耳鼻咽喉科のオペ:気の弱い人は読まないでください!
久しぶりに見る耳鼻咽喉科の手技。といっても今回は生の手技を見るわけではない。近くの大学病院の教授からお預かりした3/4吋UmaticのテープからDVD作成とファイル化である。
開胸、開腹に比べて、耳鼻咽喉科の手技は慣れない人は見ないほうがいい。まだ開頭のほうが見やすいと思う。というのも術野が顔であったり、喉であったりで、特に顔にメスを入れる瞬間はゾッとする。もちろん電気ではなく切れ味の鋭いメスだ。解剖で顔面の組織を取り、骨を鑿と金槌削っていくのも耳鼻科の仕事だ。耳鼻咽喉科といえば大きな手術など無い様に思われがちだが、そんな生易しいものではない。
これまでに見た手術手技で印象に残るものは概ね耳鼻咽喉科のものだが、歯科のそれもただ事ではない。眼科や脳外科もそうだが、やはり首から上を切るというのはゾッとする。話のついでにもうひとつ厳しかったものは睾丸を切り、さらにそれをバラバラに解して、そこから生きた精子を取り出すというもの。これは不妊治療のひとつだが、無精子症と診断された男性がこの治療と人工授精で子供を授かっている。
ここしばらくはこういった映像とのお付き合いが続く。今回はブログにアップするような画像ではないので文字だけにした。
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