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2011年10月15日(土)
激安を探している人が多いのは当然か
昨日のブログアクセスのグラフだ。

異常に伸びている。お蔭様というわけではないが、激安映像制作というキーワードが要因だった。激安を探している人が多いのは当然かと納得した。
このことに群馬の福田カメラマンが反応している。

彼も言う。
不景気とは言え「適正価格」というものはある。
「激安映像制作」ではそのどこかを削ることになる。
削った部分は必ず作品の質に現れるものだ。
皆さん同じことを考えていらっしゃる。

今日明日私は編集業務。スタッフはバスケットボールの中継に出向いている。激安はさておいて、仕事に専念。

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10/15追記:長野にお住まいのAカメラマンから非公開のコメントをいただいた。
いつも拝見しています。長野県のスチルカメラの○○と申します。
激安の件、深く同意しています。
(中略)
常識という言葉が私はひっかかってまして、クリエイターって常識にとらわれないところに良さがあったりして、クリエイターの側が常識を持ち出してくるとちょっと萎えてしまいそうです。
(後略)

ということで、軽い私はすぐさま記述の変更。
先ほど訂正いたしました。
たしかに常識という言葉も曖昧ですし、クリエイターという立場を考慮すれば常識は打ち破るべきものですね。
ただし人件費や機材費などを発注・受注を含めて経営者の都合で常識を逸脱されては生活が脅かされます。
適正価格で仕事をするため弊害、あるいは敵を確実に伝えるためにターゲットを明確にしました。
その結果下記のように訂正しております。
※ご満足いただける品質と表現力をご提供するため、価格破壊・激安といわれる低予算でのご発注はお断りしております

2011年10月15日 | 記事へ | コメント(2) |
| 映像制作・撮影技術 / CEO・映像技術職人 / 検索エンジン・SEO |

2011年10月14日(金)
激安ホームページ制作→激安映像制作・激安ビデオ制作
激安映像制作で検索するとなんと今日書いたこのブログがヒットしている。激安を探されていた方には申し訳ない限りだ。

激安映像制作や激安ビデオ制作・激安DVD制作がどうして生まれてきたのかを考えると、どうやら元は激安ホームページ制作から始まったように思う。
ホームページ制作という分野はここ十数年の業界で、私がホームページを作った1998年頃にはWEBデザインを行っている会社も数えるほどだった。当時は1ページ3万〜などという金額でホームページを作っていたようだが、GoLiveや Dreamweaverなどの優れたビルダーソフトが出ることによって専門学校を出たばかり、あるいはコンピューターに親しんだ若者たちがこぞって起業して競争が激化したように思う。
始めは動かないホームページだったが、GIFからFlash、Javaなどが多用された「動くホームページ」になり、接続回線の高速化やCPUの高性能化によって動画コンテンツが使われだした。

さて、ここからが問題だ。といってもクイズではない。コンピューターに慣れ親しんだWEB制作のスタッフならAfterEffectsやPremiere、そしてFinalcutなどいとも簡単に使いこなす。自分たちで撮影した写真屋ビデオを使ってWEB用動画などすぐにつくってしまう。
ここまではよかった。ところがそういったことが出来ると知った営業職の人々は「商品紹介や会社案内もできるはず」と考えたに違いない。
これも少数の人たちだけであれば激安など生まれなかった。
雨後の筍のがとく起業するWEBやIT関連企業、個人ななどがこぞって映像制作をうたいはじめた。結果は知っての通りだ。これに対して我々の周りでも「激安」「格安」「破格」を看板に対抗する映像制作会社やビデオ制作を行う個人事業者が出てきた。
結果は機材費どころか人件費さえまともに計上できない予算での受注が行われることになった。また時を同じくして事業仕分けの嵐が吹き乱れた。その結果入札システムは「最低落札価格」という縛りのなかでどんどん価格低下を始めた。デフレスパイラルの価格低下である。

余談だが空撮の時に1点を目指して降下していくことをスパイラル降下というが、普通の降下に比べて極めて短時間に降下することが出来る。
話が横道にそれてしまったが、今の価格低下は何処に向かって降下しているのだろうか。空撮の場合はある高度まで降下した時点で機体を立て直して高度を上げていく。しかしいまの激安スパイラルは降下していくばかりで、全く上昇する気配が無い。行き着く先は墜落である。

