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2011年01月12日(水)
遂に登場!格安NP-FV100互換バッテリー
NP-FV100の格安互換バッテリーが登場した。安い方は何と1,980円だ。
余りの安さに驚いてしまう。ただしショップの説明にはNEX-VG10の記載が無いので、チップセットがVG10をサポートしているのか否かは不明。どなたか進んで人身御供になってくれる方がいらっしゃれば是非結果をお知らせいただきたい。私のところではすでに必要本数が確保できているので今回は私が人身御供になるには無理がある。

私が使っているのはiishopが扱っている互換バッテリーですでに4個を購入し、連続記録時間や充電などのテストを済ませて、今では普通に使用している。また、購入した際の初期不良時の対応についての説明など非常に印象が良かった。

メーカーが純正バッテリーのコストを下げない限り互換バッテリーは次々に登場し、価格はどんどんと下がっていくに違いない。
メーカーに提案として、MCカートリッジのスタイラス(レコード針)交換で採用されている旧製品カートリッジ全体の交換システムと同様に、古くなった純正バッテリーの交換制度を導入を検討していただきたい。もしも純正バッテリーを買い換える際に古くなった純正バッテリーを提出すると半額程度で新品に交換してもらえるのであればユーザーは進んで純正バッテリーを購入すると思う。当然古くなったバッテリーのリサイクル&省資源の効果も大きいだろう。いわば牛乳瓶のようなものだ。私が欲しいのは容器ではなく中身のリチウムイオンバッテリーのエネルギー蓄積と放出の能力だから。

※1/14追記:私が購入したiishopのNP-FV100互換バッテリーは現在売切れの様子です。NEX-VG10互換バッテリーが出れば改めて紹介します。

1/19追記
結論をいうと1,980円の互換バッテリーはVG10ではNGでした。
豆カムHDのバッテリーが多く必要になったので、VG10で検証済みの4980円のものを購入しようと思ったら売り切れ・・・で、ここは一か八かで1980円の少し容量が小さい3000mAhを2個注文しました。VG10で動けばラッキー、NGなら豆カムHD用になります。
そして到着したバッテリーを早速VG10に装填したところやはりそうでした。
互換バッテリーをお使いください】というエラー表示。ただし豆カムHDでは問題なく使用できました。つまりNP-FH対応ということで、NP-FVシリーズは販売店発表の機種以外はNGということです。しかし結果としては豆カムHDの純正バッテリーNP-FH70の1/5のコストで約2倍の容量のバッテリーを手に入れることが出来て良かったといえます。また電圧もNP-FH70と同じ公称6.8Vになっています。格安互換バッテリーの購入には十分注意してください。
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2011年01月11日(火)
マンフロット ユニバーサルスライディングプレート Manfrotto #357
使って良かったお薦めの周辺機器紹介

マンフロットのユニバーサルスライドプレート#357という製品だ。とにかくよく使う。これまでに購入した数は7台。
ベローズユニットのPB-4をチルトで使用するためのL型ブラケットの取り付け部やNEX-VG10の三脚固定部、マットボックスのカメラ取り付け部、HDVカムコーダーの三脚取り付け部、グライドカム4000PROのカメラ取り付け部、そして最近作ったミニクレーンのジギージブ等など。
スライド量も大きくてスチル用望遠レンズをムービーで使用する場合も便利だ。カメラと同じプレートのため短焦点のレンズに変える場合も三脚はそのまま使用できる。アタッチメントを統一することで現場で戸惑うことも無い。
マンフロット製品が嬉しいのは価格だけではなくネジ類が多く付いていること。太ネジ(3/8吋)細ネジ(1/4吋)がそれぞれ2本ずつ付いて来る。ヴィンテンやサクラーなどはそれぞれ1本ずつで追加注文しなければならないが、マンフロットは合計で4本が付属する。また、使わないネジはプレート台座やヘッド部分に収納できるようにネジ穴が付いている。一流の自転車やスポーツカーを作ってきたイタリア人技術者のセンスの良さかと考えたくなる。まさに痒いところに手が届く製品だと思う。
この製品は梅田で買うよりもネットで買う方が安い。私はいつもこのショップ【カメラのミツバ】で購入している。



