2006年10月31日(火)
「バリアフリーなウェブサイト」という検索だ。
インターネットはメールのやり取りやWEB、IP電話など、様々な形態で我々の生活を支えている。特に今日のWWWは文字や画像に限らず、動画、音声など動的なコンテンツが融合し、情報交換に無くてはならない存在になった。また遠隔操作によるセキュリティーへも発展し、現実としてのユビキタスネットワーク時代に入ったと言える。そしてこれらの根底に流れるものは「自由」である。多言語への翻訳プロキシーなどが一般化してきたこともあり、私はインターネットを「世界中を自由に移動できる情報ハイウェイ」だと考えている。ところが最近無知なウェブデザイナーによってインターネットの自由が脅かされているように思う。
世の中には健常者だけではなく非健常者の数も年々増えている。何故増え続けるのかといえば、それは高齢化である。健常者として生活してきた人も年齢を重ねることによっていつの間にか視力や聴力が衰え、また時に歩行機能に障害を持つこともある。つまり健常者と言えども50歳を過ぎれば非健常者予備軍といっても過言ではない。
私も例外ではなく、これまで普通に読めていた小さな文字のホームページが老眼鏡をかけても読みづらくなってきた。フォーカスではなく網膜の分解能(解像度)低下である。これを解決するにはブラウザで文字サイズを大きくするのが最も良い。ウインドウズの場合はCtrlキーを押しながらローラーを回すと文字サイズが大きくなる。これはエクスプローラーのバリアフリー機能である。賢いウェブデザイナーはバリアフリーについてもよく勉強していて画像にALTタグで代替文字も用意している。これは音声ブラウザに対応したバリアフリー対策である。
2025年には65歳以上の人口が総人口に占める割合が27.4%になると予測されている。インターネットは自由だから、どういう風にデザインしてもかまわないが「ブラウザで文字のサイズを変更できない」ようにしたがるのは間違った考えではないだろうか。やはりユニバーサルデザインやユーザビリティを考える必要がある。「Webサイトも“バリアフリー”に! できることから始めませんか」はかなり古い記事だが、こういうことを知らなかったり、興味さえ持たないウェブデザイナーが多いことは嘆かわしいことだ。WEBデザインナーを養成する各種専門学校においてはユニバーサルデザインやバリアフリーについての教育を充実させてもらいたいと望む。
自由なネットワークであるからこそ健常者と非健常者をシームレスに繋ぐシステムが必要ではないだろうか。コンピューターを利用する企業は次の時代のためにバリアフリーなユビキタスネットワークを推し進めることが必要だと考える。バリアフリーに興味のある方にはhttp://www.infocreate.co.jp/bf/index.phpが参考になるかもしれない。私は以前からバリアフリー無料診断を利用しているがなかなか便利なものだ。
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2006年10月31日
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2006年10月26日(木)
「インターネット ムービー 変換」というキーワード。最近使い出した「インターネットムービー」と関連したキーワードで約958,000件中のトップにランクされていた。以前はストリーミングという表現を使っていた。しかし今日のように動画配信が普及するとストレートに意味がわかる表現のほうが良いと考えて「インターネットムービー」に変更した。ストリーミング???という人でもこれなら解っていただけるだろう。958,000件という数字を考えてもこれからは「インターネットムービー」が良さそうだ。
インターネットでの動画配信は圧縮技術の進歩によって、ついにハイビジョンコンテンツまで配信が可能になった。これまでの「小さく汚い」から「DVDよりもきれい」という時代に入ったのだ。私はアップルのMovie Trailersで映画予告編をよく見る。480P/720P/1080Pによるハイビジョンムービーが目白押しだ。視聴にはQuicktimePlayer7(出来ればPRO版がベスト)が必要だがffdshowをインストールすることでMediaPlayerでもH264のハイビジョンムービーを視聴できる。ちなみに私はQuicktimePlayer7Proのユーザーだが、普段は使い勝手の良いWindowsMediaPlayer+ffdshowで720PのQuicktimeムービーを視聴している。とにかくハイビジョンインターネットムービーは素晴らしい。まだ体験されたいない方は是非ご覧いただきたい。インターネットムービーに対する認識が変わるのではないだろうか。
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2006年10月26日
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2006年10月21日(土)