せめて自分の会社は回りに迷惑を掛けず、スタッフの生活や人件費は守っていきたい。そして【プロに任せる意味】を売っていきたい。その結果が
【※ご満足いただける品質と表現力をご提供するため、常識外の低予算でのご発注はお断りしております】
という言葉になった。

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10/15追記:長野にお住まいのAカメラマンから非公開のコメントをいただいた。
いつも拝見しています。長野県のスチルカメラの○○と申します。
激安の件、深く同意しています。
(中略)
常識という言葉が私はひっかかってまして、クリエイターって常識にとらわれないところに良さがあったりして、クリエイターの側が常識を持ち出してくるとちょっと萎えてしまいそうです。
(後略)

ということで、軽い私はすぐさま記述の変更。
先ほど訂正いたしました。
たしかに常識という言葉も曖昧ですし、クリエイターという立場を考慮すれば常識は打ち破るべきものですね。
ただし人件費や機材費などを発注・受注を含めて経営者の都合で常識を逸脱されては生活が脅かされます。
適正価格で仕事をするため弊害、あるいは敵を確実に伝えるためにターゲットを明確にしました。
その結果下記のように訂正しております。
※ご満足いただける品質と表現力をご提供するため、価格破壊・激安といわれる低予算でのご発注はお断りしております



2011年10月14日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / CEO・映像技術職人 / 検索エンジン・SEO |

申し訳ありませんが激安映像制作には対応しておりません
【申し訳ありませんが激安映像制作には対応しておりません】という一文を会社のホームページのトップに掲載した。
それを見た監督から提言があった。
「対応しておりません」という否定的な表現より、むしろ自信のほどをあらわしたほうがいいのではないでしょうか?
たしかにその通りだ。
そこで監督からの提案はこうだ。
【ご満足いただける品質と表現力をご提供するため、常識外の低予算でのご発注はお断りいたします】

考えた結果、トップページは
【申し訳ありませんが激安映像制作には対応しておりません】を留保して、価格のページと制作部のサイトに以下の一文を掲載した。

※ご満足いただける品質と表現力をご提供するため、常識外の低予算でのご発注はお断りしております

こういうことを掲載すれば当然問い合わせは減少する。しかし激安=常識外の低価格で技術提供するにはクォリティーを下げざるを得ない。また企画・構成やコピーライトなど、考える仕事に時間を掛けられなくなる。つまりやっつけ仕事が当たり前になってしまう。

暴利を得るために出した方針ではない。発注額の低下の底がわからない状況では業界全体の将来が危ぶまれる。
価格を下げるための努力は常に行っている。仕事のクォリティーを下げることなく、予算を考慮した演出方法、撮影方法、編集方法を考えていくのは当然のことだ。
もちろん激安・超低価格・破格・価格破壊のいずれも自由競争だから否定はしない。しかし激安合戦に参戦するほどの経済力や人材は抱えてはいない。
激安に対抗するには仕事に対して適正な対価で、よりクォリティーの高いものを提供するしかないだろう。技術研鑽、思考錯誤に労を惜しまないことが必要だと思う。

今回掲載した一文は経営者として業界の将来を考えた結論である。

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10/15追記:長野にお住まいのAカメラマンから非公開のコメントをいただいた。
いつも拝見しています。長野県のスチルカメラの○○と申します。
激安の件、深く同意しています。
(中略)
常識という言葉が私はひっかかってまして、クリエイターって常識にとらわれないところに良さがあったりして、クリエイターの側が常識を持ち出してくるとちょっと萎えてしまいそうです。
(後略)

ということで、軽い私はすぐさま記述の変更。
先ほど訂正いたしました。
たしかに常識という言葉も曖昧ですし、クリエイターという立場を考慮すれば常識は打ち破るべきものですね。
ただし人件費や機材費などを発注・受注を含めて経営者の都合で常識を逸脱されては生活が脅かされます。
適正価格で仕事をするため弊害、あるいは敵を確実に伝えるためにターゲットを明確にしました。
その結果下記のように訂正しております。
※ご満足いただける品質と表現力をご提供するため、価格破壊・激安といわれる低予算でのご発注はお断りしております


