2010年10月02日(土)
パナソニックにカルテル罰金41億円 米司法省
【パナソニックにカルテル罰金41億円 米司法省】だそうだ。
Asahi.comからの引用である。
【ニューヨーク=山川一基】米司法省は9月30日、パナソニックが冷蔵庫や冷凍機の基幹部品である冷却用コンプレッサー(圧縮機)を巡り、国際的な価格カルテルに参加していたとして、4910万ドル(約41億円)の罰金を支払うことで合意したと発表した。
このカルテルには米家電大手ワールプールのグループ会社も加わっており、同社は9180万ドル(約77億円)の罰金を支払う。
司法省によると、両社は2004〜07年に他の企業も含めて複数回協議し、販売価格を調整。参加各社は、決めた価格を関係者が守っているか監視するための情報交換もしていた。同省によると、冷却用圧縮機を巡る価格カルテルでは初の罰金という。
パナソニックは1日、「適用法令などを総合的に勘案し、米司法省と司法取引契約を締結することにした。事態を真摯(しんし)に受け止め、信頼回復に努める」とのコメントを発表した。
41億円といっても年商7兆4千億円、営業利益1千9百億円の企業にしてみれば営業利益で考えても41億÷1900億=0.0215789474であり、売り上げ高でみると4,100,000,000÷7,400,000,000,000=0.000554054054となり、それは1万円のうちの5円50銭つまり5円半。痛くも痒くない金額だろう。
だがこのことで失う信頼は大きい。事態を真摯に受け止め、信頼回復に努力して欲しい。
パナソニックからの10/1付プレスリリースは下記でご覧下さい。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn101001-3/jn101001-3.html
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