「再生出来ないDVD プレステ2」である。DVDというよりもDVD-Rと言う方が正しいだろう。プレステ2での再生互換はけっこう苦しめられた。たとえばカノープスのMPEG CRAFT DVD/1〜3ではうまく行かない場合が多い。原因の一つはMPEG2レイヤー2のオーディオが考えられる。現在はNTSC圏ではAC-3のドルビーデジタルが標準になっていて、MPEGオーディオはPAL圏で使われているくらいだ。他にもオーサリングソフトの持つ互換性も大きく左右する。もちろんソニーのバイオで焼けばプレステ2でも問題ないだろうが、逆に他メーカーでうまく再生できなかったりする。
もともとFor General自体が自己記録、自己再生を基本に考えられたフォーマットだから仕方が無いとも言える。しかし現在ではFor GeneralのDVD-Rでの納品が殆どである。これが最終ユーザーのパソコンやDVDプレーヤーと互換性が無ければ問題になる。DVD-R納品を始めた頃は再生できなかった機種名を知らせてもらい、新しいオーサリングソフトを導入するたびに検証していったものだ。また二流、三流といわれるメーカーのDVDプレーヤーを購入して検証もした。そういった作業の結果、最も互換性の良いオーサリングソフトにたどり着いたわけだが、そこにたどり着くまでには多数の時間と費用がかかった。おそらく何処も大きな声では何を使っているかは公表していない。これは映像会社の辿らなければならない道順であり、それぞれの会社のノウハウである。
ただし個人的にはMPEG CRAFT DVDやiDVD、DVD Studio Pro等を使用している。
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2006年10月21日
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2006年10月20日(金)
「PentiumD 限界」である。コンピューターと言うものは欲深いもの、というよりも使い手の人間が欲深いのである。
Pentium Dを手に入れたときにはMPEG-2のエンコードをリアルタイムの約2倍の速さでで出来るデュアルコアの処理能力に感動したものである。しかしそれに慣れてしまうとまた次を求めてしまう。
現在Pentium Dは3GHzのものと3.2GHzを使用していて、HDVの編集には3.2GHzを使用して、SDは3GHzのものを割り当てている。しかしSDの編集が忙しくなり、とても3GHzでは追いつかなくなってしまった。といって、新しいマシーンを組んでいる時間もないため、やはりここはクロックアップで対応する。3GHzのものを3.4GHzで駆動するわけだが、結果から言うと問題は無かった。CPU温度も60度弱と落ち着いている。どうやら当たりが良かったようだ。3.4GHzも3.0GHzも基本的には同じ石であり、出来の良いものは高いクロックになり、出来の悪いものは低い周波数で出荷される。これが安定生産の時期になると歩留まりが良くなり、低いものでもかなりクロックアップできるようになる。私が使っていた3.0GHzも昨年購入したもので、おそらく歩留まりが良かったのだろう。3.4GHzになったおかげでMPEG-2エンコードは確実にリアルタイムの倍の速さに上がった。
今後インテルに求めるものはデュアルコアだけではなく、トライコア、クワッドコアのCPUだ。「三人寄れば文殊の知恵」というが、複雑な作業を高温で動作する高クロックCPUではなく、低クロック、低温度のCPUでより速い並列処理を行ってもらいたいものである。
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2006年10月20日
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2006年10月17日(火)
「気ままおやじの花店」という検索。検索結果は「日々好日」アーカイブ by 千里ビデオサービス」の「メッセンジャー」という記事だ。今日一日で数十件の検索があった。
なぜこの検索が多かったかははっきりしている。NHKで土佐堀商店街から生中継があり、気ままおやじの花店のご主人が生出演されていたからだ。肥後橋商店街は私が昔勤めていたスタジオが有った場所から近く、よく通った場所だ。
テレビとインターネットが極めて近い存在になってきた。私の会社では日立のWOOOをパソコンに繋いでいて、パソコンを使用しているときにもテレビをPinPの子画面で見ることが出来る。インターネットと連動した番組のときは極めて都合がいい。またテレビを見ていてクイズのあて先などは静止画にすることで録画の必要も無くメモが取れる。便利な時代である。
10月に入ってからも連日現場が続いている。しかし世の中の情報はいち早く収集しなければ明日を生きてゆけない(ちょっと大げさすぎるか?)統合されたメディアはOfficeのように必需品になるだろう。
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2006年10月17日
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2006年10月09日(月)