2011年10月14日 | 記事へ | コメント(0) |
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2011年10月13日(木)
好感の持てる営業電話
電話【初めまして。○○セキュリティーサービスの○○と言います。】
  【ご代表か、ご担当者の方に営業の電話なんですがよろしいでしょうか】

これだと思う。
今日は朝から気分がいい。

電話【お世話になります。○○コミュニケーションの○○ですが、社長いらっしゃいますか】
私 【お世話した覚えは無いんだけど】

こういう電話じゃなくて良かった。
第一印象というのは大切だ。顔が見えないだけに電話営業の成功不成功は第一声にかかっているといって過言ではあるまい。
2011年10月13日 | 記事へ | コメント(0) |
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2011年08月13日(土)
一番気になるサイバーショット
今日カメラのキタムラでDSC-HX9VDSC-HX7Vを見てきた。
コンデジもついにここまで進化したと感じた。とにかく凄い。廉価版のDSC-HX7Vでも1980x1080の60iが撮影でき、DSC-HX9Vではなんと60pのフルHDが撮影できる。一眼デジカメで撮る」ムービーは未だにセンサーは30pであり、60i表示も見かけインターレースで実質は毎秒30枚の動画である。もちろんNEX-VG10やNEX-5も同様で、フルHD60iといいつつもセンサーは30Pだ。いかにサイバーショットの新機種が動きに強いかがわかる。

上はHX9Vで下はHXV7の画像。


手にとって見てみたがグリップ感は良かった。
このサイバーショット2機種は上位の30倍レンズのHX100Vよりも広角側が広い。35mm換算値(動画時) f=29-870mm(16:9時)に対してHX7Vはf=28-280mm(16:9時)でHX9Vは35mm換算値(動画時)f=25-400mm(16:9時)というワイドレンズである。さらに手ぶれ補正は光学式のアクティブモード搭載だから凄い。
レンズもこのクラスにしては口径が大きく、背景のボケも美しいかった。NEX-5を追加で欲しいと思っていたところに現れたHX9V、7Vは衝撃だった。3台買っても10万以下!手軽に高画質のマルチカメラ撮影が出来る。特にHX7Vなどはクラッシュカメラとしての利用も十分考えられる。アクションシーンや事故再現映像にも活躍できると思う。
気になる価格はオープンになっていて、販売店によって1万以上の開きがある。探せばかなり安い買い物が出来るようである。

2011年8月13日 | 記事へ | コメント(0) |
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2011年05月04日(水)
NIKON F 復活 with NIKKOR-O 1:4 f=2.1cm
ニコンFが復活した!シリアルは最終の740万台。
巻き上げレバーやセルフタイマーレバー、シンクロソケットの形状がニコンF2などと似ている。接眼部は後期型から四角から丸型の標準的な形になった。別に740万台にこだわるわけではないが、ニコンFとしては最も使いやすいと感じているからだ。
何故ニコンFを復活させなければならなかったか、それは2.1cmレンズだ。この2.1cmのオールドニッコールは残念ながらニコンF3Pには装着できない。ニコンF2には装着可能だから、F2でも良かったわけだが、カメラマンとしてのコダワリがある。
スタジオカメラマン時代にF2も持ってはいたが、単に好きになれないとういうだけの理由でF3が出るまではいつもニコンFを好んで使っていた。それゆえ私の場合は2.1cm用はニコンFしかあり得ない。