(マンフロット Manfrotto,357 ユニバーサルスライディングプレート,プレート・ブラケット)
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2010年12月19日(日)
NEX-VG10 改造
【NEX-VG10 改造】というキーワードだった。リクエストにお応え(*^▽^*)して最近行った改造を紹介しよう。
改造といっても大したことではない。VG10のグリップ部分に付いているアクセサリーシューのカバーを取り去っただけである。

オリジナルの状態に戻せるように切断はせずにグリップ部を分解して外した。

カバーを取り去った状態でグリップの上縁は元通りにネジ止めする。
この時ネジタイト等で緩み止めを忘れてはならない。車や飛行機等の振動でネジが緩んでしまうからだ。

カバーを外した理由はコレ。水準器を常時取り付けておくにはハンドル部分のアクセサリーシュー収納部のカバーは邪魔になるだけだ。

二つあるアクセサリーシューのうち前方のストロボ用に水準器を取り付けた。内臓マイクとのクリアランスは7mmほど取れたので純正ウインドジャマーも問題なく取り付けられた。

これが仕上がった状態。グリップ部分からはオフセットしているのでグリップを持つ時にも邪魔にならない。水準器の取り付けアダプターーの先端部は汎用のシュー構造になっているので、真上から見るタイプの水準器以外にも後方から見える透明型にも好感できる。ファインダーを見る場合はその方が都合が良さそうに思う。 追記:改造というほどではないけれど、最近VG10を写真撮影に使うことが増え、シャッターボタンの操作性に不満を覚えるようになった。押しにくいということだけだが、オリジナルのままだとけっこうストロークが深いように感じる。ビデオカメラのAFモードで使う場合にはワンショットAFボタンとしてシャッターボタンを兼用しているために押しにくくしているのかも知れないが、スチルカメラのシャッターボタンとしてはもう少し反応がよい方が使いやすい。
その対応として2mmの発砲塩ビ板をシャッターボタンの大きさに丸く切断して、片側をVG10のシャッターボタンのにに合わせて削り両面テープで貼り付けた。簡単な加工だが、シャッターの感触は全く別物になった。LCDモニターを見ながら撮影するとハッセルの気分になれる。特に両手いっぱいにを伸ばした状態でカメラの天地を反転してハイアングルの撮影をする時などはまさにハッセルのようだ。
2010年12月19日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年12月18日(土)
ベローズ PB-4 マイクロフォーサーズ
【ベローズ PB-4 マイクロフォーサーズ】で検索されていた。
PB-ニコンの古い蛇腹ユニットであり、廉価版のPB-5や新型のPB-6が出ても人気が高く、現在もオークションや中古カメラ店でプレミア付きで取引されている。また販売店に入荷してもすぐに売約済みとなるほど人気がある。
何故人気があるかといえば【アオリが出来る】からだ。
写真はNIKON D700にPB-4とベローズニッコール105mmF4を付けた状態。
検索でマイクロフォーサーとあったが、私はマイクロフォーサーズではなくAPS-HDのNEX-VG10を使っている。NEXマウントアダプターを使用することでPB-4の全ての機能を使用できる。


上の写真はNEX-VG10に(を)取り付けたもちろん【NIKON F→マイクロフォーサーズ】のマウントアダプターを使うことで使用できる。また、EFマウントアダプターを使用すればキヤノンのEOSでも使用できる。
マウントアダプターは近代インターナショナルの高級なものからKIPONなどの低価格なものまで色々販売されている。
右のリンクはGレンズ(絞り環なし)に対応していないタイプで絞り環付きのDレンズやAiニッコール以前のマニュアルフォーカス用である。ベローズに付けるのだからこれで問題ない。ただしもしもニコンGレンズをベローズを解さずに直接マイクロフォーサーズに取り付ける場合を考えるとGレンズ対応を選ぶ方が良い。しかしGレンズをベローズに取り付ける場合はGレンズの絞りをコントロールできるBR-6にBR-2等を併用する工夫が必要になる。


さて、肝心のベローズPB-4だが、このブログの左にある【ベローズPB-4を探せ】にあるようにヤフーオークションに3つも出ている。けっこう珍しい状況のようだ。私の知り合いも入札しているらしいが、さていくらで落ちるのか楽しみである。