「擬似ストリーミング WMV」である。WWWサーバーからの動画配信は擬似ストリーミングが便利だ。インターネットの高速化が進み、ストリーミングサーバーを用いないhttpによる動画配信だが、動画の転送レートとダウンロード速度が計算され、必要なバッファが溜まった次点で再生を開始してくれる。現在「タナゴの水槽」を1024x576ピクセルのほぼHDTVで配信しているが、ZAQでの接続(ZAQプレミアム)でも10秒ほどの待ち時間で再生が始まる。またダウンロード型の擬似ストリーミングだから、一度視聴すれば、次からはPCのTemporary Internet Filesに残ったキャッシュを再生するため、瞬時に再生が始まる。ダウンロードされてしまうことで著作権収入に支障をきたす音楽配信では擬似ストリーミングは適当ではないが、企業PRや趣味の配信であればダウンロードできる擬似ストリーミングの方が好都合ともいえる。ただしWWWサーバーであってもバックボーンは太くないと配信に支障をきたすことになる。
「タナゴの水槽」を配信し始めた9/28から今日までのアクセスは400件にのぼり、実は問題が生じてきたのだ。月に100件程度だろうと予想していたのだが、400件の新規アクセスは206MB×400=82.4GBにもなる。そして案の定サーバーからNotification of problem domainsというサブジェクトでこんなメールが届いた。
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Limit has been exceeded on domain 'www2.svs.ne.jp'
owned by client 'svs-www'
(Contact name 'Senri Video Service Co.Ltd'):
Disk space usage: 1528.64 M
Disk space limit: 4.00 G
Traffic: 116.17 G
Traffic limit: 100.00 G
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つまり16.17GBの転送量の超過である。
1GB当たりの超過料金は200円だから3,200円の超過料金となる。これでは今後新規1アクセス(キャッシュされていない新規のみと考えて200MBの動画に新規1アクセスとしている)で40円のコストがかかり、100アクセスに対して4,000円ということになる。つまり大きなファイルを配信することは控えた方が良さそうだ。だが始めたばかりで止めるのはいかがなものかということで、1ヶ月あたりの転送量が300GBのサーバーを契約する事にした。ただし月額10,000円のコストアップになる。これを携帯電話で言えば私が使っているドコモのタイプLやタイプLLのようなものに相当する。これなら月に1,000アクセスあっても定額と言うことになるが、年額120,000円は大金だ。12万円の利益を出すためには100万円の売り上げ増が必要になる。
サーバーのグレードを上げることで転送量や容量に余裕が出るため、実は現在1280x720のハイビジョンコンテンツの配信も計画している。そして動画コンテンツ対する名称もストリーミングを用いず「インターネットムービー」を用いる事にした。一般のユーザーにはこの名称を用いる方がシックリするだろうと考えたからだ。
私の計画における「PR効果」対「コスト」ということでの良否はクライアントからのリアクションにかかっている。外れれば当然減俸は免れない。自腹サーバーになってしまう。このことを家内に言うと「あなたタバコ止めますか?それともサーバー止めますか?」と突っ込まれた。もちろんどちらも止めることは出来ないのだ。
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2006年10月9日
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2006年10月01日(日)
「Mixi 気持ち悪い」だ。Mixiが気持ち悪いということを書くのはこれで2度目になる。今回もMixiからリンクされるのが気持ち悪いのだ。Mixiユーザーには申し訳ないが、「Mixiやってます」といわれるとどうしても引いてしまうのだ。おそらくMixiユーザーもこういう私には引いてしまうと思う。
だが「Mixi 気持ち悪い」の検索結果から見ても「気持ち悪い」と思う人間もかなりいるようで、Mixiを気持ち悪いということに罪悪感は無い。
アクセスログを辿ってもログインしなければ何も見えないのだ。リンクされているのにそこで何が書かれているのかが見えないということは、インターネットにおいて致命的な欠点だと思う。これは最近の小中学校のいじめにも通じるような気がする。たとえばAさんのことを書いたメモがAさん以外の生徒の間で回覧される。しかしその内容は決してAさんには見せない。そういうことが行われていることを知っていても知らぬ顔をする教師。私はSNS予備軍的なものが学校でのいじめの片棒を担いでいるように感じる。これは学校に限らず、会社組織においても同様ではないだろうか。
私は子供時代にいじめたこともあればいじめられたこともあった。そしてそれは非常に陰湿なものであったと記憶する。今それを振り返れば、いじめに屈しないためには「強くなければならない」のだ。肉体的にも、精神的にも強くなければならない。