カメラに取り付けた時の大きさはパンケーキで親しまれているAi Nikkor 45mm F2.8Pとほぼ同じ大きさで、マウント基準面からレンズ枠先端まで約17mm。しかし3群4枚のテッサータイプでミラーが存在するパンケーキに比べ4群8枚構成でミラーがなく対称構成の2.1cmは画角はもちろん異なるが、私は角よりも格が違うと思う。
現代とは物価が異なるが、2.1cmの発売時価格は3万あまり、そしてニコンFの発売時価格は
昭和34年発売時  5cmF2付き67000円 本体47000円
昭和37年4月時 50mmF2付き59000円 本体44500円
昭和41年4月時 50mmF2付き58700円 本体44200円
昭和44年4月時 50mmF2付き58700円 本体44200円
昭和49年2月時 50mmF2付き75000円 本体54000円
同じ型番で値下がりしたカメラも珍しい。ある意味時価である。
NIKKOR-O 1:4 f=2.1cmはもともとNIKON Sシリーズ用の広角レンズだったものニコンFをミラーアップして、さらにミラーボックス内部と干渉しないように一部をそぎ落としてNIKON F用としている。
レトロフォーカスの20mmF3.5UDなどもカメラのファインダーを使えて便利だが、2.1cmの対称構造のレンズの魅力は使ったことのある人でなければ解らないと思う。
ハッセルブラッドSWCのビオゴン38mmとレトロフォーカスのディスタゴン40mmの描写の差は顕著だ。大判カメラのスーパーアンギュロンも然りだ。
まぁ、そんなことよりもこのレンズをニコンFの装着して撮影することがとにかく楽しいのである。下の写真は今日次男が生まれてはじめてニコンFに2.1cmF4を装着して撮ってみたスナップだ。はたして気に入ってくれただろうか?
現像とデータ化はハーフ判のダイヤル35などの現像&データ化をお願いしているフォトドペックスさん。

(写真をクリックすると大きなサイズをご覧いただけます)




いずれもDxO Filmpack v2にてILFORD FP4 PLUSを選択して金調色加工
(NIKKOR-O 1:4 f=2.1cm / NIKON F / KONIKA MINOLTA CENTURIA SUPER 400 Color NEGA film)

参考に車庫のレンガ壁を撮ってみた。さすがに単焦点対称構成の広角レンズらしく湾曲は少ない。右側が暗いのは周辺減光ではなく、軒下になっているため。
2011年5月4日 | 記事へ | コメント(0) |
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2011年04月09日(土)
南相馬市長がユーチューブでSOS
福島県南相馬市といえば昨年取材で訪れた場所だ。
その南相馬市の桜井勝延市長がYouTubeで実情を訴え、支援の呼びかけを行った。
今私が住んでいる地域に長期にわたる避難指示が出たとしたら・・・・
自分に置き換えて考えてみた。
市長の切なる訴えを­聞いてください。おねがいします。

2011年4月9日 | 記事へ | コメント(0) |
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2011年03月06日(日)
お〜!師匠からのお知らせが
見たことの在る写真。
実はコレ、NEX-VG10の写真用レリーズを思いつかれたhal_shimpachiさんの最新RECトリガーリモート。私のアクセサリーシューのアイデアを用いてバージョンアップされたそうだ。氏とはある映像コミュニティーのフレンドである。

完成したhal_shimpachiさんのトリガーリモート。レリーズを取り付ける金具には古いPCのモデムボードの金具を流用されたそうだ。アクセサリーシューはやはり古い業務用ビデオカメラのリサイクルということである。アクセサリーシューを用いることでハンディー使用時と三脚使用時の切り替えが簡単に行える。
hal_shimpachiさんのブログがあるので是非ご覧戴きたい。ミュージックPVなどを作られている方だが、音楽や映像以外の記事もとても楽しい。

ちなみにhal_shimpachiさんのトリガーリモートの初号機がこれ。
トリガーリモートの全てはこの1枚の写真から始まった。氏がこれを公開してくれなかったらVG10はいつまでもRECを押し辛いカムコーダーのままだったと思う。まさにアイデアの共有である。改めてhal_shimpachiさんに深く感謝申し上げたい。
2011年3月6日 | 記事へ | コメント(1) |
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2011年01月22日(土)
NEX-5ダブルレンズキットを貰った
NEX-VG10を使っていてとても気にいっている。そして同じマウントを採用しているデジタルスチルカメラのNEX-5がいいな〜と思っていたところに突如舞い込んだNEX-5ダブルレンズキット。
実は昨年12月5日、長女や次男からはプレゼントを貰っていたのだが、長男はてっきり忘れているのか、何も無かった。それが先日「結局これが一番嬉しいやろう」というわけで一ヶ月遅れの誕生日プレゼントである。本体と3倍ズーム、16mm単焦点レンズのキットに予備バッテリーと16GBのSDHCが入っていた。
「マウントアダプターが色々有るから何でも使えるやろ?」というのがNEX-5を選んだ理由らしい。よくわかっている。たしかに欲しい欲しいと思っていた。先日完成した【ZiggyJIB】にNEX-5にウルトラワイドコンバージョンレンズを付けてクレーンに搭載すればヘッド部分が非常に軽量となってクレーンの車載運用も可能になりそうだ。

