三脚 コインドライバ−である。TooLのページが挙がっていた。かなり前にアップしたコンテンツだが、検索があったので紹介しよう。
コインドライバーが必要な三脚は写真用ではなくビデオ用である。ただしビンテンの三脚にはコインドライバーは使用できない。コインドライバーだけではなく、500円硬貨が使用できないのである。つまり固定用のネジがプレートに埋没しているため100円硬貨でなければ回せないのである。ところが、100円硬貨ではトルクが不足して完全に固定できる強さまで締めることが出来ない。次の写真が改良前と改良されたビンテン用のコインダライバーである。
ビンテンの埋没したネジにピッタリとフィットしているのがよくわかる。これはビンテンに限らず、サクラーのプレートでもコインで回すよりもしっかりと締まるので、今では撮影の必需品になっている。
オリジナルのものと比べると先端部のサイズがかなり小さくなっている。上がオリジナルで下がビンテン用である。
加工は簡単だ。市販のコインドライバーを下のように削って加工する。
撮影スタッフの数を作ったが、作業はとても面白い。金属が削れる火花を楽しみながらの作業である。市販されても良さそうだが、というか、こういったものは三脚の付属品として購入時に付けておいてもらいたいものである。
ちなみに私が使ったコインドライバーはトップ工業のTRD-45というコインドライバーだ。ネットですぐに手に入る。
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2008年12月23日
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HVR-Z1J BNCコネクタだ。以前書いたFieldReportが検索されていた。
メーカーが小型カムコーダーを開発する際に、どういう分野で使用されるかは想定しているわけだが、どういうわけかこのクラスの製品にはまずBNCコネクターは付いていない。実はこれが我々にとっては重要な項目になる。
我々の撮影現場では必ずディレクターや監督、そして照明技師などが加わり、モニター出力は必要不可欠である。一応AV出力としてミニPINジャックは付いているが、構造が貧弱なためによく接触不良を起す。特に映像中継に使用して接触不良を起せば致命的な事故になる。仕方が無いからテープなどで補強して抜けにくくしたり工夫するわけだが、レンタル品などではコネクタ自体がユルユルになっていたり、基板との半田付けが浮いていて、挿入されたプラグを動かせば接触不良になってしまったりする。
今回検索された「HVR-Z1J BNCコネクタ」の写真を見ていただければ判るが、本体のAV出力からのケーブルを一旦ボディーに沿わせてからBNC-BNCコネクタ(いわゆるJJ)に接続している。もちろんJJは固定しているので、BNCケーブルに負荷がかかったとしてもAVコネクターに影響しない。
同様のことは新しいカムコーダーHVR-Z7JやHVR-Z5Jでも同じだ。やはり本体にはAVコネクターがあるだけでBNCコネクターは付いていない。会社で先日購入したHVR-Z5Jに対して最初に手を加えたことがBNCコネクターによる映像出力であったことは当然である。
HVR-Z1Jと違い、AVコネクターが後ろに付いているため、Z1Jと同じ引き回しが出来ず、ヨドバシ梅田を徘徊すること1時間。ピッタリの台座が見つかった。HVR-Z5Jのハンドルに付いた1/4ネジにちょうど合う規格だ。全金属製の台座にJJを固定して完成した。もちろんHVR-Z5J自体に改造は加えていないので現状復帰は簡単だ。コネクターの角度を若干オフセットさせているのはハンドルを持った時に邪魔にならないためと、出力側にBNCコネクタが接続しやすいためである。
ケーブルの引き回しは下の写真のようになる。
メーカー曰く「ハンディーでの使用を前提にした」らしいが、コストに比べて驚くほど高性能な(とはいえ、HDCAMの足もとにも及ばないが)ことによって、番組の取材以外ではHDCAMよりもHDVの方が稼働率が高い。それゆえにHDVカムコーダーの映像出力(HD収録ではダウンコンバート)には信頼性の高いBNCコネクターは絶対必要なものである。なお、HDでの出力が必要な場合はAVコネクタのアナログコンポーネントをハンドルにコンバーターを付けてHD-SDIに変換後BNC1本で出力することになる。
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2008年12月22日
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ビデオ 静止画 サービス 大阪だった。以前のVHSやHi-8時代に比べるとDVやHDVやDVDが普及した今日では静止画としての用途も多くなった。特にWEBやパワーポイントに貼り付ける用途である。もちろん画質的にはデジカメには及ばないものの、毎秒30〜60枚の静止画で構成される動画では容易く決定的瞬間をものにすることが可能だ。
コンピューターに取り込んだ動画や直接DVDから静止画(BMP/TIFF)を書き出す作業である。下はJVCのHDVカムコーダーHD250で撮影(720/60P)した動画から取り出した新世界の静止画だ。写真をクリックすると少し大きなサイズで表示される。(オリジナルは1280×720ピクセル)
