明日から氷点下の信州
明日から友人の山小屋へ行く。標高2,000m以上の所にあり、最低気温は氷点下20度ほど。松本での仕事の前に数日立ち寄ることにした。立ち寄るといっても道路は通行止めのため8kmほど離れたところに車を置いていかねばならない。
荷物を橇に載せてこの小屋を訪れたのが二十数年前。今年は小屋主の娘さんの成人式。その分私たちも歳を重ねてしまった。久しぶりに肩の力を抜いて、ゆっくりしよう。
ストーヴを囲んで小屋の主人や、小屋番と朝まで語らうのもいい。そしてたまには深酒もいいだろう。最初に来た頃は友人と最低気温マイナス25℃の厳冬期に、テントを持って稜線を縦走したが、さすがに今はそんなことはしたくない。その友人も今は真言宗の住職になり、今頃は湖北のお寺で又火鉢だろう。
今回は久しぶりの休暇ではあるが、昨年撮影したシリーズの続編の撮影も行う。前回はZ1Jを使ったが、今回はHVR-Z5Jである。いわばZ5Jの寒冷地テストでもある。
なお、この山小屋では衛星携帯のみが連絡手段となるためにブログの更新やフィールドレポートの更新が難しい。もしかしてdocomo PRO series HT-01Aが使えれば何かしらアップできるはずだ。
1/14追記
本日無事に帰阪した。
行き先から更新しようとしたが、残念ながら電波が届かず、使えたのは衛星携帯だけだった。後日FieldReportにアップするが、一部を追記する。
行き先は国道299号線沿いにある麦草ヒュッテ。志賀草津道路が国道に昇格するまで国道標高日本一を誇った麦草峠にある。冬季は諏訪側メルヘン広場〜佐久側林業センター間が閉鎖されるために車では行けないが、小屋は通年営業している。
閉鎖された国道を行くため、悪天候であっても迷うことは無い。ただしここは冬山。安易に考えていてはしっぺ返しにをうける。
犬ゾリならぬ人ゾリに荷物を積んで運ぶ木原。担ぐよりも遥かに楽だ。私が25年ほど前に来た時も同じスタイルだった。荷物はビデオ機材とスチル機材、そして私物。
ガンマイクのジャマー。風が強いのでジャマーが無ければまともな録音は出来ない。しかしレインカバーから露出している部分はすぐに凍りついいていく。
小屋でなじみの常連さん達とストーブを囲んで盛り上がる。私も含め、白い粉に狂ってしまった人たちである。
現在ヒュッテのホームページと動画コンテンツの製作を進めている。この冬の間に何度か脚を運んで冬の部が完了する。次回は照明や音声も加わる。
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2009年1月9日
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旅の紀行 /
自然環境・自然科学 |
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ニアミスしてましたね。
こちらこそいつも刺激を受けています。
吹雪はいい感じでした。晴れもいいけれども、今回は冬の厳しさが狙いだったので私にとっては好天でした。
次回は2月にちょっと大人数でのロケになります。
橇とモービルが使えるんで、出来ればミニジブを持って行きたいんですけど・・・・
頑張ってきます。