現在出ているスライド複写装置のPS-4付きはマイクロニッコールの等倍撮影用M2リングも付属していて注目株だが、それよりも注目できるのはELニッコール135mmF5.6A(NEWタイプ)が付属している。私が使っている旧タイプのものとレンズ構成は同じだが、アタッチメントサイズが写真用ニッコールと同じ52mmとなっているので使いやすい。4群6枚のガウスタイプで色収差は3800Å〜7000Åまで補正された高性能レンズで、じつはこれも生産が完了していて入手困難な代物だ。【ベローズPB-4とEL-NIKKOR 135mm f5.6 アオリ撮影に】というのも気になるところである。
そしてもう一つのPB-4も程度が良さそうだ。現在使っているPB-4の予備に・・・思わず物欲に襲われそうになってしまうが、ここはしばらく静観しておこう。
2010年12月18日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年12月16日(木)
NP-FV100互換バッテリー〜その後
以前購入したソニーのリチウムイオンバッテリーNP-FV100の互換バッテリー(中国製)経過報告。
結論から言うと【今のところ全く問題ない】といえる。合計4本のバッテリーのうち、充電済みの2本は常時カメラバッグに収まっているが、自己放電も気にならない。容量は純正のNP-FV100と比べても公称どおり長時間使用できる。ソニーには申し訳ないが、次も、また他のハンディーカムもこのバッテリーで良いと思う。
ちなみにこの互換バッテリーの販売店が記載している機種は下記のとおり。
対応機種:SONY NEX-VG10 HDR-CX550V HDR-XR550V HDR-CX370V HDR-XR350V HDR-CX170 HDR-XR150 などに対応

1個での購入は4,980円(税込)送料別(500円)となっている。
☆翌日お届け☆ヤマト宅配便☆ ☆新発売☆ ソニ− NP-FV100 互換バッテリー≪残量表示・純正充電器対応≫〜 HDR-CX550V,NEX-VG10 対応 〜

☆翌日お届け☆ヤマト宅配便☆ ☆新発売☆ ソニ− NP-FV100 互換バッテリー≪残量表示・純正充電器対応≫〜 HDR-CX550V,NEX-VG10 対応 〜 4,980円(税込)


また、2個セットでの購入は9,560円(税込)送料別(500円)と安い。
【400円割引】 ☆2個セット☆翌日お届けヤマト宅配便 新発売 ソニ− NP-FV100 互換バッテリー 〜 HDR-CX550V,NEX-VG10 対応 〜

【400円割引】 ☆2個セット☆翌日お届けヤマト宅配便 新発売 ソニ− NP-FV100 互換バッテリー 〜 HDR-CX550V,NEX-VG10 対応 〜特価:9,560円(税込)


また 15時までのご注文で明日届きます 【※岩手、宮城、山形、福島県につきましては、12時までのご注文となります。】と敏速だ。

なお、返品については下記の記載がある。
●製品の初期不良による返品商品到着後7日以内に製品の動作をご確認下さい。
製品に万一初期不良があった場合、正常品との交換をご案内させて頂きます。交換を希望されない場合は商品の代金を返金致します。
送料は、弊社負担と致します。(商品到着後、7日間を過ぎた場合、当方までの送料はお客様負担となります)
●お客様のご都合による返品
購入された商品の返品をご希望される場合、商品到着から7日以内に下記までご連絡お願い致します。
返品頂く場合の送料はお客様負担となります。 返品された商品の確認後、商品代金をお客様のご指定の口座に振り込み致します。返金金額はお支払い頂いた金額から振込みにかかる手数料、送料を差し引いた金額とさせて頂きます。

ネット通販だが私は安心して購入できた。

ロングランテストはいずれまた報告させていただくことになる。
2010年12月16日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年12月14日(火)
KIPONで千里中央がミニチュア風
KIPONのマウントアダプター【tilt NIK-NEX】が届いた。360度のどの方向へもチルトが可能で、かなりのオーバーインフで設計されているためフルサイズのNikkor 15mmや20mmでもアオリが可能だ。とてもよく出来たアダプターだと思う。

チルト部はリングを締めてフリクションで固定できるようになっていて、ある程度締め付けておけば一々締め直す必要が無い程度のフリクションが生じるように粘性の高いシリコングリスが注入されている。NEX-5/3では問題ないがNEX-VG10の場合はアダプターの締め付けノブの位置によっては着脱時にノブ干渉するので干渉しない位置にノブを回してから着脱する必要がある。
夕刻に千里中央へ出かける用があったので、VG10にこのアダプターでAi Nikkor 35mm F1.4を装着して試し撮りをしてみた。絞りは全て開放〜2.8程度。※写真をクリックしていただくと大きな写真をご覧いただけます





