2009年10月24日(土)
瀧の撮影
昨日会社のホームページのアクセス数が100万を突破した。SVS.NE.JPを立ち上げて満10年である。続けることに意義があるとつくづく感じる次第だ。珍しくgooからの検索だった。キーワードは瀧の撮影だ。FieldReportのアーカイブがヒットしている。

写真は四国の海部川上流にある「轟の滝」へ行ったた時のもの。「轟の滝」はここだけではなく、九州や沖縄にもあるそうだ。
滝の撮影で困るのはその水しぶき。カメラを構えていても見る見るうちに曇ってくる。曇るというよりは濡れる。カメラはレインカバーで覆っておけば問題ないが、レンズが曇るとまともな映像が撮れない。

この「轟の滝」はさほど大きな滝ではないが、水しぶきはすさまじい。
以前許可を受けて「那智の滝」の滝壺へ行ったがレンズは一瞬でボトボトになる。やはり曇り止めが必要だ。曇り止めといっても決して曇らないわけではない。曇り止めはガラスの表面に界面活性剤であり、レンズに付着した水滴をレンズになじませて濡れたレンズの表面を滑らかにする効果がある。いわば濡れたスリガラス状態にする薬液だ。
曇り止めを塗ると曇らないかわりに使用後ベトベトになる。そのため、曇り止めを塗る場合は必ずフィルターに塗らなければならない。
曇り止めには様々なものがあるが、クリンビューなどもけっこう効果がある。ただし表面が均一に濡れたフィルターであっても平行平面にはなりえないので望遠での撮影ではフォーカスが甘くなる。
雨や霧で曇らないフィルターがあれば非常に助かるのだが・・・・

2009年10月24日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 自然環境・自然科学 |
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