今、学校でいじめられている子供たちに私から言うことは「いじめられたら、いじめ返せ」である。そしてその強さが無ければ「学校に行くな」だ。ニュースで報道されている「学校でのいじめ行為」は、外の社会では恐喝であり、暴行に相当するものだ。親御さんにも言いたい。子供の仮面を被った犯罪者がいる環境に大事な子供を通わせることは決して義務ではないのだ。「学校に行かせない」ということは「緊急避難」として当然のことだ。義務教育よりは子供の命を守る方が重要ではないだろうか。
思ったコトをすぐに言ってしまうのは私の悪い癖だが、黙っていたく無いことが最近多すぎる。
11/20加筆。mixiが気持ち悪いという表現は誤解を招くようだ。
「mixiからのアクセスログが気持ち悪い」と訂正しよう。
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2006年10月1日
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2006年09月11日(月)
「ストリーミングデータの保存」だ。これは以前に書いた記事と同じだが、私はMPXを使用して保存している。MPXは.asxのメタファイルからストリーミングサーバーを割り出して、mmsプロトコルでファイルを保存してくれる。大変便利なそふとだが、やはり著作権を考えて使用しなければならない。
WINYもそうだが、優れたソフトウエアであっても使い方、使い手のモラルによって善にも悪にもなり得る。カッターナイフは便利だが、どんなに優れたソフトも使い方によっては凶器になる。
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2006年9月11日
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2006年09月10日(日)
「ストリーミングのwmvをdvdに変換」である。検索されたページは「フィルム&フィルムズ」であり、そこでは「ストリーミングのwmvをdvdに変換」についてなど何も書いていない。つまりハズレだ。
さてストリーミングのwmvをdvdに変換ということだが、それほど難しいことではない。ストリーミングで送られてくる動画データをリアルタイムにAVIやDV信号に変換し、時に必要であればリアルタイムにMPEG2に変換する。その後オーサリングをすればDVDが出来上がる。コンピューターや映像を少し学べば誰にでも簡単に出来る。ただしハードウエアなどには当然費用がかかることを覚悟しなければならない。ただし、DVDレコーダーを使えば、ストリーミング動画をリアルタイムにDVD化が可能だ。私はGYAOの番組を個人的にDVD-Rに保存したりもする。
こういった作業で大事なことは著作権である。これはテレビの録画と同様に「個人が趣味や学習のために」録画する以外は確実に著作権を侵害する行為だ。当然仕事としては行えない。昔の話だが、代行録画を行っていた業者が摘発されたことがある。当然である。稀にタウンページを見た人が「ハイビジョンの番組を録画して欲しい」などという問い合わせがあるが、丁重にお断りしている。
今はメディアが氾濫していて、供給過剰という状態だ。テレビ放送、ケーブルテレビ、CS/BS、ネット放送等々、録画をしても見る暇も無い。しかしその忙しさゆえに録画の必要もあるのだろう。ストリーミングのwmvをdvdに変換を希望される方は自分の力で勉強してもらいたい。
明日から私は四国へ行くが、面白いものがあればキーワードに関係なくブログにアップしてみたい。その後は某農機具メーカーのコンバインの撮影である。もうしばらく忙しい日が続きそうだ。
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2006年9月10日
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2006年08月21日(月)
「DVD 2層とは」でいつのまにか上位になっていた。DVDサービスのサイトが閲覧者の知識欲を満たすために利用されるということはとてもうれしいことであると同時に、正しい情報を提供をしなければならない責任感も感じる。
普通家電量販店で購入するDVD-Rは片面一層で、容量は4.7GBだが、片面二層では8.5GBになる。これは記録層の深さを変え、二重構造によって高容量化を実現しているのだ。DVDもCDやLDと同じく内周から外周へ記録しているが、二層目は外周からな内周に向かって記録し、記録層の切り替えは自動的に行われる。動作もほぼシームレスで、まず気づかないうちに行われる。
記録容量の高密度化はDVDに始まったものではなく、これまでにも様々なもので行われてきた。たとえばフロッピーディスクの場合、当初は7吋だったものが5吋、3.5吋と小型化し、片面の1DD、両面の2DD、そしてより大容量の2HDに進んだ。MOディスクも128MBから始まり640MBまで増えていった。かなり古い話だが、モノラルLPレコードも1957年に1本の溝に2種類のデータが記録できるステレオLPレコードに進化した。
記録密度ではないが、コンピューターの心臓部であるCPUも搭載するトランジスタの数が年々増加し、経験則としての「ムーアの法則」なるものまで提唱された。