簡単だが意外と面白い。今週の暇な時に是非中之島のイルミネーションを撮ってみたいと思う。
2010年12月14日 | 記事へ | コメント(0) |
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HVR-Z5J 番組収録
【HVR-Z5J 番組収録】というキーワードだった。
世の中がメモリー記録に移行しているにも関わらず、今も番組はHDCAMやHDVなどのテープメディアでのオーダーが多い。制作会社からのオーダーの場合はP2などのオーダーもあるが、やはりテープだ。
メモリーはキャプチャーが速いと言う利点はあるが、編集マンが素材に目を通すということではテープからのキャプチャー時に等速で見ることではテープの方が都合がいいようにも思う。
今ゴルフ専門のCSで先日数回ロケを行った番組がオンエアされているが、撮影はHVR-Z5Jで行っている。私が担当したのはオール巨人さんのご子息。1回目は11日21時で次回の放送は16日深夜など7回の再放送がある。
こういった撮影で今最も有り難い物はハンドヘルドタイプのカムコーダーを肩乗せに出来るショルダーリグだ。
ショルダータイプと同様に担ぐことが出来、ラジオマイクのレシーバーをリグの後部に取り付けることで音録りにも都合がいい。メーカーから発売されないので仕方なく作ったものだが、番組でデジ(ハンドヘルドタイプの小型カムコーダー)が多用される状況を考えればメーカーもこういった周辺機器をカムコーダーの開発と同時に行ってくれても良さそうだ。
来年はスーパー35mmサイズのデジタルシネマも発売されるわけだが、メーカーにはサードパーティーとは違ったトータルにデザインされた周辺機器を開発、発売してもらいたいと期待する。
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2010年12月13日(月)
KIPONにNIKONでNEXはアオリが可能

とても面白いマウント変換アダプター。
NIKON FマウントのレンズをNEXマウントに変換するアダプターだが、このブログの左下にある【NEXマウントアダプタ】のオークション紹介に出ていた。落札は即決で8800円だった。これが有れば焦点距離の短いニッコールレンズの場合もチルトを用いたアオリ撮影が無限からフォーカスが合うようになる。NEXが静止画でAPS-C、動画でAPS-HDとなっているため、イメージサークルが大きい35mmフルサイズのニッコールレンズなら広角レンズでもアオリが可能になる。
ベローズユニットのPB−4の場合はベロースニッコールやELニッコールの一部を除けば無限でのチルトは不可能だ。ミラーレス構造のNEXだからできる芸当だ。

出品者の方がNEX-5に取り付けたAFのDレンズ(絞り環付)を装着した写真を掲載されていたので転載させていただいた。到着は明日午前中の予定。
中之島で開催されているOSAKA光のルネサンスをチルトを使って撮影したいと考えていたのでうまく間に合った。以前にBluRay版のDVDを撮影したが、VG10にニッコールレンズを装着してチルトを利かせれば面白いものが撮れそうだ。
※このアダプターは絞り環の無いGレンズでは使用できないので注意が必要だ。購入の際には注意していただきたい。
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2010年11月22日(月)
VG10 ニコンレンズアダプター
【VG10 ニコンレンズアダプター】での検索。かなり上位にヒットしている。
マウント変換アダプターはかなり沢山の種類が出ている。その中で私が使っている【価格が安い】ものを紹介させていただこう。


光学系を含まないものだから高価なものを使う必要は無い。レンズ側とボディー側のマウント面の平行さえきっちり出ていれば十分だ。フランジバックは正確に越したことは無いが、正確すぎてギリギリジャストで無限が出ているものよりは若干フランジバックが短いオーバーインフになっている物の方が都合がいい場合が多い。というのも、ニッコールもレンズによっては距離指標が∞でも∞になっていないものも稀にあり、そういうレンズでもオーバーインフのアダプターなら正確に無限が出る。ちなみに私が使っているソニー純正の16mmF2.8もAF依存のためか、∞で無限を超えるオーバーインフになっている。
また、ズームレンズを使う場合などはオーバーインフのアダプターなら私が行っているようにアダプターのマウントと鏡筒の間に金属箔を挟んでフランジバックを追い込むことも簡単に出来る。もしもアダプターが長ければ削らなくてはならない。
下に紹介しているものは絞りの連動機構が無いもので、AI-Sニッコールまでのレンズに使用するタイプで、絞り環の無いGレンズには使用できない。マニュアルフォーカスのオートニッコールやNEWニッコール、AI、AI-Sに使用する場合はこれが適合する。