ビデオから取り出した写真と言えども、WEBやPPTで使うには十分なサイズと解像度を持っている。もちろんPSDデータでの出力も可能である。
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2008年12月13日
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SONY C-74だ。ソニーの随分古いマイクである。私の会社では月に1度程度しか使うことが無い。このクラスのショットガンマイクとしてはゼンハイザーのMKH−416を標準的に使うが、時として数が足りない場合にはこのC−74やECM−672を使う。
大きさは太さ、長さともMKH−416の倍ほどもある大きなマイクだ。先端のウインドシールドは今もSONYから供給されていて、それなりの数字は出るようだ。つまりまだC−74のユーザーが多くいるということだ。先日も現場で某国営局のクルーを見かけたが、C−74を竿に付けて使っておられた。けっこう重そうである。
私の会社でC−74を使うのはほとんどEFP収録の現場で長尺のブームスタンドに取り付けて使用している。いわばスタジオマイクである。古いマイクであり、一度ユニット交換をしているが、結果は大して変わらなかった。C−38Bと並んで耐久性は良い。
ただしこのマイクに使う乾電池H−7Dはすでに製造中止となり、代用品を探さねばならない。H-7Dは昔のEEカメラの定番電池だったH-D(1.35V)を7個入れた積層タイプの水銀電池で9.45Vである。LR-44などを6個入れるケースを入手すれば乾電池での運用も可能だ。ただしC−74は48Vファントムに対応しているため、まず電池で使うことは無い。
このC−74を屋外で使用するとその指向性の鋭さに驚くだろう。虫や鳥の鳴き声が極めて鮮明に録音できる。昔SONYのF-115をパラボラ集音器に取り付けてデンスケを持って出かけたことに比べればフィールドレコーダーとC−74だけで遥かに高品位な自然音を収録できる。ただ、C−74も優れたマイクだが、今はサンケンのステレオショットガンマイクCSS−5とSONYののECM−680Sとが欲しい。
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2008年12月12日
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DVCPRO HD から HDV へということだが、これが結構厄介だ。なぜならHDV VTRのハイビジョン録画はIEEE1394のHDV入力にしか対応していないためである。HDSDIやコンポーネントの入力があればDVCPRO HDやHDCAMから簡単にコピーできる。
一つの方法としてはDVCPRO HDやHDCAMのVTRとHDVのVTRの間にコンバーターを入れて変換する方法だ。
下の写真はEDIROLのビデオフォーマットコンバーターのVC-300HDである。
HD信号をリアルタイムにHDVへ変換できるもの。写真をクリックするとデモビデオを見ることが出来る。今年の春に我々が松本のローランドで撮影したものである。
もう一つの方法はDVCPRO HDやHDCAMを一旦ノンリニア編集機に取り込んでHDVに書き出す方法だが、キャプチャーで収録分の時間がかかり、MPEG2/TSへの変換に約2倍、そして書き出しにも収録分の時間がかかって結局収録素材の4倍の時間がかかってしまう。これでは非常に不便だ。一日も早くHDSDIやアナログコンポーネント入力を備えたHDV VTRの発売をしてもらいたい。
追記:HDSDIやアナログコンポーネント入力を備えたHDV VTRの発売をしてもらいたいも。と書いた矢先にsonicさんよりコメントをいただいた。
HVR-1500Aではダメなんですか?最近では売れないのか、新古品がいっぱい出回っていますが。
RS-422A対応のHDV VTRはHVR-1500とばかりに思っていたら、HVR-1500AがHD-SDI入力を備えて今年の6月に発売されていた。素晴らしい!さすがにソニーだ。これさえあればDVCPRO HDだろうが、HDCAMだろうが、P2でもXDCAMでもHD-SDI出力を備えている機種からHDVへコピーが可能だ。
HVR-1500Aの詳細を参照いただきたい。
コンバーターの60〜100万という金額でHD-SDI入力を備えたHDV VTRが買えるのである。2011年に向けていよいよ業務用のHD化が手軽になってきたようだ。
それにしても日々現場に追われていて情報収集に欠けてしまっていた。sonicさんに感謝である。
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2008年12月7日
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HVR-Z1J PAL
HVR-Z1Jは民生用HDVカメラ「HDR-FX1」にNTSC/PALの切り替え機能や、XLRタイプの音声入力端子を2系統、タイムコードプリセット機能などを追加し、HDV、DVCAM、DV方式の3種類で録画・再生を可能にしたモデルだ。2005年の発売から4年近くになるり、後継機としてHVR-A1J、HVR-V1J、HVR-Z7J、HVR-S270が続き、間もなくHVR-Z5Jが発売になる。HDVシリーズでは唯一CCDを搭載したモデルである。さらに後継機が続々と発売されても何故か今なお現行機種であることは驚異的といえよう。
