DVD-streaming 変換
DVD-streaming 変換である。今風に言えば「全然簡単」な作業だ。DVDがデジタル信号で記録されているため、アナログ→デジタル、いわゆるAD変換のプロセスを通さないでコンピューターに取り込める。取り込んだVOBファイルをそのままWindowsMedia形式のファイルに変換するだけである。必要と有らばDVDを再生しながらダイレクトに配信サーバーへプッシュすることも可能だ。パソコンさえ使えれば誰にでも簡単に出来るが、出来ない人が居るから仕事になる。
我々が育ってきた環境にコンピューターが出現したのは1948年、マンチェスター大学のウィリアムスとキルバーンが、初のプログラム内蔵式のコンピュータThe Babyを発明したことに始まるらしい。そして56年にFORTRANというプログラム言語が誕生した。
その15年後の70年代初めに私もFORTRANを学び、80年代にはいると実用的なコンピューターが続々と登場した。しかし演算装置は4ビット〜8ビットだった。90年代になるとコンピューターはほぼ現在のオペレーティングシステムを搭載した16ビット時代に入る。映像制作分野においてもテロップ装置やお絵かきソフト、CGといわれるものが登場すると同時に3Dエフェクトなども実現した。
当時スーパーコンピューターと呼ばれた巨大なシステムも今ではデスクトップ、あるいは手のひらに乗るところまで進化した。そしてこの先も留まることはないだろう。
今から50余年前、まだ戦後のドサクサが残る田舎に生まれた私だが、少しだけ機械が好きだったおかげで新しいことに拒絶反応を起こすことも無く、また時代に取り残されることなく生きてこれた。
子供の頃、私に様々な機械(壊れたバイクや車、ラジオ等)をあちことから貰ってきては私に与えてくれた亡父に今更ながら感謝している。茄子がたくさん取れて、市場へ出荷した後は田舎では珍しいトランジスタラジオなるものを買ってきた。
写真はソニーの6石トランジスタラジオTR−630である。AM専用でもちろんICなど無かった時代のもの。大きさはコンパクトデジカメのサイバーショットとほぼ同寸。当時とすれば贅沢品であっただろう。
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2008年12月24日
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映像制作・撮影技術 /
コンピュータ・IT系 |
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