もし使用するレンズが絞り環の無いAF-SのGレンズの場合は絞り連動ピンを操作できるタイプが必要になる。これは日本のハンザのもので、アダプターにあるリングを回して絞りを動かすことが出来る。ただし絞り値はF値での表示ではなく、等間隔に表記された数値となり、開放から最小までも目安となる。しかしNEXで使用する場合は元々ライブビューになっているので被写界深度を確認しながら決めるわけで、F値を表示しなくても全く困ることは無い。
ただし価格はGレンズ非対応のものに比べると高価だ。GレンズのAF-S 35mmF1.4と85mmF1.4、60mmF2.8、またDXサイズのAF-S 18-70mm、18-200mm等で使用したが不具合は無く好結果を得ている。


ちなみに明日23日もNEX-VG10にニコンマウントアダプターを装着してベローズニッコール105mmF4+PB-4やズームマクロの70-180mm、ベローズタクマーなど用いてネイルアートのVPを撮影する。従来のカムコーダーでは不可能だった撮影がスーパー35mmに相当する撮像素子を搭載したNEX-VG10がいとも容易く可能にしてくれる。使い方次第で可能性の広がるカメラだと感じている。
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2010年11月18日(木)
NEX-VG10 バッグ
【NEX-VG10 バッグ】という検索が3件もあった。しかし上位の方には全く見当たらなかった。かなり下の方にいずれかのページがヒットしていたのだろう。
NEX-VG10のキャリングバッグについてはぴったりの物がなかなか見つからなかった。マットボックスを装着した状態のものはEOS5D2のジュラケースにぴったり収まったが、マットボックスを使用しない撮影や、写真撮影にはソフトタイプがベストだ。ソニーの純正がヨドバシに有ったがデザインが気に入らなかった。

色々探した結果に落ち着いたものがタムラックの5608 PRO-8というモデル。

VG10の他に16mmF2.8やフィッシュアイコンバーター、NIKON F→NEXマウントコンバーター、そしてNDフィルター、バッテリーなどの周辺機材がうまく収まる。

VG10を出してみたところ。小ぶりのバッグだがポケットも多くて色々なものが整理しやすい。NDフィルターは49mm/52mm/62mm/72mm等のND4/16などが入っている。バッテリーはNP-FV100互換の中国製が数本。ケンコーが代理店だが、ケンコー光学ショップ 楽天市場店には無かった。

嬉しいのはメモリーカード用のポケットがあり、メモリー用のポーチはゴムベルトでバッグとつながっているところ。SDHCやメモリースティックはケースに入れても紛失する恐怖があり、タムラックのような気配りは安心というか、事故防止に大変有効だ。

タムラックのカメラバッグはヨドバシ梅田でもけっこう高いが、楽天のショップを探すと意外と安かった。青いコーデュラナイロンは他の映像機器で使用しているポータブレイスのものと似ていて気に入っている。もしVG10をポータブレイスに入れたならばバッグの価格が本体の10%以上になってしまう。民生機のVG10ではカメラバッグが占めるコストは5%程度が妥当ではないだろうか。
タムラックのバッグは決して高級な価格ではないが作りはしっかりしていて、写真の業界ではドンケと並んでプロ御用達ということだ。

2010年11月18日 | 記事へ | コメント(2) |
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2010年11月15日(月)
マグニファイヤー DK-17M
【マグニファイヤー DK-17M】というキーワードでの検索が多い。
DK-17Mの購入目的はNEX-VG10のファインダー倍率を上げるためのマグニファイヤー二枚重ねだったが、本来の用途としてのNIKONデジタル一眼レフでの使用もすこぶる具合がいい。 AFレンズだとマグニファイヤーの恩恵を感じることは無いが、マニュアルフォーカスレンズの場合は「一度使うと手放せない」ものになってしまう。