これら全ては人間の要求、欲望がもたらす進化だ。まさに「必要は発明の母」である。上記の進化と相反して、進化すると大型化するディスプレーや冷蔵庫というものもあるが、私は小型で密度の高いものが好きだ。
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2006年8月21日
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2006年08月18日(金)
「テレホウダイ」・・・・ほぼ死語である。
テレホウダイが人気だったのはNECが提供するPC-VANやNiftyによるパソコン通信が盛んだった時代から、インターネットが一般に開放されだした90年代前半だったように記憶する。私も例に漏れずニフティーでお世話になった。当時はブラウザとは呼ばず「ニフティーマネージャー」と呼んだ。画像を送ることが出来ないため、文字のみの通信だが、14.4kの速さでもストレスは感じなかった。電話回線ではパソコン通信のほか、電電公社(NTT)が提供するVideoTex通信網があり、MIDIデータなどもダウンロード出来た。また電話番号をデータ通信で案内するAngelNoteなども使用した。
写真は今も事務所に置いてあるエンジェルノートだが、電源入れるとセンターに繋がり問題なく検索出来た。
職業別番号案内は今ではヤフー電話帳を使うことが普通になったが、個人の電話番号検索はできない。私は104でオペレーターを介するよりも遥かに安いMacintoshのAngelLineを今も使用している。何れも現在は56kのモデムを使用するが「ピー・ギャギャギャ・ザーー」という音を聴くとテレホーダイを思い出す。
今はインターネットに30Mbps〜100Mbpsで繋がっていて電話モデムの時代とは全く別な次元に進化している。それでもやはり画像が多すぎるページは重いのである。ホームページは閲覧するパソコンやサーバーの負荷も考慮して、やはり軽い方が好感を持たれるのは以前と全く変わっていない。
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2006年8月18日
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2006年07月19日(水)
クラリスワークス windowsXPである。やはりクラリスワークスはマックでもウインドウズでも使いやすい。しかしクラリスワークスもWindows98以降は動作保証が無く、個人の責任において使用することになる。Macintoshも同様でOS-9では動作保障は無い。もちろんOSXでは動作しない。
私が使っているクラリスワークスはMacOS9英語版上で4.0V4が走り、WindowsXP上では4.0v2が走っている。オリジナルのWindows版は4.0v1で、2000やXPで使う場合はV2にしなければ不具合がある。このアップデータはAppleのサイトからダウンロード出来る。ただしWindows版クラリスワークス4.0v2アップデータはXPでは動作せずエラーになってしまう。Windows2000では問題なくアップデートできたため、私はWindowsXPがインストールされたPCにWindows2000をインストールしてデュアルブートにすることで対応した。Windows2000を起動し4.0v2アップデータを立ち上げる。そしてXPが入ったディスクのProgramにあるクラリスワークス4.0をv2にアップデートする。いたって簡単な方法だがこれでWindowsXPでクラリスワークスが調子よく使える。
私の場合は2000でしか走らないアプリケーションがあるため、デュアルブートにしているが、2000を必要としない場合は互換モードで対応できる。上記サイトからダウンロード解凍したCLWKS402.EXEをプロパティーでWindows2000互換モードに変更すれば問題なくアップデートできる。普通の人にはこちらがお勧めだ。
クラリスワークスの書類はMacintoshと互換性があり、ファイル共有することでオンラインでファイルの受け渡しが可能になる。ただしWindowsで開くためにはcwjという拡張子は必ずつけなくてはいけない。メインマシーンがマックからウインドウズに変わった現在も私のワープロはクラリスワークスである。
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2006年7月19日
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2006年07月08日(土)
「winy ダウンロード」という検索キーワードが後を絶たない。頻繁にWinyやShareの危険性や情報漏洩事件が報道されているにもかかわらず、未だに解らない人が居るのだ。
私のような小さな会社でもファイヤーウォールやウイルス対策ソフト等を使ってIP経由の攻撃からコンピュータを守っている。シマンテックのライセンス料もコンピューターの台数分有り、10ユーザー×2が必要になる。これが従業員数百、数千の企業や公共機関になると莫大な金額になる。