しかしまずはニッコール装着してみる。20mmF4はF4の暗さと焦点距離の短さからマニュアルフォーカスの光学ファインダーではかなり使いにくい。しかしNEX-5のフォーカスアシスト(7倍・14倍拡大)なら正確なピンとあわせが出来る。またチルト付きマウントアダプターの場合はマウントアダプターを三脚に固定してカメラ部を動かすことでアオリの調整が出来る。いわばアオリとの相性がいいのもNEX-5の特徴といえる。
NEX-5で是非とも試してみたいと思っていたのがこのZoom-Nikkor 85-250mm F4(Ai改)である。1961年発売の古いレンズで、後に発売された80-200EDや50-300EDにその座を譲って隠居状態だ。しかしNEX-5なら正確なピント合わせが出来るかもと考えた。先太な感じがどこかハッセル時代に使っていたテレテッサーの350mmぽい。

NEX−5は液晶の角度が可変できるのでローアングルからハイアングルまで自在に対応できる。NEX-5を持った時にもそれまでのサイバーショットシリーズ(DSC-707/DSC-828/DSC-R1)で感じたハッセルっぽさが良い。さらにNEX-5ではレンズの交換も可能だ。動画みならず、写真も楽しくて仕方が無い56歳である。
2011年1月22日 | 記事へ | コメント(0) |
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2011年01月16日(日)
やはり白い色がいい。けれどもデジカメは黒
どうでもいいことだが、今日のJENNY GUさん。やはり白い方が似合う気がする。



明日は4カメのスイッチング現場。私はテクニカルディレクターを担当。
先日現場撮影用のサイバーショットDSC-T100が落下して現場レポートの写真が撮れないで困っている。新しいコンデジはリーこーのGXRというユニット交換式のカメラで3倍ズームが付いたGXR-S10というセット。当初10倍付きのP10を考えていたが、撮像素子が小さいこととレンズの描写から3倍を選んだ。
この3倍セットは撮像素子がCMOSではなく1/1.7吋のCCDが使われている。35mm換算で24mm〜72mm相当の画角は現場には良さそうだ。また、この3倍レンズの専用オプションとして35mm換算19mm相当のワイドコンバーターと135mm相当のテレコンバーターも揃っていることなど、なかなか魅力的なコンパクトデジカメである。


ボディーはMade in ChinaでレンズとCCDが入ったカメラユニットはMade in Thailandだそうだ。ちなみに10倍のP10はユニットもMade in Chinaだった。
2011年1月16日 | 記事へ | コメント(0) |
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2011年01月01日(土)
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。



アナログ放送が停止する2011年、過去を振り返りつつ脱兎のごとく突き進みます。
2011.1.1
2011年1月1日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年12月13日(月)
KIPONにNIKONでNEXはアオリが可能

とても面白いマウント変換アダプター。
NIKON FマウントのレンズをNEXマウントに変換するアダプターだが、このブログの左下にある【NEXマウントアダプタ】のオークション紹介に出ていた。落札は即決で8800円だった。これが有れば焦点距離の短いニッコールレンズの場合もチルトを用いたアオリ撮影が無限からフォーカスが合うようになる。NEXが静止画でAPS-C、動画でAPS-HDとなっているため、イメージサークルが大きい35mmフルサイズのニッコールレンズなら広角レンズでもアオリが可能になる。
ベローズユニットのPB−4の場合はベロースニッコールやELニッコールの一部を除けば無限でのチルトは不可能だ。ミラーレス構造のNEXだからできる芸当だ。