写真はNIKON D700にマグニファイングアイピースDK-17Mと【接眼目当て DK-19】を取り付けたもの。マニュアルフォーカスのNIKON F3Pなどではファインダー画像のボケ量が大きく、ピンボケがとてもよくわかるが、新しいカメラではオートフォーカスが主流のため、ボケよりもファインダーの明るさに重点が置かれているのでピントの山が掴みにくい。
マニュアルフォーカスレンズを使用する場合はやはりマグニファイヤーを使って拡大する必要がある。ただし4倍クラスのマグニファイヤーでは拡大時に全画角を見ることが出来ないために跳ね上げ式のマグニファイヤーを用いるしかない。その点倍率は1.2倍であっても常時装着した状態で全画角を一望できるDK-17Mは重宝する。
1.2倍というと大して効果があるようには思えないが、これは使ってみなければ理解していただけないと思う。結局私はNEX−VG10用だけではなく、NIKONのD700やD300用にもDK-17Mを購入してしまった。その点でも現在最安値の2,200円は有り難い。


KPSのマグニファイヤーは販売店によってかなりの価格差があり、現在のところカメラのミツバの楽天ショップが最も安いようだ。もちろんカードにも対応している。


11/18追記
追加分も発送の連絡が来た。
日頃は、Joshin web をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
ご注文いただきました商品を、本日出荷いたしました。 ご注文番号【206032-20101115-xxxxxxxx】
出荷商品:マグニファイングアイピース DK-17M
数量:2
弊社センター出荷日:2010年11月18日
当分は大丈夫の模様
2010年11月15日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年10月22日(金)
SONY F-115 現場
【SONY F-115 現場】での検索。F-115とは1974年に発売され、2003年に販売終了したソニーの防滴型の全天候ダイナミッマイクのこと。

発売当時標準プラグの付いたF115Aとキヤノンプラグが付いたF-115があり、さらにステレオ録音を考慮して特性が揃った2本をペアにしたF-2115があった。
私が最初に購入した学生時代は生録ブームで、デンスケとともにF-2115を買った。それから15年ほど後に会社を作った時に購入したものがF-115である。タッチノイズや風雑音に強く、もちろん防滴構造だから農作業の取材でも活躍した。全天候型の強靭なマイクだが一つ欠点があった。防滴構造ゆえにケーブルはコネクターを介さずに直接出ているのだが、このケーブルが癖の付きやす。音質には影響ないが、映像的には見栄えが悪い。癖が付いたケーブル外してカナレーのケーブルに交換した。1本はミキサーに接続するためにXLRコネクタのままだが、もう1本はワイヤレスマイクのトランスミッターに直接挿せるようにRAMSAのコネクターにしている。メンテナンスのおかげで今も現役でクリアーな音が収録できるが、見栄えが必要な場合はシュアーのSM-63Lを使う。あくまで無骨な全天候マイクである。

惜しまれつつ姿を消したF-115だが、それには理由があった。ソニーのサイトによると
「ソニーがグリーンパートナーということで、無鉛化をはじめとした環境対策に取り組むことになったのが理由です。プロオーディオの製品は何百種類にもなりますから、主にビジネス的な観点で優先順位をつけて対応することになり、残念ながらF-115の順位は下げざるを得なかったということです。サービスパーツを用意しておけば、10年ぐらいは大丈夫だろうとの判断でした。」
ということだ。まさか環境問題から製造を終了したとは知らなかった。大変残念なことだった。
しかし2009年3月、放送界のサウンドエンジニアの復活に期待する熱い思いが伝わり、30年余り愛用され続けて姿を消した"防滴マイク"F-115が復刻モデルとして"防沫マイク"F-115Bが発売になった。
それは単に再生産というものではなかった。
すでに当時の設計者は在職せず、その状況からF-115の音、耐候性・耐久性、信頼性をそのまま復刻するために「プロジェクトX」クラスの苦労をされたようだ。
このことは「F-115B」誕生の軌跡としてサイトで紹介されている。読んでいるととても感慨深い思いになる内容だった。

世の中に出回っている製品、人が造った製品には必ずドラマがある。そしてF-115Bのドラマはエミー賞ものだと私は思う。
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2010年10月21日(木)
VCL-ECF1 再開
【VCL-ECF1 再開】でヒットしていた。 VCL-ECF1とはソニーのNEXシリーズの16mmF2.8に装着するフィッシュアイコンバージョンレンズのことで、
デジタル一眼カメラ用一部アクセサリーに関して、生産工場の変更による一時的な生産停止にともない、『出荷の一時的な中断』や『発売延期』が発生いたします。
ということになっていた。 2010年10月14日(木)  NEX用魚眼コンバーターが出荷再開!として会社のFieldReportに書いていた日が実は再開日だった。


