“disc”と“disk”の違い
DVDプレスの盤面印刷用の版下が届いた。
私はいつも2枚組のDVDを作る場合はDISC−1とDISC−2に分けていた。クライアントがデザイン会社に発注して届いた盤面にはDISK−1/DISK−2という記述になっている。
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確かにフロッピーディスクやハードディスクの筐体にはDISKと書かれている。ちょっと心配になって調べてみた。
このことを端的に説明していたのはAPPLEのサイトだ。(以下引用)
“disc”と“disk”の違い
最終変更日時: 25 July, 2008
記事: HT2300
概要
“disc(ディスク)”と“disk(ディスク)”は、発音は同じですが、技術的には明確な違いがあります。
Disc
“disc”は、オーディオ CD、CD-ROM、DVD-ROM、DVD-RAM、DVD ビデオディスクなどの光学式メディアを指します。“disc”には読み出し専用のもの (ROM) と、一度だけコンテンツを作成する(ファイルに書き込む)ことができるもの(複数回にわたる作成操作を行わない場合の CD-R や DVD-R など)と、消去して何度でも書き換えられるもの(CD-RW、DVD-RW、および DVD-RAM ディスクなど)があります。
“disc”はすべて取り外し可能です。つまり、デスクトップや「Finder」からマウント解除またはイジェクトすると、コンピュータから物理的に取り出すことができます。
Disk
“disk”は、磁気媒体を指します。たとえばフロッピーディスクやコンピュータのハードドライブのディスク、外部ハードドライブ、iPod もこれに相当します。“disk”は、意図的にロックやライトプロテクト(書き込み禁止)をしない限り、常に書き込み可能です。1 つの“disk”を簡単に複数の小さなボリュームに分割(パーティション設定)することもできます。
“disc”も“disk”も円形ですが、“disk”は通常は金属かプラスチックのケースで覆われています(多くの場合、“disk”とそれを囲んでいる構造のことを総称して「ハードドライブ」と呼んでいます)。 もっと調べてみると
disk 名詞
1)平円盤(状の物),競技用円盤,蓄音機のレコード,植木の花盤
2)平円形の表面
ちなみにレコードレーベルはDisk labelとなる。
けっこうややこしくなってきたが、アドビのプレミアやアフターエフェクツが収録されたアドビビデオコレクションのインストーラーを見るとDisc-1/Disc-2・・・と最後がCのDISCであった。
もう一つEDIUS PROのインストールディスクも見たがやはりDISCである。
どうやらここは慣例に従ってDVDの場合はCのDISCを使うほうが良さそうだ。
というわけでこの旨をクライアントに伝えたところ、早速デザイン事務所から修正したものをメールで送ってもらえることになった。便利である。
ディスクという言葉で思い出すのがCFカードを開発したサンディスクだが、これはKになっていた。
普段何気なく使っているディスクという言葉だがCとKにはこだわりがあることを知った。
それと参考までに、これはブルーレイのセミナーで知ったことだが、ブルーレイディスクはBlu−ray Discであり、BLUEではない。
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2009年1月5日
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DVDにプリントする際には、DVD DISK間違う事も・・・汗!
いつもありがとうございます。
私もびっくりしました。
いつもDISCと書いていて、逆にHDDがDISKというのを気づきませんでした。
CもKも一緒くたでした。
キヤノン:キャノンの感じでしょうか。
今年もよろしくお願いします。
そういえば今年は新しいクライアントが増えましたね。
頑張ってください。