出品者の方がNEX-5に取り付けたAFのDレンズ(絞り環付)を装着した写真を掲載されていたので転載させていただいた。到着は明日午前中の予定。
中之島で開催されているOSAKA光のルネサンスをチルトを使って撮影したいと考えていたのでうまく間に合った。以前にBluRay版のDVDを撮影したが、VG10にニッコールレンズを装着してチルトを利かせれば面白いものが撮れそうだ。
※このアダプターは絞り環の無いGレンズでは使用できないので注意が必要だ。購入の際には注意していただきたい。
2010年12月13日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年12月07日(火)
VG10でモノクロ写真
NEX-VG10はHandycamということで基本はビデオカメラということだが、これで写真を撮るというのはものすごく楽しい。
3吋の液晶パネルは上から覗くとちょっと八ッセルブラッドかローライフレックスの気分。感度は12800に設定し、クリエイティブスタイルはB/W。ノイズの乗り方がトライXやイルフォードのHP-4を3200くらいに増感した感じ。コントラストを調整して、シャープネスは現像液のエッジ効果といったところか。12800といえば3200よりも2スピード高感度で、ノーマルのHP-4(HP-5)に比べると5スピード高感度になる。 暗視鏡ではないが、夜間のスナップは非常に快適だ。
気分が乗ったので南方のクライアントの事務所付近をVG10片手にスナップしてみた。
写真はそれぞれクリックすると大きなサイズでご覧いただけます)
 
 
 
NEX-VG10 / SONY E18-55mm F3.5-5.6 OSS / ISO 12800 With DxO Filmpack v2

このカメラ、もしかするとストリートフォトに向いているのかもしれない。

ひとつ面白いソフトウエアを紹介したい。 DxO FilmPack 2というDXO Labsのソフトウエアだ。これを用いるとさまざまな定番銀塩フィルムのスタイル、カラー、粒状感をデジタル画像に忠実に再現できる。私はV1から使ってきたが、モノクロだけではなく、エクタクロームやコダクローム25/64など計50種類のフィルムレンダリングが可能で、異なったフィルムレンダリングやフィルムの粒状感を組み合わせることも可能だ。扱えるファイル形式はJPEG及びTIFF。RAWデータは扱えない。操作は極めて簡単でマニュアルなど必要ないほど簡単だ。
しかし考えてみるとフィルム時代、特に印刷原稿のポジフィルムでは撮影時に正確なカラーバランス、露出を決めなければならないのは当たり前だった。4×5等で二枚撮りしたとしても減感1/3、増感2/3が限界だった。
近頃のデジタルカメラのようにRAWデータ記録することで露出やカラーバランスを後から修正できることは確かに便利かもしれないが、RAWデータカメラマン達は撮影後に撮影に要した以上の時間をデジタル現像に費やしているようだ。以前は撮影済みのポジフィルムをラボの集荷に渡せばその日の仕事は完了した。翌日に現像の上がったフィルムをチェックしてショーレックスに入れてマウントすれば納品出来たのである。昔のように撮影と現像、レタッチ作業は分業出来ていたほうが良かったのではないだろうか。
若いカメラマン達がRAW現像に追われている姿を見ると気の毒にさえ思えてくる。ちなみにNEX-VG10はRAWデータは記録できない。JPEGのみしか撮れないことがかえってフィルムっぽいと感じている。

 ソフトウェアトゥー DxO FilmPack v2

 ソフトウェアトゥー DxO FilmPack v2

価格:11,814円(税込、送料別)

2010年12月7日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年11月08日(月)
ソニー報道発表 PMW-F3 PLレンズ3本付きで約200万
【新開発のスーパー35mm相当“Exmor”CMOSイメージセンサーを搭載し
PLレンズに対応したデジタルシネマカムコーダー『PMW-F3』シリーズを発売】


パナソニックのフォーサーズカメラに続いてソニーからも出てきた。とにかく安い。ある意味安すぎるともいえる。
おもわず「買い!」と決め込みそうになるが、チョット待った!