このZ1Jの便利な機能としてPAL方式とNTSCがスイッチャブルであることだ。PALが中心のヨーロッパ向けの作品は以前ならベーカムやDVCAM等でNTSC方式の撮影し、編集〜完パケまで仕上げた後にPAL変換を行っていた。ところがZ1Jを使うようになってからは撮影から編集まで全てPALで行えるようになった。これは記録フォーマットだけではなく、編集環境がPCベースに変わりNTSC⇔PALが同一環境で扱えるようになったおかげだ。
Z1Jは元々PALスイッチャブルとなっているが、これはHVRシリーズ初号機ゆえの開発者の思い入れの結果だろうか。ある技術者の話では「何でも1が付くものは盛りだくさんで、開発費は膨大なんですよ」だそうだ。これは確かに言えることで、ニコン初のSLRカメラのNikon Fなどはその典型的な例だ。そして奇数が付く機種がいいというジンクスもある。ソニーがどうなのかは判らないが、ハンドヘルドタイプのHDVに2、4、6、8という偶数は無い。
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2008年11月27日
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Z1J スイッチングである。
やはりこういった需要が多くなってきた。だがちょっと待て、である。スイッチングする方はいいが、される側のキャメラマンとしては自分の撮っている画がプログラムに選ばれたかどうかはインカムなどの指示が無ければ判らない。
「1カメさん、貰います。ハイ、入った!」
「じゃ3カメは・・・・・」
忙しいと言うか、インカムの中がにぎやかで、撮影に集中できなくなりそうだ。ではどうするか?
タリーランプである。
だがハンドヘルドタイプのカムコーダーにはRECタリーはあるものの、プログラムタリーは無い。私の会社ではこういった場合のためにスイッチャーのタリー信号を使ってプログラムタリーを点灯させるドライバーとタリーランプを自作している。
タリーランプさえ点けばインカム(声による指示)に頼ることなく瞬時にプログラムに選択されたことがキャメラマンにわかる。さらに小型モニターにリターンビデオを返せばEFP用のスタンドアローンタイプに近い運用が可能になる。
タリーランプとドライバーはソニー、パナソニック等のスイッチャーに対応するようになっている。
今月末に行われるCATVショー in KANSAIに今年も行くが、今日急にステージイベントの3カメオーダーがあった。DVCAM関連の機材としてDSR-450を2台とDSR-570を1台、それにワイヤレスインカムとビジョン100や10を私の会社から出すことになった。収録はカムコーダーのVTRでのパラ撮りだが、スイッチャーやタリーシステムも用意する。DSR-450のアイピースの上にタリーランプを点灯させることで無駄なキャメラワークが無くなり、キャメラマンも撮影に専念できる。タリーランプは各ソースに対して複数を点灯させることが可能で、キャメラマン用のタリーの他にモニターの上にも取り付ける。
しかしスイッチング収録はなるべくCCUが使えるシステムで構築したいものである。
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2008年11月26日
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ドロップアウト対策 HDV
MPEG2TSで記録するHDVでは記録密度が高いのでどうしてもドロップアウトが出てしまう。これはHDVに限ったことではなく、DVCAMであろうと、HDCAMであろうとテープメディアの宿命だ。ただHDVの場合ドロップアウトが生じると15フレーム映像がフリーズし、音声も欠落してしまう。
検索にあった「ドロップアウト対策」だが、やはり二層塗りのHDV用テープの使用が最良の方法である。それと防塵対策だ。しかしいつもいつもそういうわけには行かない。そこで登場するのがシリコンメディアへの記録である。
以前HDCAMをHDVに変換したが、HDVフォーマットの能力は極めて高く、HDCAM(HDW-750)の画質をかなり忠実に記録できた。HDCAMとHDVで最大の違いはフォーマットの差よりも撮像部の違いのほうが大きいと思う。220万画素のHDCAMと方や百数万の画素数の撮像素子の違いや、1/3吋と2/3吋のレンズの差だろうか。
私の会社ではHDVのドロップアウト対策として間もなくHVR-Z5Jとメモリーレコーダーを導入する。メモリー記録はHVR-Z7Jで同時記録の素晴らしさは納得している。
後は広角化した上に高倍率になったHVR-Z5Jのレンズとリモートコマンダーへの期待である。
間もなく入荷するそうだ。
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2008年11月24日
