Z1J スイッチング
Z1J スイッチングである。
やはりこういった需要が多くなってきた。だがちょっと待て、である。スイッチングする方はいいが、される側のキャメラマンとしては自分の撮っている画がプログラムに選ばれたかどうかはインカムなどの指示が無ければ判らない。
「1カメさん、貰います。ハイ、入った!」
「じゃ3カメは・・・・・」
忙しいと言うか、インカムの中がにぎやかで、撮影に集中できなくなりそうだ。ではどうするか?
タリーランプである。
だがハンドヘルドタイプのカムコーダーにはRECタリーはあるものの、プログラムタリーは無い。私の会社ではこういった場合のためにスイッチャーのタリー信号を使ってプログラムタリーを点灯させるドライバーとタリーランプを自作している。
タリーランプさえ点けばインカム(声による指示)に頼ることなく瞬時にプログラムに選択されたことがキャメラマンにわかる。さらに小型モニターにリターンビデオを返せばEFP用のスタンドアローンタイプに近い運用が可能になる。
タリーランプとドライバーはソニー、パナソニック等のスイッチャーに対応するようになっている。
今月末に行われるCATVショー in KANSAIに今年も行くが、今日急にステージイベントの3カメオーダーがあった。DVCAM関連の機材としてDSR-450を2台とDSR-570を1台、それにワイヤレスインカムとビジョン100や10を私の会社から出すことになった。収録はカムコーダーのVTRでのパラ撮りだが、スイッチャーやタリーシステムも用意する。DSR-450のアイピースの上にタリーランプを点灯させることで無駄なキャメラワークが無くなり、キャメラマンも撮影に専念できる。タリーランプは各ソースに対して複数を点灯させることが可能で、キャメラマン用のタリーの他にモニターの上にも取り付ける。
しかしスイッチング収録はなるべくCCUが使えるシステムで構築したいものである。
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2008年11月26日
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映像制作・撮影技術 /
NEX・HDV・HDCAM |
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