違いの原因は次の写真を見ていただければ一目瞭然だ。
型番は同じVCT-14だが、生産国が違っている。
先に出した2枚の写真のそれぞれ上に写っているものがMade in Japanである。1枚目で言えば樹脂が白い(上)がJapanで黒い(下)方がChinaだ。簡単に言うとラインが畝って曲がっている方が中国製である。
確認のためにカムコーダー本体を調べたところ、本体もファインダーもMade in Japanだった。ひとまず安心した。決して海外で作ったものが悪いとは言わない。例えばスリックやベルボンの写真用品は非常に加工精度が高い。生産コストを下げる為の手段としては海外生産は有効な方法だが、この品質に対してOKが出たことに不安を持つのは私だけではないと思う。
カメラを三脚に取り付けるアタッチメントは画質に影響するものではないが、時に1000万もするカムコーダーを真下に向けて撮影しなければならない場合がある。その際にフネとカメラを固定しているものはM4のネジ1本である。タイル1枚が剥離しただけでスペースシャトルが危機に瀕したことを思い出していただきたい。
海外生産だからこそより綿密な品質管理が望まれるのでは無いだろうか。