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「ベーターカム キャプチャー」だ。実は今日もベーターカムのキャプチャーを行っている。さすがに最近ではベーカムで編集することは無くなったが、今なおベーカム収録は需要がある。つい先日のイベントでも私の会社はHDCAMで取材していたが、50周年を迎えた局のクルーはベーカムを使っていた。それも400AやD600ではなく、BVP-550にBVV5を一体化させたカムコーダーである。また他にもHL-V55などもまだ見かける。
キャプチャーはBVW-70のコンポーネント信号をコンポーネントデジタルであるSD-SDIに変換して行っている。アナログコンポジットと比べて格段に解像度もよい。
キャプチャーに使うベーカムのVTR BVW-70だがさすがに放送用である。現在3000時間ヘッドを搭載していてまだまだ元気だ。
いったい何時までベーターカムの需要があるのか・・・・・
とにかく当分の間はベーターカムへの対応を維持しておかなければ仕事に支障がある。あと数年は元気で居て欲しい。
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2008年11月23日
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面白アクセサリーである。短いシリーズだ。
写真の上に有るのは短いパン棒だ。普段まず使うことは無いが、時にパン棒の長さが邪魔になってしまったりすることがある。
リーベックのパン棒を改造したもので、取り付け部はビンテン用になっている。
下の棒は三段の伸縮式ポールである。
バッテリーライト用のポールだ。よく写真用の一脚を使っているのを見かけるが、一脚は太い方にネジが付いていて使用時に天地が逆になる。つまり細い部分を持って太い方にライトを取り付けなければならない。
写真のものは細い方にオスネジが付いていて、さらに太い部分にはメスネジが切ってある。そのため簡単に延長することが出来る。
伸長は81cmで縮めると33cmになる。重さは200gでとても軽い。ロックを半締めにしておけば伸縮に適度なフリクションがあり、バッテラの灯体なら締めなおさなくても十分に止まる。
グリップ部分にマンフロットのパン棒用の固いウレタンを通して持ったときの感触向上に努めた。
掲載した2種のものはやはりショップでは売っていない。
売っていないから作ったり、市販品を加工したりする。加工してオリジナル以上の付加価値を付けて使う。けっこう面白いのである。
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2008年11月20日
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映像制作会社のブログだ。まんまである。おかげさまでヤフー検索の最上位だ。
グーグルでもこのキーワード検索されていたが同様に最上位だった。
ZAQのブログは検索エンジンとの相性がいいようである。同じタイトルで他のブログを作ったりもしたがやはりブロガリが上位に来た。ZAQのSEO対策が優れているのだろうか。最近ZAQから他のプロバイダーへ乗り換える人が目立つが、私は今のところZAQ & J:COMから乗り替える気は無い。ただしホームページは別途サーバーを置いている。クララオンラインである。家本賢太郎君←あえて君である。彼がクララオンラインを15歳で立ち上げた二年後の99年からsvs.ne.jpを使用している。当時17歳の少年だった。あれから間もなく10年。
東京、名古屋、台北、シンガポールを拠点としてサービスを提供するサーバホスティング会社となり、合計5.1Gbpsの対外接続をすべて自社で運用し、国内外5都市6拠点のデータセンタ(東京×2、岐阜、シンガポール、台北、上海)でサーバを運用している。主に企業・法人向けのサーバ管理・運用事業を専門とし、日本国内で約4,000、東南アジアで約3,000の顧客を有するまでになった。素晴らしい若者である。
アジアN0.1を目指す家本賢太郎君のブログはこちら。
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2008年11月16日
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映像制作 三脚 転倒防止だ。
三脚の転倒には二通りあると思う。一つはカムコーダーが載った状態での転倒。撮影中に人がぶつかってきたりすると有りえる事故だ。これは防ぎようが無さそうだが、三脚を立てる場所を十分考えることでリスクを減らすことは出来る。三脚の足元(スプレッダー部分)が人の通路に出ていたりすると引っ掛けられやすい。また、キャメラマンが離れるときに縦パンのロックが外れていたりするとキャメラがお辞儀していって最後にはバランスを崩して倒れてしまったりすることが考えられる。運用状態でキャメラから離れる場合は必ずCAを残すようにしたい。出来れば三脚からキャメラを下ろして離れるようにしたいものだ。
次にもう一つの転倒事故は使用していない三脚の転倒だ。三本の脚をたたんだ状態で壁に立てかけているところを取材現場などで見かける。これは厳禁だ。それよりも脚を開いて立たせておくほうが安全である。出来れば最短に縮めた状態で開いておきたい。
たたんだ三脚は立っている状態が最も不安定であり、立てて安定させるよりは倒しておこう。始めから倒しておけば倒れて壊れることは絶対無い。倒れるものは倒しておくが安定の基本である。
