼いでHDCAMを買ったのだから。
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2008年9月12日
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映像制作・撮影技術 /
NEX・HDV・HDCAM |
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Z1Jの(素性の?)良さ、同感です。
私も相変わらず酷使しています(笑)
酷使に耐えてくれるので、手放せません。
ミニジブ+リモート雲台、好調のようですね。
この浮遊感を加えるだけで、映像にまた別の血が通う、という感じがしています。
RM100BP、やっと出てくれた・・・。
ジブに乗っけた時、フォーカス、アイリスを思う通りにコントロールできない苛立ちから解放されたいものです。(もっとも、Z1Jの「オート」は「使える」とも感じてますが・・・)
さて、Z7Jか、Z5Jか・・・。
仕事の先行きと質を見究めつつ、そろそろ決定する時期になってきました。
先ほどロケから戻りました。
Z1Jは初号機だけに盛りだくさんですね。
今日の素材をチェックしましたが、Z1Jはまだまだ使える!
リモートコマンダーがZ1Jで使えればZ5Jも買わずにすむんですけどね。
今日シンフォレストからサンプルDVDが届きました。
大阪光のルネサンスを担当しています。
これもZ1Jでした。