【HVR-Z1 SD PAL】での検索。Z1Jに限らず、最近のSONY製品はPALへの対応が素晴らしい。これまで国内向けのカムコーダーはNTSC専用が当たり前だったがZ1J以降はオプションや標準仕様でPALへ切り替えられるものが多い。HDCAMも当たり前にPALに対応しているし、HDVの、Z7JなどもオプションでPAL対応になる。 現在PAL素材からのDVD制作を進めているが、これは提供素材がPALで仕上げはだ。NTSCではテレビシステムの関係でPAL→NTSC変換が必要になるが、WEB用途のムービーはPALのままで行う。変換時の画質低下を防ぐためだ。やはりPAL⇔NTSCでは走査線数やフレームレートの違いから変換時のロスは否めない。 しかしPAL制作を行う場合、撮影から仕上げまで全てPALで通すことでオリジナルの画質を損なわずに済む。そういう点で今日のSONY製品は非常にありがたい。ただし、PAL圏のヨーロッパでのテレビモニターの色温度がD65であるのに対し、日米標準のNTSC圏ではD93が標準で、経験的にPAL用ではRのゲインを抑えたほうがいいようだ。最近PAL制作の案件が増えてきたので、経験値ではなく、正確な情報を得たいところである。 アドビのサイトに色温度と色空間について少し記述があった。
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