確かに製品は素晴らしく、PLレンズが3本付いてこの価格は脅威だ。さらに収録ファイルはAVCHDではなく、MXF準拠のXDCAM EXと同じ。さらにオプションを搭載すれば4:4:4のHDCAM SRへの出力も出来る。パナソニックのAF105の倍ほどの価格だが、その分格も違う。それがレンズも3本付いて200万ほどだからすぐに飛びつきたくもなる。
だがこのカメラを使う頻度を考えると二の足を踏んでしまう。というのもこのカメラを使う仕事ではカメラマンの他にセカンドは必ず必要だろうし、ズーミングよりはトラックショットということで特機も必要になる。もちろん照明部は絶対に必要だ。つまり機材は安くても撮影は大掛かりになる。普通の取材ではやはり高倍率のズームレンズや超広角&高倍率のショートズームを付けたENGカメラが中心になる。つまり稼働率が低いということだ。
東京はともかく、大阪ではこのカメラでなければ撮れないという仕事は限られるだろう。月に3〜4日稼動するのであれば2年ほどで機材費は回収できるだろうが、1〜2回程度ならばレンタルで十分対応できるし、映画機材のレンタル会社には高価なPLレンズや周辺機器が豊富にある。もちろん特機やVEさんも、それに車両もお願いできる。その場合はもちろんグロス計算も可能だ。

今回発表されたPMW-F3はとても魅力たっぷりの製品ではあるが、ここは冷静に判断する必要があると考えた。しかしこれが仕事ではなく趣味で風景などを撮影する人にとっては小型軽量ということも考えるとかなり面白いカメラになるだろう。価格もニコンのデジタル一眼レフのフラグシップ機D3xと高性能レンズ数本分ということであり、そのうち趣味でPMW-F3カメラやパナソニックのAG-AF105で撮影する人も出てくると思う。なんといってもこのPMW-F3の価格は最近の高級ミニバンの半分なのだ。
私の場合「このカメラを買いますか?」と聞かれれば答えは一つ「絶対に買いません」と返事するだろう。しかし「そのうち必ず使います」とも。
お付き合いのある機材レンタルの会社が複数台導入してくれることを期待しておこう。

このカメラは標準マウントアダプターはPLマウントになっているが、根元は既に発売されているカムコーダーのマウントらしい。つまりPLマウントが固定されていればPLマウントよりフランジバックが短い35mm一眼レフ用のレンズは装着できないが、マウントアダプター形式であることで様々なレンズに対応できると考えられる。間もなくinterBEEが始まるが、その時にはPMW-F3の全貌がわかることになるだろう。
2010年11月8日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年10月02日(土)
パナソニックにカルテル罰金41億円 米司法省
【パナソニックにカルテル罰金41億円 米司法省】だそうだ。

Asahi.comからの引用である。
 【ニューヨーク=山川一基】米司法省は9月30日、パナソニックが冷蔵庫や冷凍機の基幹部品である冷却用コンプレッサー(圧縮機)を巡り、国際的な価格カルテルに参加していたとして、4910万ドル(約41億円)の罰金を支払うことで合意したと発表した。
 このカルテルには米家電大手ワールプールのグループ会社も加わっており、同社は9180万ドル(約77億円)の罰金を支払う。
 司法省によると、両社は2004〜07年に他の企業も含めて複数回協議し、販売価格を調整。参加各社は、決めた価格を関係者が守っているか監視するための情報交換もしていた。同省によると、冷却用圧縮機を巡る価格カルテルでは初の罰金という。
 パナソニックは1日、「適用法令などを総合的に勘案し、米司法省と司法取引契約を締結することにした。事態を真摯(しんし)に受け止め、信頼回復に努める」とのコメントを発表した。

41億円といっても年商7兆4千億円、営業利益1千9百億円の企業にしてみれば営業利益で考えても41億÷1900億=0.0215789474であり、売り上げ高でみると4,100,000,000÷7,400,000,000,000=0.000554054054となり、それは1万円のうちの5円50銭つまり5円半。痛くも痒くない金額だろう。
だがこのことで失う信頼は大きい。事態を真摯に受け止め、信頼回復に努力して欲しい。

パナソニックからの10/1付プレスリリースは下記でご覧下さい。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn101001-3/jn101001-3.html
2010年10月2日 | 記事へ | コメント(0) |
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