セキュリティー対策を行っていても、その中の一人でもWinyのようなファイル共有ソフトをインストールすれば全てが崩れてしまう。頑丈な壁に内部から穴を開けるようなものだ。Winyのようなソフトを企業内のPCにインストールすることはもちろんだが、組織内から情報を持ち出して自宅にあるWinyの入ったPCに入れることは情報犯罪と言えるだろう。これからの時代は情報管理に対して、企業経営者、組織管理者がもっと厳しい姿勢で臨まなければならない。
Winyは飲酒運転やギャンブル依存症と同じで「わかっちゃいるけどやめられない」ということだろうか。ちなみに私は酒は飲まないし、ギャンブルもやらない。
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2007/1/4追記
Winyのスペルが間違っていた。
正しくはWinnyである。
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2006年7月8日
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2006年05月28日(日)
「ファイル共有winy ダウンロードサイト」でこのページが検索された。こういったキーワードは困りものだ。テレビでファイル共有ソフトの危険が報道されているにもかかわらず、今なおこういったソフトを欲している人が居る。公務員がファイル共有ソフトを自分のPCにインストールし、そのPCから個人情報が流出したというニュースが後を絶たない。
個人のPCにインストールすることは勝手だ。まさにパーソナルコンピューターである。しかし、仕事を自宅に持って帰り・・・ということは危険だ。というよりも、公共のデータをセキュリティーの外へ持ち出すことはあってはならないことだ。時にそれは犯罪にもなる。
私が知る某IT系企業ではフラッシュメモリー等のメディアも含めて、部外への持ち出しを厳しくチェックしている。同時に社外とのTCP/IPによる通信も規制している。ところが、今なおデータに対して無頓着な企業が多いことも事実だ。ハードコピーと異なり、デジタルデータが目視できないことによるのかも知れない。
10万人分の個人データをA4のハードコピーにすれば、500枚入りの束にして200束だ。そのまま積み上げれば10mの高さになる。社内からリアカーで運び出さなければならない。しかしデジタルデータならディスク1枚である。
デジタルに疎い企業であってもデータ管理は最大限に厳しくならなければならない。データ管理空間はレベル5であるべきだ。
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2006年5月28日
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2006年05月15日(月)
Bootcamp windows2000での検索が非常に多い。しかし検索されたページの情報では苦労している人が多いようだ。さらに手持ちのWindow2000がDSP版(OEM版)であったならバンドルされていたハードウエアをIntelMacに組み込まなければライセンス違反になる。まだ、ボリュームライセンスでなければ複数のコンピューターにインストールしてはいけない。つまり通常版を購入しなければならないのだ。しかし2000はすでに販売が終了しているためBootcampでWindows2000を使うことはライセンス的に不可能である。
Bootcamp発表以降WindowsXPのDSP版がやたら売れているという販売店の話だが、DSP版とはWindowsを起動するための必須ハードウエアとのバンドル販売であり、たとえばCDドライブやFDDとセットで売られるものだ。そして起動しているWindowsマシーンには必ずそのハードウエアが組み込まれていなければならない。マザーボードやCPUももちろん可能だが、起動に必要の無いカードリーダーではDSP版をセットで購入できない。普通はFDDとのバンドルになり、先日私もXP ProfessionalをFDDとセットで購入した。
さて、BootcampでWindowsXPの起動だが、気をつけなければいけないことがある。DSP版とともに購入したバードウエアをIntelMacの何処に組み込むかである。様々なハードウエアは有るが、IntelMacに組み込め、かつWindowsXPを起動するために必要なものはそう見当たらない。唯一バンドル可能なものはIntelMacそのものである。つまりIntelMacとWindowsXPの同時購入のみがDSP版の購入方法になる。もしも既にIntelMacを持っている場合はDSP版ではなく通常版を購入しなければならないことになる。
先日購入したXP Professionalだが、現在Professional版はキャンペーン中で、次期OSのWindowsVISTAのベーター版をもらえる。もらったクーポン券には今春準備出来次第に交換と書かれているが間もなくである。
Windows2000もいいが、IntelMacには新しいOSのVISTAが望ましい。アップルはBootcampの正式版でVISTAをサポートするのだろうか。
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2006年5月15日
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