NEX-VG10に取り付けて事務所前で夕刻に撮ったものだが、けっこうよく写る。感度を下げて絞りを開放にしたものだが、コンバージョンレンズとは思えないほどだった。
写真はクリックしていただくと大きいサイズでご覧いただける。




現在も再開が浸透していないのか、中古でも高いフィッシュアイコンバーターだが、私がよく買い物をするマップカメラさんではけっこう安く販売されている。NEX-3や5、VG10で16mmF2.8のパンケーキレンズを使っておられる方にはお薦めできる1本ではないだろうか。
16mmF2.8への装着は業務用ビデオカメラと同じバヨネット式になっていて大変使いやすい。 また製品に同梱されてくるファスナー式の純正ポーチは内張りもしっかりしていて、装着時に16mmF2.8に取り付けていたフィルターも安心して収納できる。
下の写真がポーチを含めた付属品一式。そして私のところに届いたものはMADE IN JAPANだった。生産を再開した工場は日本だったということである。


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2010年10月19日(火)
カムコーダー ショルダーリグ
【カムコーダー ショルダーリグ】という検索が非常に多い。ヒットするページはフィールドレポートのアーカイブ【グライドカムの移動ショット一段落です】そして【HDVカムコーダー・小型カムコーダー用ショルダーリグ】が最も多い。1番にヒットするページにはショルダーリグという記述はあったが、新しく作ったショルダーリグの記載が無かったので検索者への利便性を考え、先日
2010.10.15追記ショルダー型カムコーダーのパーツやビューカメラのパーツを再利用したエコなショルダーリグを開発しました。
こちらに詳細を掲載しています。現在のところ自社用ということで販売は考えておりません。
という記述を書き加えた。
実物の写真はこんな感じになる。これは初期モデルでバッテリーケースは1本用になっている。

実際に私が現場(約時間担ぎっぱなしを2回の現場)で使ってみた結果はかなり良かったが、もう少し後ろを重くしたいと感じた。いつもHDCAMなどの標準サイズのショルダー型カムコーダーを担いでいるM君とも相談したところ、
「これはいいですわ!普通に担げますやん!ファインダーも見やすい」となったが、やはり後ろをもう少し重くした方がいいという感想。そこでバッテリーケースを2本に交換してリチウムイオンよりも重いニッカドタイプのバッテリーを2本入れた。結果はほぼ満足のいくバランスになったが、ワイヤレスマイクのレシーバーを外したり、ワイドコンバーターを装着すると若干まだ前が重い。BP-90型のバッテリーケースは余っているが、あまり重くなっても良くないだろうと、ショルダーパッドをスライド出来るように変更した。
次の写真が改良したショルダーリグ。
M君に2時間半×2回のライブステージで担いでもらったが問題は無かった。ハンドヘルド嫌いのM君だが、これからは嫌わずに担いでくれることになった。

我々が必要を感じたように、おそらく世界中のハンドヘルドカムコーダーのユーザーは必要としていると思う。こういったものは我々ではなく、カメラメーカーや周辺機器メーカーから出てきても良さそうだが、どこの製品も展示会などで実際に担いでみると「帯に短し襷に長し」で購入には至らない。設計している人がカメラマンではないということだろうか。昨日もあることで某巨大メーカーの開発担当の方から電話があった。こういった前向きな姿勢は歓迎する。アイデアや考えは墓まで持っていっても何の得にもならない。考えていることを具体化してくれるであろうメーカーさんであれば、聞かれればなんでも答えていくというのが私の姿勢である。
現在もある映像機器メーカーのコンサルティングをしているが、自分の考えたことが製品に反映されることは非常に嬉しいし、また実際に使う立場としても有難い。ただし機密保持契約を交わしているので製品が発売されても密かに喜んでいるということになる。
最近メーカーが発売前の製品をこういう立場の人に渡してブログやHPで評価するということが流行っているようだが、これについては反対する。というのも、こういった契約を結ぶと絶対に悪い事は書けない。無償提供された代償にブログで褒めても信用は出来ないだろう。「良いものは良い、悪いものは悪い」である。購入して本当に良かったものはいくらでも褒めることが出来る。

