ASUSのベアボーン 915Gが出来上がった。Pundit-PH3というコンパクトなベアボーンキットだ。
小学生にも組み立てられるキットの内部は下の写真のようになっている。8分組みのベアボーンキットはミニ四駆よりも簡単に組みあがった。GWパソコン工作と言ったところか。
ハードディスクはシリアルATA二基/120GBと160GBを搭載し、システムには40GBを割り当て、データ用に240GBを論理フォーマットした。
メモリーはPC3200/256MB4枚=1GBを装着した。筐体が小さいのでDVDドライブの下にソケットがある。写真はドライブを半分ほど抜き出した状態だ。
CPUはセレロンD/2.53GHzだが、ペンティアムDと同じ銅芯のヒートシンクにリテールファンより一回り大きなファンが付けられたものが付属していた。セレロンDのリテールファンよりも効果が期待できる。
マザーボードはP5GD1-VMが付属し、拡張性も十分だ。PCI Express graphics card×1/PCI×2/PCI Express×1/IEEE1394/USB/光デジタルオーディオ出力などが標準装備されている。キットにはカードリーダーも付属している。
電源は275W(PFC搭載)で、今回のスペックなら十分である。小さな電源ファンがかわいらしい。使用感は非常に良いと思う。20吋ワイドモニターに接続したが、915Gのグラフィック性能も、激しい3Dゲームでもやらない限りは十分以上だ。またCPU温度もBIOSの情報では30℃弱と低く、大きな負荷を与えなければ非常に静かだ。
このキュートなPCにはキーボードとマウスだけは少し贅沢をした。バッファローの小型キーボードとエレコムのワイヤレスマウスだ。省スペースのPCには丁度よい組み合わせだ。
OSをセットアップし、プロダクトキーとセレロンDのステッカーを貼り付けて出来上がりだ。筐体は縦横どちらにも設置でき、ハイビジョン用ワークステーションと並んだ姿が大変かわいらしい。
組み立てにかかった費用は手持ちのパーツを含んで約8万円だった。
Pundit-PH3 \24,800
S-ATA/120GB/160GB \13,500
x16 DVD Drive \3,980
CeleronD 2.53GHz \5,980
PC3200/256MBx4 \9,920(手持)
WindowsXP/Pro/OEM \21,780
サーバー構築以来セレロンに夢中だ。
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