面白い写真を掲載しよう。
調理師学校で料理の撮影を行ったときのものだが、ライトスタンド用のカウンターウエイトを足もとに取り付けている。倒れて当たり前のスタイルで撮影しているが、重心をスプレッダーの中に持っていくことで転倒しないようにしている。ただし休憩中などで離れる場合は絶対にキャメラは下ろしておかねばならない。当然である。
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2008年11月15日
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NP型リチウムイオンである。言わずと知れたNP-1タイプの羊羹型バッテリーのことである。
最近ではソニーのVマウントに付くエンデューラタイプが主流だが、私の会社ではDVCAMやHDCAMはIDXのNPタイプのリチウムイオンバッテリーを使用している。バッテリーケースはNP-1用にXマウントキットを取り付けてエンデューラと互換性を保っている。
何故NP型かといえば、予備バッテリーを携行しやすいためだ。羊羹型のNP-L7は71Wと高容量であるにもかかわらず、極めて軽量に出来ている。そのためズボンのポケットに差し込んでいても撮影の邪魔にはならない。一時アントンバウアーのバッテリーを使用していたが、ゴロゴロしていて邪魔になる。さらにニッカドタイプは容量が小さいくせに重量も大きい。やはり使い勝手の良さではNP型リチウムイオンに勝るものは無い。そして使い切ったバッテリーはただのオモリでしかないのだ。その点でも超軽量バッテリーは我々の強い味方である。
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2008年11月14日
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ビンテン メンテナンスだ。
いくら優れた三脚システムといってもメンテナンスを怠ればその機能は低下する。ドラグ用のオイル交換やOリングの交換、ブレーキディスクの交換など、定期的なメンテナンスは必要だ。今回検索のあったビンテン メンテナンスだが、ちなみに現在ビジョン11をビンテンジャパンへ出している。パンの動き出しが渋くなってきたためだ。見積はビジョン10の時とほぼ同額の10万強だ。見積内容の殆どは作業工賃で、部品代は極わずかだ。
ビンテンの作業料金はかなり高い。我々キャメラマンは時間単位の切り売りはしないのだが、1日の日当を8時間で割ると1H=4〜5千円である。ところがビンテンのサービスマンの作業料はおよそ我々の倍程になる。思わず文句を言いたくもなるが、サービスマンはフリーではなく企業の一員だ。ビンテンジャパンとして利益をあげなければ商売にならない。それよりは正しいメンテナンスを行って新品時のフィーリングを復活させてくれることが重要だ。
また、一概にメンテナンス費用が高いとは言えない。メンテナンスに出して見積期間から作業完了までの間は代替品を用意してくれている。
ちなみに代替品はビジョン11よりも数ランク上のビジョン100である。見積に出したときからすでに数週間使っている。願わくば十分な時間をかけてメンテナンスしていただきたいものだが、どうやら間もなく完了するようだ。もっとゆっくりでもいいんだが・・・・・
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2008年11月13日
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オイルダンプ ズームレバーだ。
写真はクロジール製のオイルダンプズーマーだ。VPや風景で超スローのズームワークをする場合に時々使用する。本来フォーカスサポート用のアームに取り付けて使用するように作られているものだが、レンズに直付けするアダプターを用いてワンタッチで装着出来るようにしている。
ダンピング量はノブを締めることで低トルクから高トルクまで連続可変できる。いわばビンテンのドラグ量調整と同じだ。このズームレバーのトルクも三脚のドラグと同様、硬さではなく速さの変化である。高トルクにすることで超スローな手動ズームに気持ちを伝えることが出来る。
レバーとズームリングの間に小さなギアが入っていてレバーの動作がレンズのズームリングと同じ方向になるため違和感は無い。またズームレバーも長短二種類があり、用途に合わせて取り替えて使用する。
機構に頼ることになるが、電動ズームとは一味違ったスローズームがたやすく実現できる。また、停止位置を事前に決めることで高速ズームインの決めもピタリと来る。
購入からすでに20年ほどになるが、一度オイル交換しただけで極めて好調なクロジールのオイルダンプズーマーである。
ちなみにebayを検索してみるとUS$299.00で即売US$499.00で出ていた。ただしCanonレンズ直付け用アタッチメントは付属していなかったので自作するしかなさそうだ。
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2008年11月10日
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