このブログにリンクがある「自作の人生」さんもソニーのDXCシリーズのショルダー部分を使って同じようなショルダーリグを作られていた。なんと、製作された時期が私とピタリと一致している。連絡を取り合ったわけでは無いが。つまり時期も同じくして欲しいものが一緒だったということで、これは世の中のユーザーが皆が欲しているものということらしい。
2010年10月19日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年10月01日(金)
nex5 ニコン18-200ズーム用マウントアダプター
nex5 ニコン18-200ズーム用マウントアダプター】という検索だった。
絞り環の無いニコンのAFレンズの場合ソニーのEマウント(NEXマウント)では普通のマウントアダプターだと絞り値が最大(最も暗い)まで絞り込まれてしまうので使えない。

このNEXアダプターは台湾製のものでレンズ側マウント部分にレンズの絞り連動ピンを動かすリングが付いている。指標はないが、これが絞り環として動作する。

アダプター内部の絞り駆動用のピン。リングと直結されているのでリングの回転角は小さいが、適度なフリクションがあるので希望する深度になる場所で問題なく止まっている。絞り環が付いたニッコールレンズの場合はレンズの絞り値をセットしたまま、ワンタッチで開放に持っていくことが出来る、云わばプリセットボタンのようなことも出来る。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDの絞り連動ピンである。このレンズを使うためにこのアダプターを探し出したといっていい。この60mmマクロレンズはそれまでのマイクロニッコールとは違い、フォーカスをレンズの繰り出しだけではなく、焦点距離を可変することで合焦させている。そのため中間リング無しで等倍まで撮影できるわけだが、それよりも嬉しいことはファーカシングの際に画像の大きさが変化せずに合焦点だけが移動する。つまりズーミングしないでボケだけが変わる特性を持っている。写真の場合にはあまり関係ないが、動画では非常に有り難い。2/3吋TVレンズでマクロ機能を使って行っていたことがフォーカスで出来る。機構は判らないがHVR-Z1Jに付いているツァイスのレンズもフォーカスで画像の大きさが変わらないのでフォーカスを送ったり寄せたりする時の映像が美しい。ただし1/3故に深度が深いのは仕方ない。

NEX-VG10にこのマウントアダプターで取り付けたAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDである。もちろんAFやボディー側からの絞り制御は出来ないが、ナノクリスタルコーティングのお陰で大変クリアーな映像が撮れる。このアダプターはどのニッコールレンズをつけた場合でも確実に無限が出るように若干オーバーイングになるように作られている。そのままでは無限遠を越えてしまうので、遠景の撮影では∞に気を付けなければならない。正確なフォーカス合わせがポイントになる。そのためにフランジバックがニコンFマウントの規定であるフランジバック46.5mmより0.3mmほど短い。今回検索されていた【nex5 ニコン18-200ズーム用マウントアダプター】だが、このアダプターではニコン18-200や18-70などのズームレンズでは引きボケを起してしまう。マウントと鏡筒の接合面に極薄のアルミ板などを何枚か重ねて挟むなどしてフランジバックチャートを見ながら追い込まなければならない。

以前このブログにマウントアダプターを紹介したが、写真にある2つのマウントアダプターも若干フランジバックが違う。ズームレンズで問題なく使えたのは右奥に写っている方だけだった。出来ればフランジバック調整機能が付いたNF→NEXマウントアダプターが発売されないものかと期待する。

今回のアダプターは神奈川の小菅さんから購入した。「物売りの魂」というブログで販売様々なアダプター類を販売されている。メールでのレスポンスも良く、安心して購入できた。
また、どうしても国産で!と言う人には宮本製作所から絞り環がついたマウントアダプターが発売されている。ただし近代と同様に価格は台湾製の倍以上ということになる。

気になっていいたフランジバックについては後日レンズ側のマウントとアダプターの鏡筒との間に何種類かの極薄いスペーサーを挿入してフランジバックチャートを撮影しながら追い込んで、現在は各種のMFニッコールズームレンズと組み合わせても引きボケ・中ボケも起こさないようになった。しかし一部のAFズームレンズではテレ端でフォーカスを合わせてワイド端まで引くとフォーカスが甘くなるものもある。やはりAFに依存した設計が行なわれているのかも知れない。こういたレンズで正確にフランジバックをあわせるにはフランジバック調整機構を備えたマウントアダプターが必要ということだろう。
フランジバック調整の結果はFieldReportに掲載しているので興味のある方はご覧頂きたい。
2010年10月1日 | 記事へ | コメント(0) |
| 写真撮影・カメラ機材 / NEX・HDV・HDCAM / 周辺機材 |

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